Masakazu Ide(@IDEmRes)さんの人気ツイート(新しい順)

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励ましで発した「気にしすぎ」「私にもある」という言葉は、当事者がそれ以上の苦しみの訴えをできなくする残酷な言葉になることもあります。 感覚過敏という言葉が知られると共に、その背景には脳の反応の違いがあることが知られることで、その訴えに耳を傾ける社会が作られることを願います。
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#自閉症 者の多くは感覚過敏を持ちます。誰しもが苦手な刺激な刺激はありますが、感覚過敏を持つ人は極端に強く苦痛な感覚を経験し、日常生活を困難にするほどです。人の話し声、廊下をは走る音、鳴り続ける空調の音に苦しみ、具合が悪くなるとすれば、学校に行くことが困難になってしまいます。
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不安によってASDの方の知覚的な処理が向上するという我々の研究知見を紹介します。当事者の感覚過敏は、疲労、緊張、不安などによって強くなることが言われています。それは本人の「考え過ぎ」などではなく、実際に知覚精度が向上しているからではないかと考えます。 twitter.com/IDEmRes/status…
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実験の協力者を再募集しています。ASDの方を対象としています(視力0.1以上)。 fMRI撮影中に視覚の課題を行っていただくものです。 ご協力いただけますと幸いです。 twitter.com/Atsumi_Researc…
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女性ASD児では、男性ASD児に比べて会話でより多くの単語を用いた。男性ASD児はよりゆっくりと会話したが、女性ASD児では使用した総単語数と会話割合が高く、定型発達者と変わらなかった。 男性/女性ASD間の会話における差が、後者を診断で見逃すことに繋がるのではと考察。 molecularautism.biomedcentral.com/articles/10.11…
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自閉症啓発週間に合わせて、本日から4月9日まで、SB新書の発達障害関連本が無料で読めます! 本田秀夫先生の著書などの中、私の著書「発達障害の人には世界がどう見えるのか」も選ばれています。 よろしければこの機会に覗いてみてください。 sbcr.jp/news/424/
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兵庫の武庫川女子大学で講演をさせていただきます! ASDの感覚の特徴を取り上げ、その神経メカニズムを紹介します。 講演をご一緒する中井昭夫先生からは協調運動についてのお話があります。 感覚・運動から発達障害を理解しようとする魅力的な企画です。 ハイブリッド開催でどなたでも参加できます!
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ご報告が遅れましたが、SB新書から書籍が出ております。 ASDの方の感じる世界についての理解を深めるため、科学的知見や事例などを交え、広い層にも分かりやすいようにと意識して作られました。 ASDの方について理解を深めたい方が、比較的手に取りやすい内容かと思います。 amzn.asia/d/fe9COvS
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ご恵贈いただいた書籍を拝読いたしました! ASD、ADHD、LDについて、漫画で平易に解説されています。それとともに、知識がある人でも、なるほど当事者はこんなことに困っていたり、対策をしているんだなと学ぶ部分がありました。 図書館などに置いて、発達障害の理解に役立ててほしい1冊です。
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大きな反響のあったスペースについて、ハフポフトさんが記事にして下さいました。とても良い記事でぜひお読みいただきたいです。 発達障害を脳波などで診断することは現時点では科学的同意がありません。そうした方法で当事者を一括りにすることより、個人の特徴に目を向けることが大切だと考えます。 twitter.com/HuffPostJapan/…
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先日のスペースでご一緒した柏先生がAeraの取材に応じています。 発達障害の診断が脳波によって行われるような誤解が生じることへの懸念が示されています。 診断が実際にどのように行われるのか、正しい情報が広く知られることを願います。 dot.asahi.com/aera/202208090…
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脳波の次は、fMRIまでADHDの診断に使われるという話が出てきて、愕然としています。。研究の段階でさえ、ADHDを個人レベルで特定できるfMRIによる特徴など聞いたことがないのに。そもそも、発達障害の検査にfMRIを導入できるリソースのある機関などあり得るのでしょうか。。 biz-journal.jp/2022/08/post_3…
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発達障害の判断が、診断の方法として研究に基づいたコンセンサスのない脳波を用いて行われたということ、著名人がそのような発信をしたことで、この手法による診断を求める人が今後現れることに問題の本質があると考えます。 この記事を読んでいただけたら幸いです。 dailyshincho.jp/article/2022/0…
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脳波に基づいて発達障害の診断を下すことは、科学的に同意のある方法ではありません。 ADHDを脳波で診断?▶専門家「出来ません」⚠️日本精神神経学会や研究者から注意喚起も⚠️ADHDなど発達障害を磁気刺激で診断・治療することは出来ない。 togetter.com/li/1922092 #Togetter
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この件について最後のつぶやきにします。 rTMS(反復経頭蓋磁気刺激法)の適用について、現時点では日本精神神経学会が注意喚起をしています。 発達障害圏の疾患(自閉症、ADHD、アスペルガー障害など)..(一部省略)..に対する効果は、海外においても確認されていません。 jspn.or.jp/uploads/upload…
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「僕の大好きな妻」で発達障害について、良い面も悪い面も表現しようという姿勢を見ました。これを窓口に、発達障害について関心を持つ方が増えたらいいなぁと思いました。近刊の自分のASDの感覚の本も、それに貢献できたらと思いました。そこに来て、こんな形での発達障害の広がり方は悲しいです。
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この問題はいつも本当に悔しいです。いくら研究の立場から、科学的妥当性の観点で声を上げても、同じことが繰り返されてきました。今回の著名人の発信は特に影響力が強いと思われ、新たな連鎖の温床となると感じます。発言を問題にするというより、診断の問題点に目が向けられることを願っています。
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某著名人の方の発達障害の公表について、その伝え方が主に問題として取り沙汰されて、根本問題である診断手法の問題は見過ごされています。脳波による検査結果については、多くの方は何気なく見過ごし、違和感を持たないでしょう。そしてまた新たにその診断を受ける人が現れる連鎖になってしまいます。 twitter.com/IDEmRes/status…
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元となった記事で話題になって、いま発達障害がTwitterのトレンドに上がっている状況はとても不安です。。これ以上、研究者の間では全くコンセンサスのない方法での診断が流布することのないように、私のツイートにも #発達障害 をつけて、少しでも目に留める方がいるようにしたいと思います。 twitter.com/IDEmRes/status…
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元となった記事で話題になって、いま発達障害がTwitterのトレンドに上がっている状況はとても不安です。。これ以上、研究者の間では全くコンセンサスのない方法での診断が流布することのないように、私のツイートにも #発達障害 をつけて、少しでも目に留める方がいるようにしたいと思います。
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1つ目のツイートの補足ですが、脳波だけでなく、光トポグラフィーも用いられているように推察されます。いずれもその活動いかんによって発達障害の検出をするということは、科学的にコンセンサスのある手段ではありません。
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発信をしたご本人も、知識がないために脳活動に基づく診断内容を真剣に受け取っていると思います。 同じ形での診断を受けた方からも、私が述べたことについて、誤りであると批判を受けることもあります。 やりきれない思いになるこうした事態が広がらないように、科学的な情報が広がることを願います。
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おそらく脳波と思われる画像を使って定型の活動パターンとは異なるということで説明され、発達障害の診断を受けたという話を聞くことがしばしばあります。著名人が発信されたことで誤解が広まり、そのような医療を求める人が増えることを危惧しています。 過去のツイート↓をぜひお読みください。 twitter.com/IDEmRes/status…
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読みました。 これまで本で読んできた当事者の体験が、いかに男性に寄っていたかを痛感するほど、多くの事例で描かれている内容が女性ならではの問題でした。 女性ASDの方の場合、基礎体温などの周期的な生理状態の把握が大事で、それに伴って感覚過敏や心理的状態が変化することを理解しました。
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ASDの診断の男女比は4:1で男性が多いと言われていますが、4回の評価で発達の軌跡を追った研究で、1:1の男女比になったという研究。 ASD診断済みの妹弟(6ヶ月〜5歳)対象に観察式のアセスメントを行い、男女の評価バイアスを減らすための調整を行った結果。 spectrumnews.org/news/autisms-s… @Spectrumから