尾崎一男(@dolly_ozaki)さんの人気ツイート(いいね順)

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『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』は4つの映写機を搭載したオプチカルプリンターの独自開発により、おびただしい数の高精度な合成ショットを創出。それが『特別篇』ではデジタル修正された。マットラインのチラつきは技術の粗なんかではない。リチャード・エドランド他クルーたちの、尽力の痕跡なのだ。
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先月出た『ダイ・ハード』シリーズの優れた研究本“Die Hard:The Ultimate Visual History”。本著に封入されたハンス・グルーバーの監視写真が、アラン・リックマンの妙に素敵なブロマイドと化している件について。
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うわ、録ったビデオが残っていやがったぜ。しかしこの二人の吹き替えもさることながら、キャシー・ベイツが小林幸子というのも相当に罪深いと思うぞ。
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撮像領域の広いスーパー35フィルムで撮り、映すメディアに応じてフレーミングを調整した映画『タイタニック』(97)。画面上下に広く情報量を有する「TVサイズ版」は、日本の場合VHSでしか発売されなかった。今や中古市場において捨て値の厄介者扱いだが、映像考古学的には充分な検証価値を持っている。
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何度も何度も拡散されているフェイク画像です。背景は『キンダガートン・コップ』のセットで、同作が米クライテリオンからソフトリリースされるというエイプリルフールのとき、収録特典の一部として捏造されたものだと認識しております。シュワと黒澤の身長差も、ここまで極端ではないですしね。 twitter.com/dj__gandhi/sta…
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『来る』は遅れてきた『童夢』の実写映画化、もしくは「白石晃士ホラーが10年前に通った道」という印象だが、除霊版『シン・ゴジラ』とでもいうべき怒涛のクライマックスが原作にはない愉悦。さすが人間のダークサイドをエンタメ加工するのに長けた、鬼匠・中島哲也の手腕は鈍り知らず。#来る
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ハピネットからリリースされた『ROMA/ローマ』国内版Blu-rayが、特典類からメニュー画面に至るまで米クライテリオン・コレクションからの徹底したローカライズで良質だ。ライセンスも決して安価ではなかったろうに、こうした商品仕様の姿勢こそが、パッケージメディアの存在意義を黙して強く主張する。
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自分も陥りがちだが、映画という前提を抜きにし『TENET テネット』に理詰めだけの解釈を求める人には、『ウルトラマン研究序説』の姿勢を徹底的に反証した『怪獣学・入門!』の序文を読んでもらいたい。ここにある力強い文言は、今も物書きとしての己れを強く律する。
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本日発売の秋田書店「チャンピオンRED」12月号、私ドリー・尾崎の映画記事は11/21公開『劇場霊』島崎遥香さんインタビューです。ぱるるが挑んだ中田ホラー最新作のバックステージに迫ります。チケプレあり! gekijourei.jp
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大友克洋全集。おおむね満足な仕様だが、『童夢』とか贅沢が許されるならば、水木しげる漫画大全集と同様に雑誌掲載時との作画の違いに言及して欲しかった。と思うものの、それを追求し出すとけっこうな分量になりますからね、『AKIRA』も然り。
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我々マスコミが新作映画に酷評を呈するとき、公開から2週間は控えるのが業界促進の観点から半ば義務だったはず。なのにパブリシティから画像素材まて借りておいて口汚く罵るのが今のやり方なのか? 本人はさぞ「忖度せずに物申してやった」といい湯加減だろうが、そこにあるのは不快感だけだ。
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『トップガン』は海軍入隊を促進するPR映画としての側面があり、ジェリー・ブラッカイマーはそれをアメリカ国防総省に確約することで協力を得ている。是否はあるだろうが、同シリーズがジェット戦闘機映画という成立や特性を得られている背景を知れば、一概かつ短絡的には好戦内容を糾弾しづらいのだ。
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『クロコダイル・ダンディ2』を観ていない友人に「ダンディ、最後は死ぬんだよ」と公開当時ウソを教えたら、昨日すごい剣幕で「騙しやがったな貴様!」と怒られた。31年間もウソをつき通した俺も俺だが、31年目にしてようやく『ダンディ2』を観るオマエの初動の遅さは、はたしてどっちが罪深いのか?
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現在大ヒット上映中の『ようこそ映画音響の世界へ』、監督のミッジ・コスティンに尾崎が取材しました。自身が音響編集者でもある彼女から、シネマサウンド史における重要な証言の数々をいただいております。テキストが長大ではありますが、ぜひ一読を。 cinemore.jp/jp/news-featur…
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『ワンダーウーマン 1984』国内試写鑑賞者のレビューがチラホラと散見されるが、配給元と宣伝側の意向により、同作はレビューの明確な解禁日が設けられていたはず。なにフライングしているのか。守秘義務の誓約書にサインしているのだから、最低限の約束事は守るべきでは?
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モスバーガーのキャンペーンCMの出だしを目にするたび、旧ワーナーブラザースのロゴを連想してしまう悲しい性分について。
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ジョージ・A・ロメロ監督に電話インタビューで、 「ゾンビの著作権があなたにあれば……」 みたいな話になったとき、返しが傑作でしたね。いわく、 「そうなら今ごろキミと、南フランスの別荘でワインでも飲みながら対談しているよ。そのかわり、今のゾンビ文化の興隆は保証できないがね(笑)」
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IMAXやドルビーシネマでの映画鑑賞は、品質の差を買うと同時に、客質の差を得ている感がある。個人経験の範囲ではあるが、高価格帯になるほど上映中にスマホをいじるマナーの悪い客に会う率が低いのだ。高くとも映画をいい条件で観ようという意識の差が、おのずとこうした結果を生むのかもしれないが。
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意外な収穫の仏版『シティハンター』。原作のライトな下ネタが『パンツの穴』領域にまで拡大し、忘れて久しい漫画実写化の理想ともいうべき鈴木則文テイストなアプローチ。山寺&沢城コンビも神谷&伊倉リスペクトが効いていて、芸達者な吹替が作品の旨味を引き立たせる好例だ。cityhunter-themovie.com
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高校生の頃、逆襲ゴジが歴代のゴジラの中で最強という友人がおり、訊けば中学のときに惚れていた保健体育の先生に似ているからだという。あまりそういう観点から怪獣造型に言及するヤツなんていなかったので、つられてオレまで逆襲ゴジが好きになってしまった。美談めいた話だが、何かが狂っている。
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MCU映画の視覚効果を取り巻く問題で、ローランド・エメリッヒの存在に視線が注がれることを願う。彼は取材で何度も「ビッグスケールのVFX作品に必要なのは、複数の視覚効果ファシリティを束ねる統率力と管理力」と力説していて、それを大味なパニック映画作家の戯言だと聞き流してはいかんのですよ。
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『アイアン・ジャイアント』製作から20周年かぁ。ブラッド・バード監督に会ったとき、彼は、 「アニメ畑の僕が実写作品にトライしたりするのは、少しでも自分の知名度を上げ、同作を多くの人に観てもらいたいからなんだ」 と心情を吐露。それだけ米公開当時は致命的な不入りだったのだ。Think big!
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「僕がNYの大学に通っていた頃、寮の前で『スパイダーマン』の撮影があってね。そこで演出するサム・ライミの姿を見て“自分もああなりたい”と思ったんだ。ホラー映画出身の僕に、ライミは道を示してくれたんだよ」 ジョン・ワッツ監督の電話インタビューで、これがいちばんグッときた話。
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実写リメイク版『ダンボ』のダンボと『アラジン』のジーニー。勝ったほうが人類の敵になる。
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『ダンケルク』を持ち上げるのに『プライベート・ライアン』を仮想敵とする了見には違和感を覚える。後者は観客の目線とスクリーンとを同期させるライド型映画の嚆矢であって、スピルバーグが底上げしたものの延長上にあるのが『ダンケルク』だ。戦争映画の確たる連続性のもとに、この作品は存在する。