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被災者の生活支援は急務です。プッシュ型支援により、本日までに、飲食料9万点、段ボールベッド千台をはじめ、パーティション8百個や、スポットクーラー150台、瞬間冷却材3千個などが既に現地に到着しています。
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さらに、豪雨災害による一連の被害状況を確認しながら、被災者の皆様の生活再建に向けた動きをしっかりと後押ししていくために、今回の災害を「特定非常災害」に早急に指定するよう検討を加速してください。
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被災地では、入浴や食事などの支援へのニーズも高まっており、自衛隊については、今後、更に1万人を増強し、2万人態勢へと拡大することで、被災者支援などに万全を期す方針です。
また、本日も、武田防災担当大臣を現地に派遣し、対応に万全を期しています。
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被災地では、大量の災害廃棄物や土砂が発生しています。これらを一日でも早く撤去することが、被災者の皆さんの生活再建の第一歩であり、自治体と連携しながら、自衛隊においても撤去作業への支援を進めてください。また、周辺自治体の協力を得て、廃棄物の収集、撤去、広域処理を加速してください。
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国民の皆様におかれましては、引き続き、自治体からの情報に十分注意し、油断することなく、早め早めに、命を守る行動をとっていただくようお願いします。
(首相官邸FBより)
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大雨特別警報は大雨警報に切り替わりましたが、梅雨前線は少なくとも9日頃にかけて本州付近に停滞し、広範な地域で大雨となる可能性があります。
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現在、現地で150名以上の政府職員が対応を行っておりますが、引き続き、現地のニーズを的確に把握しつつ、被災者の皆様のために、省庁横断的な支援に全力を尽くしてください。
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また、本日新たに岐阜県や長野県でも孤立状態となっている地区が発生しています。
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被災者の皆様も不安なときを過ごされているものと思います。各位にあっては、被災者の皆様のお気持ちに思いを致し、引き続き、人命第一で、地方自治体と連携しつつ、救命・救助活動や、安否不明者の捜索等に、全力をあげて下さい。
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今度、避難の長期化が予想されることから、被災者の方々の生活支援が一層重要になります。
熊本県内では、避難者のうち、配慮を要する約1200名について、ホテルや旅館への受け入れ体制が整ったところです。今後、ホテル等への移動について、しっかり支援を行ってください。
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現地では、土砂災害や河川の氾濫などに引き続き注意を要するなど予断を許さない状況が続いておりますが、各地区への人員派遣や物資輸送を進めるとともに、土砂の撤去作業等、孤立状態の解消に向けた取組みを全力で行ってください。
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国民の皆様におかれては、引き続き、自治体等からの情報に注意し、土砂災害や河川の氾濫などに最大限の警戒をしていただきますようお願いいたします。
(首相官邸FBより)
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市町村が行う被害認定調査が迅速に進むよう、県外自治体等から、熊本県の被災自治体7市町村に応援職員を既に派遣していますが、国として、今後も必要な支援を進めてください。
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梅雨前線は、引き続き、西日本から東日本にかけて停滞し、明日も広い範囲で大雨となる可能性があります。
これまでに降った大雨により地盤の緩んでいるところでは、わずかな雨量でも災害が発生するおそれがあります。
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引き続き、安心して滞在できるホテル等や公営住宅、公務員住居、賃貸住宅によるみなし仮設の確保を進めてください。
また、応急的な住まいの提供や、住まいの再建に向けた取組を進めていくためには、罹災証明書の早期交付が不可欠です。
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現在、人吉市の大規模な通信障害は大幅に改善しておりますが、今なお各地で通信障害が発生しており、一日でも早く復旧できるよう、必要な対策を進めてください。
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また、被災地における復旧等にとって、携帯電話などの通信手段の確保は非常に重要です。通信インフラに甚大な被害が発生した熊本県、大分県、鹿児島県や、長野県、岐阜県には、既に総務省から「災害時テレコム支援チーム」を派遣し、通信事業者と連携して、復旧活動を行っています。
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断水等により入浴が困難な被災者の方々に対し、本日は熊本県の5か所の避難所において、自衛隊による入浴支援を実施しています。
被災者のニーズは日々刻々と変化していきます。
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国民の皆様におかれては、引き続き、自治体等からの情報に注意し、土砂災害や河川の氾濫などに最大限の警戒をしていただきますようお願いします。
(首相官邸FBより)
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各位にあっては、現地のニーズを的確に把握し、省庁や、国と地方の垣根を越えて、被災者の皆様のために必要な支援に全力を挙げてください。梅雨前線は、引き続き本州付近に停滞し、明日も西日本から東日本にかけて再び大雨となるおそれがあります。