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「今の若者にとっての1970年代は当時の若者にとっては大正時代」ってことは、学生運動は米騒動であり、田中角栄は原敬ってことか。
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「残留孤児」とは何だったのか。なぜわが子を捨ててまで逃げなくてはならなかったのか。知らないような若い世代だけがそれを論じているわけでもあるまいし。
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1970年代まではブラジルも治安崩壊なんてしてなかった。リオやサンパウロでも家々は高い柵で囲う必要がなかったし、子どもたちは往来で遊んでいた。
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あれほど時間のあった大学時代、どうしてもっと勉強しておかなかったんだろうという後悔はなくもないのだが、そもそも社会を知らないのに問題意識の持ちようがなかったんだよな。
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「鬼滅は家父長制的な道徳を押しつけるからダメ」じゃなくて、どうして百年後の未来になってもそれが受け入れられてしまうのかを考えるのが本来の社会学者の仕事じゃないかと思ったり。
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米山さんあれほど嘲笑されたけど、こんなに身を挺して戦ってくれる奥さんと巡り会えたんだから、人生決して捨てたもんじゃないと思うぞ。
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しかし例の騒動、リアルタイムのエビデンスがどんどん消されて「声の大きい人が勝つ」状態になってるんだが、それを本職の学者が扇動してるって酷い話だよな。
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「日本が戦後最大の不況へ」これ俺のタイムラインだけじゃなくて、テレビのニュースでもやってたから世界中でそう報道されてるはず。 g1.globo.com/economia/notic…
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家の屋根にパネル設置を義務づけるってやつ、大躍進で一家にそれぞれ溶鉱炉作らせたのの現代版としか思えない。
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今の日本における勝ち組って、単に「負けなかった組」のような気がしてきた。ハードルを上げて失敗者を作り出し、そこから搾取することで経済が回っているシステム。
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その場しのぎの成果の捻出と、やった振りばかりが横行し、企業の活性化どころか衰退に拍車をかけるだけでした。
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ブラジリアの官庁街なんて、世界の最先端を行ってた頃のブラジルのまま時間が止まってるんだよな。ところが周囲はファヴェーラに囲まれておりましてね。この対比はかなりショッキングではあります。
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普通に考えて事実上トヨタが日本代表企業であることは揺るがないのだが、トヨタ自体は日本株式会社とは微妙に距離を取ってるところが野次馬としては面白いところよな。
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何て言うか日本に限らないんだろうが、エッセンシャルワークに近い人ほど最低賃金ぎりぎりで働いて社会を支えているのに、何をやってるのかわからないようなブルシットジョブほど高賃金って構造、何とかならないんもんかねえ。どう考えても社会全体がモラルハザードしてるでしょ。
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フィンランドの女性首相が「NATO加入でロシアと徹底抗戦」なのに、こっちはオープンレターにたわわだもんな。
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NHKオンデマンドって金は取るは海外からアクセスできないわで怪しからんと常々思っていたのだが、実は日本語以外の海外向けだと無料ですごい分量のコンテンツが利用可能で、確かにバランス感覚がおかしい。
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しかし…
・世界大恐慌の最中に金解禁
・1000年に1度の津波被害でも増税
・外出自粛をしながら緊縮を堅持
これが伝統かと思うとほんと情けないわ。
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もう世の中どこに行っても「スピード感のある図々しやつ」ばかりになっちゃって。愚図でのろまな亀がこつこつとやっていける世界がほんと限られた場所にしか残されていない。
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「普通に学校出て普通に働いていれば暮らせる日本を取り戻せ」とは言うけれど、それ以前にこの「普通」のハードルが結構高くなっちゃったのよね。
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今が二十歳の若者とか、シャッター通りしか知らないから、そこが賑わっていた時代を知っている上の世代が感じるような没落のイメージはないんだと思うと、恐ろしくなってくるな。もう話が通じない。
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今の日本社会の仕組みだと、どんな理由であれ20代半ばまでにまともな職に就けなかった人はハードモードの人生を余儀なくされるわけで、そんなに選択肢が狭かったことなんてかつてあったのだろうかと逆に思うんだよね。
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カルトにハマらないのは単に運が良かっただけですよ。本気で折伏かけられたらたいていの人は逃げられない。
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われわれの世代、日本は「加工貿易型」と習ったんだけど実は「内需主導型」だったという話みたいなもんで、思い込みと実態はしばしば乖離するんですよ。なのにどうしてわれわれは思い込みから逃れられないのか。
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日本って会社が江戸時代の藩みたいなもんで、政府は間接的に統治しているだけと考えるとなんとなくしっくりする。適当にしか管理してないから、会社に所属していない人は江戸時代並みにぞんざいに扱われる。