大野左紀子(@anatatachi_ohno)さんの人気ツイート(古い順)

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自分の過去の経験からすると、胸の大きな女性はそれを強調することでもってエンパワーメントされたいのではなく、胸もその人の個性の一部でしかないと思われたいのです。もちろん大きな胸を生かしアピールしたいと思う人は、需要と供給に従って個別にアピールなさればよろしいことだと思います。
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最初のツイに「胸は隠れている」というツッコミが複数あってびっくりした。腕の前にある丸い線が胸の表現じゃなかったら何なんですか。しかも大きな胸に押されてネクタイが体から離れて垂れ下がっているという描写がご丁寧についているのに? 絵を全然見てないんだなぁ。漫画家の人が可哀想。
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「女性の大きな胸を男性の癒しとしているのがわかる表象を押し出した広告」に「そこまで言えない」と言ってる人も、「たわわ」という言葉が描かれている女子高生の胸を指すと容易に想像でき、彼女の台詞として書かれているコピーを読んだら、全体の効果としては「女性の大きな胸を男性の癒しとして(ry
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広告を読むというのは、そこにある言葉とビジュアルのつながりから生まれる効果を読むということなので、それができない人には私がイチャモンつけてるようにしか思えないのだろう。
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RTが100超えるとクソリプが増えてくると言うけど、異論をぶつけてくる人全員が、広告も読めてなけりゃ文章も読めてなくて頓珍漢。「アンチ巨乳教」とか言う人までいて笑った(元々巨乳だったのにアンチになるわけがない!)
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そんな広告ではない考え過ぎと言ってる人は、この解釈を受け入れると「性的だ何だと言って広告表現を規制しようとする側」を利すると思っているかもだが、私はUNウィメンの方針には反対の立場であり、むしろ「性的だ何だ」に対抗する論理がこんなに雑ではとても戦えないよと言いたいのだが通じないね。 twitter.com/anatatachi_ohn…
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批判派、反・批判派に限らず考えるべきなのは、何でも「性差別」と糾弾することの”限界”であり、同時に「性差別じゃない」と言い張ることの"限界"であり、人間存在に「性」が深く横たわっていることへの再認識であり、「これはエロ表現だ」「いや違う」で争うことじゃない。 twitter.com/anatatachi_ohn…
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「あなたの発言は胸の大きな女性を傷つけてる」と抗議する当事者と長々やりとりしたが、最初から私を「この広告は胸の大きな女性を性的に眼差してる、被害に結びつくから有害だ撤去せよ」って立場だと思い込んでいた。「また例のアレだ」と決めつけてかかるとここまで話が通じなくなるものかと思った。
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@hagiwara_ryo なるほど。見る側が、対象の少女に「性に無自覚」でいてほしいと望む一方で、自分は自覚的に見ているがそれを隠したいという心理が強過ぎて、コンテンツ自体が性的ではないという理屈に飛躍してしまう、ということですかね。
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まさにその通りで、「性的だから問題、なくせ」と言っている人はごく少数で大半は「性差別だから問題」と言っていると私は認識している(そのことの是非は措く)。それに対し「性差別か否か」を論じることを避け、「性的だから問題だと言っている、性嫌悪だ」ということにしている人々が多い印象。 twitter.com/kurizunb/statu…
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『情況』の「キャンセルカルチャー」特集号が届いたので、一番読みたいと思っていた糸圭(スガ)秀実氏の論考をまず読んで、「たぶんこの中で一番面白い」と他のを読む前から決めてしまった。「性」について自分と問題意識がほぼ重なっていたのにも驚いた。
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なんか見たので書くよ。 >胸を強調しているわけでもない胸の大きな女性キャラ広告 この言い方はおかしい。「胸の大きな女性キャラ」なので、ちゃんと「胸を強調して」描かれている。主体は描き手。押し出されて宙に浮いたネクタイまでちゃんと描いた、描き手の表現の工夫を無視するべきではない。
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>〜に国連が「性的搾取・女性差別」と抗議することは「胸の大きな女性キャラを公に出すな」という規範を醸成しようとすること 国連機関のアレには私も反対だが、この認識は現代女子メディア文化研と同じ誤謬。あれは「胸の大きな女性キャラを”男性目線の性的消費物”として公に出すな」という抗議。
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>〜「胸の大きな女性は男性の欲望を満たすためのみ存在する」というステレオタイプの助長という視点での抗議でしょ。 そんな差別的なことは言ってない。「男性の欲望を満たすモノとして胸の大きな女性が使われることはステレオタイプの助長」という抗議。一つのツイの中に誤読と混乱がありすぎ。
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(「胸の大きい女性を使っているだけの広告」と、「胸の大きい女性の胸の大きさをわかりやすく表現している広告」の区別がつかない人、多いんだな。後者を前者だと言い張る人に「これは胸を強調している」と言っても通じないわけだ。。)
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スーパーやコンビニでカップ麺や菓子パンばかり買っている高齢者をたまに見る。お金がなくて体も不自由だと、工夫して自炊をしようという気力もなかなか湧かない場合が多いと思う。それでもお腹は空くから手っ取り早く炭水化物に頼ることになる。QOLが下がって精神力も下がるという悪循環。 twitter.com/nomura_setsu/s…
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RT 緊縛にしろSM文化にしろ密室で同好の志が集う文化だったのが、こうして大々的にオープンな場でやったら批判を招くのは必至。「わかる人だけで楽しみたい」ではなく、「大勢の人をびっくりさせたい、注目されたい」になった時点で、タガが外れる。
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縛られてるのが女性ばかりという批判も多いようだが、もともとそういう(女性をモノとして愛でる要素の強い)文化でありその伝統に従っているという了解が行き渡っていない場で行えば、性差別観点であれこれ言われるのは昨今止むを得ない面がある。それらに対抗言説をどこまできちんと出せるのか問題。
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(しかしクリストもどきと緊縛を結びつけたら面白いって発想なのかな。わからん)
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(想像だけど、緊縛という日本独特の文化と西洋発のアートを結びつけて新しい何かを提示したいという野心があったとしても、クリストだって梱包プロジェクトには反対意見も含め多数の障害があったし、まして緊縛はSMの密室性、嗜好性の高いものだから尚一層、公開する時には繊細さが求められると思う)
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(美術は元々貴族の屋敷でごく少数の人間が見るだけの贅沢品だったのが広く一般市民に公開されるようになり、緊縛ショーもその道の趣味人が自宅に知り合いだけ招いてひっそり楽しむ道楽だったのが「アート」の名の下に表に出て持て囃される。市民社会の宿命だけど文脈の共有ができてないと衝突を招く)
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(だから「若い女性を縛って見せ物にして女性差別的」といった批判は文脈から言ったら的外れだが、それを的外れだと批判するだけではダメ。共有できる道筋がついてないことが問題。また文化だと言えば必ず了解されるとも限らない。むしろ女性差別的な日本の悪い文化と見做される可能性もある。難しい)
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この方だけではないが、緊縛文化の文脈などを知らない人のこういう素朴な感想を多数引き出してしまった点で、あの「作品」は失敗だったんじゃないかと思う(かつて、村上隆のハイコンテクストな作品が日本の特にオタクの人々からえらい言われようだったが、知らないことに罪はない)。 twitter.com/sato__michiko/…
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(縛る側見る側の快楽だけでなく縛られる側の快楽もある、むしろそれが重要‥‥まではSMに則して言う人はいるだろうが、では縛られる側見られる側が圧倒的に女性なのはなぜか。それを性差別の反映や内面化ではなく、女性特有の快楽のあり方から論じる機会なんじゃないかな、女性の性表現を寿ぐ人々は)
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例の緊縛アートの件から離れて書くが、「これはアートだ/アートじゃない」という言明が、今ほど個々の価値観や文脈に依存的な時代はないのね。アートが事実上定義できないものになってるから。なので例えば「近・現代美術の流れに位置付けて言うとすれば〜」みたいに限定しないと、実は何も言えない。