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謹賀新年。宮内庁が、元日午前5時半に天皇陛下のビデオメッセージと全文をホームページに公開すると発表。コロナで一般参賀が中止となったためだ。驚くのはその時刻。元日午前5時半は、例年宮中の神嘉殿南庭で「四方拝」を行い、五穀豊穣、年災消滅、天下太平を神々に祈られる時刻。誠に畏れ多い事だ。
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昨日のツイートへの返信にもあったが、改憲無き自衛隊海外派遣の最大の問題点は「自衛官の生き死に関する問題が疎かにされている」事に尽きる。正式に「軍」とされないままでは戦時国際法の保護を受けられない。軍法会議が無くては行動の大義も守れない。現場の自衛官達、家族を不安にさせていいのか?
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米国の戦争広告代理店は儲けを競いフェイクを流す。30年前の湾岸戦争では「油まみれの鳥」の映像を流し、イラクの非道と喧伝。重油流出はアラスカでのタンカー事故だった。イラク兵が新生児を殺めたというナイラ証言に、イラク戦争での大量破壊兵器疑惑。憤激に耐えない。我々は道理を問い続けていく。
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南京事件の犠牲者数について、偕行社の推定は多くて1万3千人であったと訂正のリプライを頂いた。具体的数字を挙げなかったことをお詫びしたい。だが、中共の喧伝する30万人は嘘っぱちにせよ、数千でも数万でも虐殺は虐殺だ。現代戦同様、軍が首都攻略以後の捕虜収容所を用意していなかったのは問題だ。
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東京都知事選の盛り上がりがない。コロナ被害の影響もあって静かだ。講和以後も横田管制問題、日米地位協定による米軍、軍属優遇問題は放置となっている。東京に存在する米軍基地の総面積は、渋谷区の面積(15、11平方キロメートル)と同じという。こんな広い場所を使用。これを黙認していていいのか。
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中国外交トップ・王毅氏が日韓に向けた「どんなに髪をブロンドに染めても、鼻を尖らせても、欧米人には決してなれない。自分たちのルーツの所在を知る必要がある」という発言が物議を醸しているが、全く正しい認識だ。明治以来150年の名誉白人意識が近隣外交を歪めている。
jiji.com/jc/article?k=2…
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改めて言わせてもらう。戦後日本は、「米意」(あめごころ)を忖度、進んで脱日本化を成し遂げている。我が国の軍事指揮系統の暗号は、毎日米国から送られて来ている。日本の独立は、軍事部門から達成すべきだ。国防とは程遠いF35、イージス・アショアなどの欠陥兵器を爆買いする安部政権でいいのか。
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冷戦崩壊と共に米軍の再編が始まったが、そこで尤もらしく言われているのが、自主独立防衛になった場合、防衛コストが今の5倍で25兆円かかるとの試算だ。つまりコスト高だから「やめた方がいい」との喧伝であるが、自主防衛を展開するフランス、ロシア等はそんなコスト高ではない。実にいい加減だ。
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「新疆ウイグル自治区の女性たちに不妊手術を強制している」とドイツ人研究者達が告発。中国社会科学院傘下の研究機関が9月3日、「民衆は自分に合った長期的避妊措置を自ら選択し無料の手術を受けているだけ」と反論した。真偽は分からんが、日本のフェミニスト達はこれを調査、声明を出すだろうか!
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米国の公文書館は、非常に強力な権限を持つ機関として一般行政から独立している。翻って日本はどうか。そもそも議事録自体を取ってない場合も多く、公開文書は墨塗だらけ。日米合同委員会の非公開原則が罷り通るのは、実はこうした日本の文書行政の杜撰さが米国から舐められてる面もあるのではないか。
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金融緩和はIT業界に一定の果実を与えたが、社会は格差拡大、低賃金化が進む。鬱屈する気分を払うために、勇ましく「核武装・核共有だ」と声高に叫ぶ輩が出てきている。だが宇宙偵察衛星、サイバー部門でもわが国は米国、中国に大きく遅れを取っており、その対応の方が先決。大言壮語は実現してなんぼ。
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10月17日は「神嘗祭」で、伊勢内宮に勅使が奉幣される日。昨年、政府・自民党は同日に中曽根康弘元首相の合同葬を行い、不敬にも弔旗掲揚や黙祷、皇族方の参列を求めた。官僚・政治家の単なる不見識・不作為であろうが、再発防止の取り組みはあるのか。国体観が問われている。
nikkan-gendai.com/articles/view/…
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鉄血宰相ビスマルクの「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という名言がある。今回のコロナ禍の封じ込めに成功している韓国・台湾は近年の感染症の経験を、学ぶべき歴史として十全の対策で挑んでいる。安倍首相「第三次世界大戦」との認識は良いが、自己の言語に酔しれるだけの愚であってはならぬ。
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改めてブラジルのルラ大統領のことだ。今の情勢で真実を語り、自分の頭で考え発言している。日本人が遠慮している我が国とイランとの良好な関係まで、米国のボルトンが嘴を入れてきている。日本にある米国の「くびき」から脱け出す対米自立こそが、独立国として必要なのだ。
newsdig.tbs.co.jp/articles/-/439…
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米国の要請に従い、日本政府は自衛隊機のアフガン派遣を決定。邦人保護の為であるが、結局は米侵略戦争の尻ぬぐいだ。「米国に従わなければ有事の際に守ってもらえない」という従米防衛論は、アフガン・ガニ政権の末路を見ても、信用に値するのか。「自国は自分たちで守る」、自主独立・防衛の気概を。
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現在、北京を訪問中の安倍首相は、来年春の習近平国家主席の国賓訪日を「極めて重視している」と述べたという。儀礼上やむを得なかつたのかもしれないが、今も尖閣近海への不法侵入を繰り返し、国際的にもチベット、ウイグルの事で問題視されている国のトップをこのまま天皇陛下に会わせていいのか。
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菅政権の学術会議会員任命問題は、6人を任命しなかった理由を説明しなければならない。実際、会議事態の在り方を問うのであれば、正面から議論すべきだ。学者優遇VS市井苦労の図式化演出にすぎないが、前列主義、既得権者打破を進めるならば、最大の既得権者・在日米軍の優遇措置、予算等を見直せ。
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正月早々から景気の悪い話で恐縮だが、IMFは元日「世界の多くにとって、今年はこれまでよりも厳しい年になる」との見通しを示した。米国などで続く利上げは確実に世界中の景気を後退させ「米国、EU、中国が同時に減速している」とも。彼らですらその惨状なら、経済成長の無い日本の酷さはいかほどか。
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岸田首相は日朝平壌宣言から20周年を経て未だ拉致問題が解決されない現状を「痛恨の極み」と述べ、「あらゆるチャンスを逃すことなく全力で行動する」と金正恩総書記と直接向き合う事を表明した。ではなぜ北朝鮮が生存を認めた田中実さんらの奪還に動かない。有言実行は政治の要諦だ。器を見せてくれ。
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鈴木邦男顧問が逝去した日付は本年の1月11日、時刻は午前11時25分であった。ご親族に伺ったところ、昨年12月から体調を少しずつ崩し、1月の逝去に至ったという。どうも11時25分という時刻は、三島・森田両烈士自裁の日付11・25と奇妙に符合。偶然といえばそうかも知れないが、何か因縁を感じてしまう。
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それにしてもカルロス・ゴーンの国外逃走劇は見事だった。日本の官憲を完全にコケにしてのけたその手口は、敵ながら天晴れという他ない。だがこれは日本の主権が侵害されたという事でもある。政府はこれから、力づくでもゴーンの身柄を奪い取りに行く覚悟があるのか。とてもそうは見えないのだがー。
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岸田総裁は「新しい日本型資本主義」で、株主のみでなく従業員等への還元、育児世帯支援、公定賃金引上げ等の他、規制改革推進会議の改組も明記。だが新自由主義政策の転換も、人事に縛られできないなら無意味だ。民営化路線の引戻しはないのか。国産農業支援も言及するが、種子・種苗法是正が先決だ。
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安倍首相は憲法改正に向けて、総裁任期中の国民投票実施を掲げた。だが、国民投票でもし否決された場合改憲は二度と発議されない可能性がある。戦後レジームの固定化だ。可決された場合も、「自衛隊明記」であれば所詮戦後レジームの強化にほかならない。戦後体制から脱却するなら、まずは対米自立だ。
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傭兵としてウ軍参加したエスリン(英国籍)は、マリウポリの攻防でロシアの捕虜となり、市内等の様子についてRTのインタビューを受けた。捕虜の立場であるが誇張することなく状況を説明し「ウ軍は市民に食べ物を与えておらず酷い対応だ」「彼らは犯罪的だ」と回答。軍が自国民の敵になっているという。