阿乱隅氏(@yoiinago417)さんの人気ツイート(古い順)

76
今日は沢田研二氏誕生日。私の中高生時代はスーパースター歌手兼俳優としてドラマ「悪魔のようなあいつ」映画「太陽を盗んだ男」「魔界転生」等意欲的な役に挑み、その後も「ときめきに死す」「リボルバー」「ヒルコ妖怪ハンター」等で他の俳優にない存在感を発揮。「大阪物語」の漫才師も名演でした。
77
今日は「勝手にシンドバッド」がリリースされた日みたいですが、アレは全員集合で志村けん&ジュリーがやったスターと付き人の「勝手にしやがれ」と「渚のシンドバッド」が混ざった曲をやるコントが元ネタのはず。サザンの曲がヒットした時それを横山君と共に訴えたのに友達は誰も信じなかったのです。
78
今日はイザベル・アジャーニ誕生日。「アデルの恋の物語」に始まり「ポゼッション」「王妃マルゴ」とやはり狂おしい愛の人が世界一似合います。クールな「ザ・ドライバー」に「ノスフェラトゥ」の絵画の如き神秘的美貌。「アデル」の「私を好きにして」の台詞にどうしようかと思いました(思うな)。
79
レイ・ハリーハウゼン生誕祭「恐竜100万年」 幼少期期待に胸を膨らませて劇場鑑賞。しかし着ぐるみ怪獣しか観た事のなかった私はカクカク動く恐竜たちに強烈な違和感を感じたものです。生物造形には70年代「恐竜ルネサンス」前の時代らしい爬虫類的な冷たさがあり、クールな「悪の魅力」を感じます。
80
今日はトム・クルーズ誕生日。還暦おめでとうございます。このツイートを始めた頃ネタ的に扱った事を反省中です。スターであり続ける事を選んだ彼は、作品選びから肉体鍛錬まで厳しい自己管理を行い、その結果「マーヴェリック」で私たちに至福をもたらしました。「タップス」の頃の輝きも忘れないよ。
81
ジャン・コクトー生誕祭「美女と野獣」 今はディズニーをオリジナルと思っている人も多そうですが、かつて映画における古典はこのコクトー版。当時アート作品としてインテリ層に支持されたそうです。幻想的なモノクロ映像は格調∔ホラー味があり、特に森の幽玄な神秘性と城の本物感はさすが欧州映画。
82
今日はシルヴェスター・スタローン誕生日。以前ロッキーに反感を抱いていた私は「ファイナル」で心を改めました。一時期ラジー賞常連だった男がとことん自分を全うし、結果世界をねじ伏せた姿に私は感動したのです。だから歳を取ったロッキーとランボーは素晴らしい。彼の生き様そのものだから。
83
ジャネット・リー誕生日という事で「サイコ」シャワーシーンの再現/オマージュが集合。 本人オリジナル版→マリオン・コティヤールのトリビュート版→アン・ヘッシュのリメイク版→大魔神版 娘のジェイミーもやっているのですが同じポーズの画像がなかったため割愛しました。ゴメンネ。
84
ちなみに本家娘さんのオマージュはこちら シャワーで写真持って叫ぶか普通
85
今日は円谷英二氏誕生日。この人がいなかったら日本の歴史は変わっていたに違いないとマジで思います。SFX、VFXと名前は変わっても、特撮とは結果センスと閃きと想像力の集積なのだと私たちに教えてくれた偉大な存在。映画界に入る前は玩具の企画者で多くのアイデアを創出したというのも面白い。
86
今日はロバート・A・ハインライン誕生日。ファシズムと批判された「宇宙の戦士」ヒッピーの聖典となった「異星の客」革命を描いた「月は無慈悲な夜の女王」。軍事、宗教、政治。保守的と思えば反権威的で性に解放的。一言で語れないアメリカSF界の巨人。「夏への扉」「人形つかい」の圧倒的な面白さ。
87
今日はジョルジョ・デ・キリコ誕生日。イタリアが生んだ形而上学絵画の大家で、その時間が止まっているような静寂で幻想的な町の風景に子供時代の私はダリに次ぐ影響を受けました。代表作のひとつ「通りの神秘と憂愁」(右)が「ルパン三世vs複製人間」に引用されたのも映画ファンにはお馴染みです。
88
今日はポール・バーホーベン誕生日。誰が何と言おうと私たちの巨匠です。80年代のヌルくなりかけた米エンタメ映画界に「ロボコップ」をぶち込み、さらに「トータル・リコール」「氷の微笑」「スターシップ〜」と語り継がれる怪傑作を連発。欧州に凱旋した「ブラックブック」「エル」も素晴らしい。
89
今日はブライアン・メイ誕生日。ロック史に輝く名ギタリスト兼博士号を持つ天体物理学者とか、160キロのストレートで完投する三つ星シェフ的に意味わかんないです。弦楽器を思わせる独特の美しく厚みのある音色は誰が聴いてもわかるほど。私はクイーンではフレディより彼の作曲した曲が好きでした。
90
今日は水野晴郎氏誕生日。氏の解説が水曜か金曜かで世代が分かれます(私は勿論前者)。シベ超の事は置いといて笑、TV洋画世代にはお馴染みのやや早口な口調と滲み出る優しさには今から観る映画が絶対楽しいと確信させるマジックがありました。だから映画がいっぱいの時間を映画に使えってもう言わない笑
91
1979年の今日「エイリアン」日本公開。時代の証言者として言わねばなりません。スターウォーズだけで今の時代は来なかった。その後に2本の傑作※が続いてSF大作の本当の夜明けが訪れました。宇宙の怪物襲撃!というB級設定が重厚な演出と実力派俳優の演技で一流エンタメになる事を証明した奇跡の一本。
92
※2本の傑作のもう1本は勿論これ。現在のヒーロー映画の隆盛もこの作品の成功がなければ実現しなかったはず。 当時、スーパーマンの映画が一流のエンタメになり得ると確信した人はあまり多くなかったはず。 SF映画に造詣の深い評論家石上三登志氏ですら最初は「いくらなんでも…」と思ったそうです。
93
今日はウィレム・デフォー誕生日。「ストリート・オブ・ファイヤ」「狼たちの街」の強烈な悪役が「プラトーン」の人間的な兵士役として再生。その瞬間この人が大好きになりました。近年もゴッホに「フロリダ・プロジェクト」の心優しいおじさんに「ライトハウス」の灯台守と絶好調。早くオスカーを。
94
デヴィッド・ワーナー死去。「オーメン」の首チョンパカメラマン、「戦争のはらわた」の将校、「タイム・アフター・タイム」の切り裂きジャックに「タイタニック」の用心棒。大きな体躯にどこか物憂げで優しい眼差し。シェイクスピア劇で鍛えた演技力。重みのある人でした。さらば、我ら時代の名優。
95
今日はスタンリー・キューブリック誕生日。偉大なる映像の先駆者にしてジャンル映画の鉄人。SF、ホラー、ノワール、戦争、史劇、喜劇…脱構築ではなく、鉄則を忠実に貫く事でジャンルの最高峰を創りあげる稀有な存在。決して傲岸で孤高の芸術家ではない、開かれた商業監督気質。冷たいようで暖かい。
96
スタンリー・キューブリック生誕祭「博士の異常な愛情」 人類の良識を前提とした核抑止などたった1人の狂気で崩壊する。その狂った状況こそコメディだ。まさに天才の発想である。ディフォルメされた喜劇描写とドキュメンタルな映像の完璧な融合。その戦慄は58年の時を経て、いま再びリアルになった。
97
今日は渡瀬恒彦氏誕生日。70年代東映作品の不良性を最も体現した人。「暴走パニック大激突」「狂った野獣」の強大な敵や権力に刃向かってゆく若者の不敵感。「戦国自衛隊」の悪の魅力に善良な「神様のくれた赤ん坊」。不貞腐れた暗い眼差しと無邪気な笑顔が両立した、私のカッコいい兄貴の1人でした。
98
「ムーンフォール」のアマプラ配信が始まったので近々に観ますが、エメリッヒの映画が劇場ではなくサブスク鑑賞というのは、例えば本来なら浴衣の女子と縁日の参道を歩きながら食べるはずだったチョコバナナを、事もあろうにオカンが買ってきてしまい家で食べてるくらいの落差を感じるのも事実です。
99
今日はアーノルド・シュワルツェネッガー誕生日。コナンの筋肉もインパクトありましたが、リアタイで観た「ターミネーター」の人間じゃない感は強烈で「コマンドー」の娘に優しいヒーローには最初違和感があったほどです。私の映画時代を輝かせた1人。20代は彼の肉体派エンタメ大作と共にありました。
100
「世界サブカルチャー史」の再放送がBSPにて明日8/1深夜より5日連続で始まります。50sから10年区切りでアメリカ社会の変容を、特にその時代の映画から読み解いてゆくファン必見の番組。そして8/6は遂に2010s。もう歴史なのかよ。ていうかNHKなんかくれ。