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有効性に関しては40000人が参加して行った臨床試験の結果を、たった170人の結果から95%の有効率を導出していることを非難しています。このことはBrook Jacksonさんが告発していることです。彼女は臨床試験の不備を当局に報告後6時間で解雇されました。こんな出来事が全てを物語っているのでしょう。
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マルハトラ博士がイギリスのDoubleDownNewsに登場しmRNAワクチンの接種中止を主張。「深刻な副作用が800人に一人の割合で発生している。他のワクチンではごく少数の接種被害が出た段階で接種を中止した。なぜ今回は止めないのか?」彼は心臓病専門医で以前は接種を推奨、家族の接種被害で危険を認識。 twitter.com/draseemmalhotr…
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人体は何度も同じ抗原刺激にさらされると産生される抗体の種類が変化します。最初に誘導される抗体は炎症誘導性の抗体ですが、同じ抗原にさらされると炎症を誘導しない種類の抗体に変化していきます。IgG4は抗原接種を繰り返した後に誘導される非炎症誘導性抗体です。抗体の機能は二つに分けられます。
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抗体には抗原に結合する機能と、免疫システムを活性化する機能、こちらはエフェクター機能と呼ばれますが、の二つの機能が存在することが知られています。IgG4にはエフェクター機能は期待できずIgG1とかIgG3のように免疫システムを総動員して病原体と戦うことはできません。要は抗原に結合するだけです
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抗体が結合する抗原の一部をエピトープと呼びます。この図では抗原一個に抗体二分子が結合しています。mRNA型生物製剤で誘導された抗体はスパイクの様々な場所に結合するものがあり、かつ抗体には抗原結合部位が二カ所あるため抗原に抗体が次々に結合し抗原抗体複合体は巨大化する可能性が考えられます
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抗原抗体複合体の形成反応では抗原と抗体の比率によって、どのくらい大きな複合体ができるかが決まります。抗原抗体複合体は血液中から速やかに除かれないと、さまざまな問題を引き起こします。抗原抗体複合体の大きさがたとえそれほど大きくなくても微細な毛細血管を目詰まりさせたりするでしょう。
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抗体のクラスはIgMからIgDまでの5種類に分けられます。ウイルス感染に関連する抗体はIgM、IgGそしてIgAです。IgMとIgGは血液中に存在しますが、IgAは粘膜に多く含まれるため粘膜型抗体と呼ばれます。IgA抗体は呼吸器系のウイルス感染症の最前線である、のど粘膜に存在しており感染を防ぐことが可能。
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一度ウイルスに感染するとIgA抗体が誘導されますがIgA抗体は一般的に特異性が低いためウイルスが変異しても影響は受けにくいと考えられます。IgA抗体があれば感染を防御できますが、今回のmRNA型生物製剤で誘導される抗体はIgG中心でIgAはほとんど誘導されないため基本的には感染予防効果はありません
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mRNA型生物製剤で極端に大量のIgG抗体を誘導できれば大量の抗体の一部が血管外にしみ出しますので、抗体レベルが極めて高いごく短い期間では感染防御効果が少しあるかもしれませんが、春の陽炎の様な効果に期待するのは間違いです。最近感染拡大している変異型に対しては感染防御効果など皆無です。
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現在感染拡大しているXBB1.5?の様な高い免疫回避能力を有している変異型に対してはIgG1だろうとIgG4だろうと中和活性は実質的にはないということです。問題はオミクロン最新型に接種後の方が感染しても最新の変異型に対する中和抗体ができにくい、できないこと。これが抗原原罪のトラップです。
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抗体の中和活性が失われてもIgG1抗体やIgG3抗体が結合すれば抗体が結合したウイルスは除去されることになります。この活性がIgG4にはないため、IgG4が結合したウイルスは貪食されにくく血液中からなかなか除去されない。この機能は感染防御上重要で抗体がIgG4化される最大のデメリットと言えるでしょう
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接種を繰り返していくと接種直後の発熱がおきにくなるのはIgG1抗体がIgG4抗体に変化したためこの様な攻撃反応がおきなくなったためでしょう。四番目はマスト細胞(肥満細胞)の活性化です。この機能はアレルギー反応を誘導するIgEに限定されています。
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次のスレッドと書きましたが、いつ書くかということがありますので、ポイントの予告だけ書いておきます。補体を活性化できなくなると血液中に生じた抗原抗体複合体を除けなくなります。これは接種リスクを大幅に高めることになります。年一回の接種を推進する専門家の頭の中はどうなっているのか??
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巷ではモデルナがインフルエンザ用のmRNA型ワクチンの開発を進めているというニュースが報道されています。また前回のスレッドにはいろいろなコメントをいただき、どうもありがとうございます。少し気になったのが、内容が難しいという指摘です。そこで、予定を少し変更して基礎的なことを説明します。
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以前、このスレッドでIgG4に関して説明しましたが今回はこの続編です。今回はmRNA型生物製剤で誘導される抗体がIgG4化されることの生物学的インパクトについて、さらに説明します。 twitter.com/molbio08/statu…
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我が国では80%以上の人たちが新型コロナのmRNA型生物製剤を接種してしまっています。今になって接種しなければ良かったと考えている人も多いと思いますが、重要なことは今後追加接種を行わないということです。というのはIgG4抗体の量は時間経過とともに減少していくからです。このことが重要です。
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接種してしまった方が追加接種するとIgG4のレベルは再度高くなります。これまでに何回接種していようと、追加接種を避ければIgG4抗体の弊害を減らすことができるでしょう。この観点からも政府が考えているコロナワクチンの定期接種は行うべきではありません。皆さん、追加接種はやめましょう。
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いろいろコメント・質問をいただき、どうもありがとうございます。まとめて質問に回答します。まずは、IgG4がどのくらいの期間で減少していくのかということですが、私の周辺の研究者で二回接種後経時的に抗体価の変化を自分で採血して解析している方がいます。回答方々、そのデータを紹介します。 twitter.com/molbio08/statu…
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どんどん追加接種を行っていくということを勧めるのは免疫記憶という概念の存在を知らない医学の素人が考えることだと思います。これが、政府の専門家委員会は総入れ替えが必要だと思う理由です。体細胞の多くは一定の期間で入れ替わります。誘導された抗体も時間の経過とともに減少していきます。
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ヒトは雑種であり純系の実験動物ではありません。したがってmRNA生物製剤に対する反応も多様です。影響がない人も多いでしょう。重要なことは無限接種ループから脱出することです。人体の再生能力は高くさまざまな組織にも一定の余裕があります。ともかく、ここで立ち止まり追加接種をやめましょう。
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誤解なきよう書いておきますが、コロナのような変異が多いウイルスに対しては非接種が最良の選択です。この点ではボッシュ博士と意見は一致しています。接種をただちに中止して被害の正確な把握と被害者の救済を政府は責任をもって行うべきです。追加接種を再開するというのはあり得ないと思います。