301
ゴルドルフが死亡
「さて、地獄にいくとするか」
「待て」
「テ、テスカトリポカ!?」
「お前にはミクトランパでシェフをやってもらう」
「待ちなさい!冥界でシェフになるのだわ!」
「閻魔亭で洋食担当になるのでち!」
「「「とにかく地獄には行かせない!」」」
『スカウト合戦』
302
303
サッカークラブに入ってる
監督が怖い
怒鳴ったり叩いたり
親の前ではニコニコ
…
ある日勇気を出しパパに相談
「知り合いに経験者いるから、頼んでみる」
監督はすぐ変わった
新しい監督は優しい
…でもなんか変な喋りなんだよな
「上手いですぞ〜パスして!」
「藤丸君いいですな〜」
『蘆屋先生』
304
「いやー離して!」
子供が叫ぶ
手を無理矢理引く大柄の男
(誘拐?)
(通報した方が)
「地獄行きたい!連れてってどーまん!」
「夕飯の時間ですぞ!また今度!」
「そうやってずっと連れてってくんないじゃん!」
「今日は行きませぬ!」
(子育てって大変だな)
(地獄行ってみたい子供面白い)
305
藤丸立香の葬式
住職が汗だく
(暑いのかな?)
「気に食わん、坊主燃やすか?」
「ノッブダメですよ」
「適当やったら殺そうぜ!」
「同意なの!」
(今私を殺せば式が台無しに…どうか後で殺してくだされ)
「コイツなかなかのタマじゃの」
「任せていいんじゃないかい?」
『葬式(ぐだぐだ編)』
306
駅を1人の妊婦と子供が歩く
男が猛スピードで向かいから、あわやぶつかる
その時男の喉笛が切り裂かれた
「ギャー!」
周りは大混乱
「おかあさん、こっち」
「ありがとう、何があったのかな?」
「わかんない
おかあさんとこの子、けがしたら大変
愛されて、うまれてきて」
『ジャックと藤丸立香』
307
「いぞうさん」
「なんじゃ、小遣い握って」
「エウリュアレとおはなしして
おちゃかい、さそいたい、うまくはなせない」
「はあ〜〜金しまえ!行くぜよ!」
「え?」
…
「女神様〜この坊主がおまんに話あるそうじゃ、後は自分で話せ」
「えと、おちゃかい、きて」
「…いいわ」
「世話焼けるのう!」
308
瀕死の藤丸立香
道満を喚び力尽きた
「復讐をお望みですかな!この都地獄に
「おぎゃあ」
「え」
藤丸の手には赤子
「復讐ですが、やめました」
…
「おぎゃあ」
「ミルクですな?」
「おぎゃあ」
「オムツですかな?皆目分かりませぬ
…拙僧に子守りをさせるとは、サーヴァント遣いの荒いマスターだ」
309
世界を救った藤丸立香は実験台にされた
「何故平凡な人間が」
「理由がある筈だ」
「解剖しよう」
(助けて…!)
腹を切られる
血が流れ出し、タイルを滑ると召喚陣の形に広がった
瞬間、研究員は全員化け物となった
道満が笑う
「呼び声に応え参上いたしました!
マイ、マスター」
『最高の触媒』
310
マスターが酷く負傷
「うう…
痛いよ…お母さん」
それを聞いた瀕死のジャック
がばりと起きマスターを引きずり背負った
「ジャック!」
「おかあさんもおかあさんのとこに帰りたいの、
わたしたちもおかあさんにかえりたい、
けどそれは、おかあさんが帰ってからでいい」
「だから、かならず帰す」
311
戦闘中藤丸立香が大怪我
腹部から多量の出血
「太い血管が切れてるかもしれん」
急がないと命に関わる
その時
「それじゃあ、しゃあないどすなあ」
酒呑童子が
藤丸の腹に、手を突っ込んだ
「ぐっ!?」
「旦那はん、痛いけど堪忍なあ
今、血管直接抑えてるさかい」
帰還した藤丸は一命を取り留めた
312
晴明が来たカルデア
焦る道満
「きっと拙僧お役御免!いや晴明を打ち倒せば、しかし!このままでは
マスターに…見放される…」
「道満、話があるんだけど」
「ヒィ!」
「レベル120まで上げてもいい?」
「…はい?」
「道満昔からお世話になってるから、形で示したいんだ!」
『代わりじゃないよ』
313
ゴルドルフは引退しカフェを
「来たぞ」
「カ、カイニスなぜ!?」
「夢だよ」
「なるほど…クロワッサンは如何かね?」
「これが噂のクロワッサン?」
「ああ、お前に食わせたかった」
「キリシュタリア…」
「キャー楽しみだったの!あなたもほら!」
「ペペロンチーノにデイビット!?…ブクブク」
314
酒呑童子に惚れた職員
「いつかあなたとお酒を飲みたいです、下戸ですが…」
「ふぅん、ええ度胸やないの」
月日が経ち、職員は病で痩せ細り死亡
酒呑童子はその首を捻じ切り持ち去った
頭蓋骨を取り出し、酒を注ぐ
ぐい、と飲み干して一言
「ほら、どない?
死んだら下戸もなおったやろ」
315
藤丸立香は一騎のサーヴァントと生涯を共に
「隣はお兄さん?」
…
「彼氏さんですか?」
「旦那さん?」
「お子さん?」
段々歳をとる藤丸と歳を取らない一騎はバレぬよう引越しを繰り返した
…
「お孫さん?」
「孫ですか、あなたも歳をとりましたな」
「道満が変わんないだけ!」
『共に生きる』
316
藤丸立香の墓には沢山の供え物
ある日腹をすかせた小坊主が盗み食い
「こら!罰当たりめが!」
「ごめんなさい!」
しかし罰は当たらなかった
…
墓にはたまに貴金属も
「小坊主に罰が当たらなかったから大丈夫だろ」
他の弟子が売り払おうと持ち去った
…
翌朝弟子は苦しんで死んだ
『お前はダメだ』
317
318
カルデアの給料が支払われ藤丸は金持ちに
急に親戚という男
(詐欺ですぞ)
「…俺天涯孤独だったから信じたいな」
「保険に入りなよ!」
(殺す気ですぞ)
「食事作るよ!」
数ヶ月すると男は苛立つ様に
「お茶淹れたよ!」
(相手の茶に塵が
カップを入れ換えなされ)
男は苦しみ死んだ
『毒耐性』
319
藤丸立香が死んだ
小さな女の子が喪主
「お孫さん?未成年よね?」
「お母さんです」
「えっ?」
…
「お骨はどうしますか」
「海に撒きます」
…
「おかえり立香、母なる海へ
これでずっとお母さんと一緒だ」
少女は藤丸宅近くの海へ
骨壷ごと身を投げた
その後
角を生やした人魚が出ると噂が立った
320
クローンを作られ、無限に実験された『藤丸立香』
ある日それぞれ7騎を召喚
「地獄絵図がお好みですか?」
「世界を終わらせたいのかい?」
「燃やし尽くしてやるわ」
「獣を呼ぶとは」
「母が守ります」
「ええ度胸やねえ」
「エヘ、ウフフ」
「望みは1つ、藤丸立香を助けて」
『聖杯戦争団結編』
321
「助けて」
呼び声が、聞こえた
「アイツが呼んでる、チッ」
今度はただの聖杯戦争のようだが、何で俺を
召喚され見えたのは
「ヒュー、ヒュー」
拘束され無理やり生かされてる変わり果てた藤丸立香
(オベロン、この世界全部壊して)
「…お前みたいなクソお人好しに世界を呪って欲しくなかった」
322
藤丸立香の両親は新興宗教にズブズブ
多額の寄付で貧乏に
服や食べ物も買えず
でもある時、別の新興宗教に鞍替え
信者も優しく、特に「教祖」の女性は立香を可愛がり、好きだった
学校も行けてカルデアに
「霊基パターン、アルターエゴ!」
現れたサーヴァントに立香は驚愕した
「キアラさま…」
324
山を登ってると声
「先輩」
しかしマシュは麓の筈
サーヴァントの話を思い出す
「化け物は同じ言葉を繰り返せない 」
「もしもし!」
「もし…」
「この前のぐだぐだイベントは大変だったね!」
「はい…ぐだ…イベントは大変でした」
走って山を降りる途中
振り返り見たマシュは、頭が3つあった
325
fgoの素材
危険なものが多いから取り扱いマニュアルがありそう
【呪獣胆石、蛮神の心臓は結界内に保管し、耐性〇〇以下の職員の一分以上の接触を禁ずる】
【混沌の爪、万死の毒針を扱う際は必ず加護付きの手袋を着用すること】
【禁断の頁保管庫に入る際は視覚を遮断し、感知センサーで行動すること】