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現実に存在しうる《悪》が仮に1億パターンあるとしたら、その一億パターンのうち漫画や小説などのフィクションで描かれたことのない《悪》は1つもない、という状態こそが理想的で健全だとぼくは思っている。
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こうしてなんとか無事に入稿できました。
まあ、早朝だったので担当さんに電話するのも憚られたけど、相談すればもう少し〆切を融通してくれたかも…? 徹夜明けの眠い頭で必死に考えた方法は最適解じゃなかったかもしれないけど、後日担当さんは飛行機の代金を経費で落としてくれました。
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1839年、イギリス東インド会社の軍はカブールを制圧し、傀儡政権を打ち立てた。英国人将校率いるインド人兵士4500人と、その家族ら民間人12000人がカブールに駐屯した。しかし彼らはその後現地勢力の本格的な反撃を受け、1841年には危機的状況に陥った。
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「こういうのキモいだろ?」と訊かれれば「どっちも同じくらいキモい」と感じるけど、「キモいと感じるものを排除すべし」という思想こそが敵だと思ってるんで。
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僕は車で千歳空港に向かい、羽田行きの便に乗りました。教えてもらった通り、手荷物として原稿を持ち込むことは出来ました。羽田から講談社のビルに着いた時にはまだ午前中で担当さんも出勤しておらず、担当さんのデスクに原稿と書き置きを残して、札幌にトンボ返りしました。
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何てことだ、原稿は出来ているのに、それを入稿する手段がない!
今なら一瞬でデジタル入稿できますが、20年前の当時はまだ紙に描いて現物を送る時代でした。
荷物として預けておけば数日後には届くだろうけど、それでは〆切に間に合わない…
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いつものように流していたラジオからニュース速報が入り、アメリカの国防省が攻撃が受けたと聴いて耳を疑いました。テレビを点けると映画でよく見るペンタゴンから煙が上がっていました。その後ニューヨークで起きたさらに衝撃的な事件もテレビで横目で見ながらペンを動かし続けていました。
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11月には英国公邸が暴徒に襲撃され、12月23日アフガニスタン側との交渉に出向いた特使と将校は殺されて、その死体はカブール市内を引き回された。イギリス側の兵士・民間人16500人は、明けて1842年1月6日カブールを脱出。雪が降り続く中、140キロ先のジャララバードを目指す死の行軍が始まった。
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僕はまだそこまで切り捨てる気にはなれません。
フェミニズムは宗教ではなく、男女平等を求める現代的・現実的な思想だし、表現の自由とも共存できるものだと信じています。
話が通じない人もいれば、通じる人もいると思っています。 twitter.com/Iwane_Saku/sta…
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頭が真っ白になりました。
貨物便の再開はいつになるかわからないとのこと。本来なら代わりに陸路で運ぶ手もありましたが(一日くらいは遅れるけど)、その日はたまたま本州から北海道に向かって台風が北上中で、陸路の貨物便もいつ届くかわからない状況でした。
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なんかNHKが黒色火薬の原料を報道したことが物議を醸しているようだけど、軽くググったり図書館で調べたりすれば簡単に正確な混合比率や詳しい作り方までわかるよ。
僕もそれで漫画に描いたことあるし。
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フス戦争の取材はまじで大変だった。死ぬかと思った。 twitter.com/MintoTsukino/s…
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「TPOの問題」ならまだしも、作品に対して「差別につながる」とか「犯罪を助長する」とかいう批判はもはや断罪であり、作品に対して「死ね」と言ってるようなものだよ。もし僕の作品に事実無根でそう言ってくる人がいたら、生みの親として刺し違える覚悟で戦うよ。言う方にそれだけの覚悟はある?
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「これは大変なことになったな…」と思いつつも、どこか現実離れした事のようにも感じ、ましてそれがまもなく自分の身に危機を招くことになろうとはまったく予想できませんでした。
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出版社経由での連絡はまだありませんが、チェコで『乙女戦争(ディーヴチー・ヴァールカ)』第1巻(チェコ語版)が発売されたようです♪
argo.cz/knihy/divci-va…
ついに『乙女戦争』チェコ語版が実現しました!
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5日後の1月11日、一行を率いる英国の少将エルフィンストーンは自ら人質になって安全を賄おうと試みたがその甲斐はなく、翌日はジャグダラクの峠を封鎖されて分断された後衛部隊が壊滅した。
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…以上、ソースは『本当にあった 奇跡のサバイバル60』 amzn.to/38qjozW です。
英語のWikipediaにも記事がありました。
en.wikipedia.org/wiki/1842_retr…
こんな悲劇が繰り返されないことを祈ります…
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いろんな反応を眺めてみると「創作者が表現規制反対なのは当然」と思う人も多いようですが、そうとも限らないと思ってます。「悪質な表現を野放しにするのは業界にとってもよくない、ある程度の規制はあった方がいい」的な意見のクリエイターもわりといます。「悪質」の基準はいろいろでしょうが。
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『ハレム: 女官と宦官たちの世界 (新潮選書)』 amzn.to/3Kg0HPZ 読了。
主に西洋人たちの好奇と好色の色眼鏡によってイメージ歪みまくったオスマン帝国のハレム(後宮)を学術的な視点で正視。全ページ面白かった! 特に興味を引かれたことをいくつか書いてみる。