マリグナントは、インシディアスや死霊館でホラーを極め、ワイスピスカイミッションやアクアマンでアクションを極めた状態のジェームズ・ワンだからこそ作れた作品だったと思います。ワン監督の全部が入ってる。
『ある会社員』とある企業の営業2課 課長。その業務内容は殺人なので、とても大変だった……。あらゆる方面から板挟みになって追い詰められた果てに、オフィスにカチコミをするクライマックスのカタルシス。この映画、凄く好きなんですよね。観ると気合が入る。
『オオカミ狩り』船内に凶悪犯が解き放たれて暴力警察と戦ってたらもっと凄い事になって沢山死ぬ!ジャンルは虐殺。異常な血の量で画面は常に血の雨嵐!殺される人数もおかしい。そんなハイペースで殺ったら映画すぐ終わっちゃうよ!と心配になったけど、死に要員が多すぎて全然最後まで持ちました。
『ドゥームズデイ』超好き。SFと感染パンデミックと中世とマッドマックス世紀末が全部入り。映画は足し算すれば良い時もあるということを教えてくれる。ミディアムレアの丸焼き人間も美味そうに撮られてて、飯テロ映画としても優秀。
『ラ・ヨローナ 彷徨う女』かつて大量虐殺を指揮した老人の元に1人の家政婦がやって来るが、それから不可解な現象が頻発し…。グアテマラ産ホラー映画。血に濡れたグアテマラの内戦の歴史を、泣き女の都市伝説を絡めて描く。ホラー色が薄く史実ドラマ寄りだが、ラストは怪談として見事に締めてくれる。
呪詛を観たことで完全に取り乱してる。
『少年と犬』試写で観ました。文明が終わった2024年。少年とテレパシーで喋る犬がサバイバル!渋い声で喋り倒す犬が超可愛く、さらに大変演技も達者で、まさにスター犬です。前半は荒廃した世界を1人と1匹が巡る平和?なパート。後半の不気味なディストピア展開も楽しめた。オチがだいぶ酷くて笑う。
宇宙電磁波生命体が、いろんな機械や人間を部品にして次々と殺戮ロボットを生み出しまくる宇宙工作ホラーの大傑作『ヴァイラス』ブルーレイで久々に見返したけど超おもしろい!よ!!剥き出しの機械にグチャドロの人体が貼り付けられたグロテスク極まりないビジュアルは今見ても全く色褪せないね。
最悪の職業だ
『ヘルウィン』ハロウィンが地獄〈ヘル〉になる!タイトル前に10人近くブッ殺す勢いの良さで掴みはバッチリ。動機不明かつ不死身?の殺人鬼が人を殺しまくり、それを警察が追うというシンプルな構成だけど、殺人のバリエーションと犯人は誰かというサスペンスでグイグイ引き込む。これはかなり面白い!
哭悲のこの画像はパッと見 爽やかな感じがしますが、惨劇の真っ最中です。
好きな肩書き「フォロワー数1200万人」
仕事で無茶振りされた時は「こっちはananに2度載ってんだぞ」という気持ちで乗り切ってます。
凄く当たり前のことを言ってしまいますが、今はもう実社会とSNSは地続きになってる。そこを見誤ると事故ると思う。
『人肉村』男女グループが人喰い一家に捕まる!みんな大好き田舎人喰いホラー。思ったよりもグロさは控えめでドラマメインの内容でした。ただそこまで退屈ではなく、意外と観られるレベル。個人的にはもっと残酷なのが好みだけども。あと、思わず笑っちゃうくらいデカくてギザギザな包丁が出てくる。
上と下の温度差がすごい。
本音を言えば、引越したばかりの家の郵便受けに残穢の小説を投函する仕事で生計を立てたい。
立てば芍薬 座れば牡丹 死霊のはらわたライジング
『クランプス』クリスマスを信じる心を失ったが最期、サンタではない何かがやってくる!聖なる夜があらゆる形で襲い来るファンタジーホラー。人形が!クッキーが!そして恐ろしい悪魔クランプスが牙を剥く!おもちゃ箱をひっくり返したように賑やかで、チャーミングで、そして死ぬほど腹黒い傑作です!
ワイスピ ファイヤーブースト超面白かった。映画で大事なのは整合性ではなく勢いだと教えてくれる。
本当に疲れている時、映画は観られないけど、心霊ビデオは観られる。
『Come Play』自閉症の少年が持つ端末のアプリから怪物が現れる!ライトな作りのホラーだけどAR機能やペッタンハンドなどの小道具を巧みに使った恐怖描写が冴える。機能不全に陥った家族のドラマと化物の絡め方も上手いし、これは面白いですね。監督は本作が長編デビューだけどこれから更に化けそう。
『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』今回はサスペンス・スリラー色を全面に出してるけど、これが意外と大正解。映像的なインパクトは弱くなったところを夫婦の魅力と話の面白さで引っ張る。これまでの作風と変えて新鮮な面白さを引き出してると思う。死霊館ユニバース、まだまだ続けてほしいですね。