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→常識的な男性からすれば「スーパーのレジでブチ切れる男がいることについては、俺には何の責任もない」でしょう。その通りです。でも、「非常識な男性の“おかげ”で、常識的な男性までもが、日常生活のあちこちで、こういう細かい利益を高確率で受けている」というのも、紛れもない事実なんですよ。
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「重要な決定の場には男性しかおらず、女性が本気で求められるのは“男性やその肉親のケア労働をするとき”及び“男性に性的なおもてなしをするとき”のみ。しかも低賃金か無賃金」ってそれ、この社会が巨大な「男だけの街」ってことじゃん…
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いや正確には「男性市民と女性奴隷だけの街」かな?男性は、「男だけの街」より、こっちのほうが快適なのでは?
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思ったんだけど、女性が「女だけの街が欲しい」「女だけの街に住みたい」と言うときって、必ずしも「だから男は男だけの街に住め」という意味じゃないんだよね。男性のいる街でもいい女性はそこに住めばいい。なのに何で毎度毎度、「男は男だけの~」と言われたと思ってキレ散らかす男性がこうも多い?
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バリバリの男社会では、男性しかいない場だと、特定の誰かがいつも他の者の飲食の世話をさせられたり、中性的な外見の者が頻繁にその容姿をからかわれたりしやすいらしい。つまり「女性のような扱いをされる者」というのが固定してくる。
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で、バリバリの男社会では、この「女扱いする・される」ってのが最大級の侮辱・屈辱になるらしい。女性の「女だけの街に住みたい」という願望を怒る男性って、「だから男は男だけの街に住め」という意味に受け取り、「自分が女扱いされるかも知れない」という恐怖を感じて、あそこまで怒るのかもな。
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生理休暇ができた理由として、「働けないほど生理痛がつらい女性がいるから」だけではなく「経血量が多くて生理用品の交換が間に合わない女性がいる可能性があるため」ってのもあったらしいね。(想定されていた職業の代表格は「バスガール」)
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遠藤M氏の紹介(考案?)した陳情書のテンプレやQ&A読んだけど。反TGismのお方たちの主張は「男性器のある人は女性スペースに入らないで」ってことと同時に「公共の場のルールを性自認ベースにしないで」ってことなんだけど、氏(を含めTGismを掲げる人)って、良くて前半の主張にしか答えないんだよね。→
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→最悪「あわよくば性犯罪をやるところまで行こうと思っている男性身体者」が女性スペースに入ってきても、「殴られた」「レイプされた」「殺された」等の“実害”が発生するまで、女性側にはもう打つ手がない、ってことなんだよ。→
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TGismのいびつなところって、すぐ思いつくだけでも二つあって、一つは「『自分は女性』と名乗る男性身体者には、本人の望む、女性としての処遇をしないと差別」というように、TRAが実現を望むのはあくまで「男性身体者本人の望む、女性としての処遇」であること。→
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→つまり「女装して女子トイレを使いたい」が、「それまでの、男性としての高い賃金」から、「女性並みの低賃金」にされるのは嫌で、それをされたら「T差別だ!」となるところ。→
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→もう一つは、女性身体者にはこれに相当するものがないこと。「女性身体者が『自分は男性。だから男性並みの高い賃金を下さい』と企業に申し入れても、企業は『あなたの賃金が低いのは、あなたが女性だからという理由ではなく、あなたの能力が低いからです』と言って断れる」ということ。→
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→つまりTGismって、男社会にとってすごく都合のいいものなんだよね。全体的に男性身体者の権利は拡大されるし、「女性のテリトリーに侵入できる」「女性に嫌がらせできる」「性犯罪をやりやすくなる」ということでいわゆる弱者男性の鬱憤晴らしの機会は増やせるし、→
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→女性身体者のことは恐怖でその行動を制限し、委縮させることができるし、恐怖を訴えるその口を「T差別だ」という理由で塞ぐこともできる。→
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→今の日本ではTGismを推しているのは野党のようだけど、男社会を堅持したい与党がTGismを上手いこと政治利用し始めたらと思うとほんと怖いよ。そうなってから野党は初めて「利用されてた」ってことに気づくのかね。参院選、どうしようね。
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若者のみならず、「投票に行かない人全般」の言い分として、「自分のような、政治のことなんてよく知らない者が特定の候補者や党を選ぶなんてことのほうが無責任だし、そんなこと怖くてできない」ってのがあるらしい。→
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ヤフーの記事なんかで「学校の健診では、女子は男性医師に対しては、上半身裸にならなくていいのでは?」的なものが載ると「だったら『病気を見逃されても一切文句は言いません』という念書を書け」みたいな、ミソによるコメントがすぐに多数つくけど、現実に、こういう医師がいるじゃん…… twitter.com/info_history1/…
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あと、「せめて女子の担当は女医がやってくれまいか」という提案が出ると、これもミソから「女医の数が少ないから現実的ではない」的なコメントが即行でつくけど、うん、そうだね、「医学部で、女子受験者を一律減点」なんてことが長年行われてりゃ、そうなるよね。
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「女性限定です」と銘打たれている講習会やイベントって、大抵、程度の差こそあれ「女性の体をしているゆえに遭遇しがちなトラブル」を扱うんだよね。言ってみれば「婦人科の診察室」みたいなもの。たとえ熱意と善意に溢れてても、赤の他人である“男”が参加をお断りされるのは当たり前。
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「痴漢は許さない」という機運が今ほど高くなかった時代には、電車内で痴漢に遭った女性が駅に訴えても「痴漢もお客様ですから」と言われてあしらわれたらしいしね。「酔漢もお客様ですから」「スリもお客様ですから」とはならなかったのは何でだろうね。(ヒント:駅員や男性客も被害者になり得る) twitter.com/asahicom/statu…
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「女子校では、女子は男子の目を気にせずに済む」という言い方だと「女子が堂々とがさつで行儀の悪い振る舞いができる」という意味ばかりにとって眉を顰める人がいるかもだけど、そういうことじゃないんだよね。「男の面目だの沽券だのプライドだのを忖度せずに済む」→
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→「1番になれる自信があるときには全力で1番を目指せる。実力の近い男子がいても、わざと負けてみせてそいつに1番を譲ったりせずに済む」「“負けるが勝ち”と心得て、“男に花を持たせ”て、“男なんて手のひらの上で転がせばいい”…的なことを強いられずに済む」等のことのほうが大きい。→
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→まだまだ人格形成期の10代半ばから20代前半あたりで、若い女子が、そういう“学び”を強いられずに済む意義は大きい。「そういうことを強いられない世界がある」と、皮膚感覚で、体感で、実体験として知っておく意義は大きい。→
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→「社会に出ればいずれそういうことをしなくちゃいけないんだから、早くから経験させて慣れさせたほうがいい」とか言う大人もいるかも知れないが、絶対に違う。「そういうこと」は、「社会」のほうからもなくしていくべき“悪習”なんだから。
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世の中には「なかなか子供ができず、夫婦で検査を受け、夫側が原因らしいことがわかった」という夫婦もいるわけだが、そういう“夫”が男性上司に「君のところは子供はまだか?嫁さんが渋ってるのか?女性には産める年齢の上限があるんだから、早く説得しろよ」的なことを言われてつらいって話を聞いた。