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息子は、生活力のない無気力な父を軽蔑し、無視し続けた。しかし、自分は父のおかれた境遇も苦しみも全く理解しないまま、死に別れたのでないかと深い悔悟を持つようになる。とても悲痛な内容の番組だった。今では、同じようなPTSDの日本軍兵士の遺族と交流する活動をしている。
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翻って、自分達はどうだと言われれば、少なくとも自分は信用云々は個人個人の問題というか、状況によるとしか言えないが、どこかものの考えた方や捉え方のような本質的な部分で信用できないというよりも、「わからない」という感じ。現象としては理解出来ても、どこまでも腑に落ちる事がない。
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「クロ現」の戦争ボケの男性は、元は精鋭部隊である空挺部隊の兵士だったが、戦時中に精神に変調を来して病院に収用され、そのまま終戦を迎える。軍のエリート兵士が、戦後はバカ扱いで生涯を終えた。人生って何だろう。
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「ガンダム」がブームになっていた頃でも、有識者が「大学生にもなってテレビまんがにうつつを抜かす者がいて、日本の将来が危ぶまれる」とか述べているのを、新聞で読んだことがある。当時は特撮にせよ、アニメにせよ、「成長と共に卒業する子供の文化」という認識は強かったから、悩みはあった。
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それにしても、この一年余りのウクライナを見ていると、色んな事を教えられる。「侵略戦争には世界が黙ってない」も思ったほどにはアテにならない事(それでもウクライナは格別に支援されている方だろう)、支援を求めてもこちらの望むようなるとは限らない事、蛮行はどこでも起こる事等々。厳しい。
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同じPTSDになった日本軍兵士の父を持つ男性は、「子供は子供で、戦後の社会を生きなければならなかった。あなたの立場も仕方がなかったと思う」と語りかけていた。確かに、父親が戦争で精神を病んだことを、社会的にもなかなか知られない中で子供に理解し共感せよ、とは無理だろう。
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指導者、指導者って言われると、「君達、リーダーシップがないと秩序が作れないのか、面倒臭い人達だなぁ」と思うこともあります。そんなもんは非常時だけでいいでしょうが、年がら年じゅう存在感あるリーダーなんて鬱陶しいわ、と。こういう事だから、リーダーがいないんだろうか。
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先週の「クローズアップ現代+」でも、この問題が取り上げられ、戦後周囲から「戦争ボケ」と呼ばれた男性の事が出てきた。やはり戦後は無気力で仕事もせず、地域では「戦争で頭がボケたらしい」とバカにされ、他人とも交わらすに生きた。親族は「本人も皆から見下されてるのはわかっていただろう」と。
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私が子供の頃、法事に集まってきて、その後の宴会(直来、なおらいと呼ぶ)でほろ酔いになったじいちゃん方の戦争体験は、新聞や本に載っているようなものとは大分違うアナーキーだったり、ファンキーだったりする内容で、聞く事が出来て良かった。 twitter.com/kingbiscuitSIU…
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昔、新聞の投書で
「尋常小学校で先生から『人間の先祖はサルだった』と教えられた。その同じ先生が『日本人のご先祖は天照大神さまという神様です』と教えるので、その神様がサルだったのかと聞くと大変怒られて、成績も「可」にされてしまった。母親に『お前は何をしたんだい』と怒られた」
と読んだ
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ムード歌謡の歌手だった頃に全国のナイトクラブを営業で回ったものの酔ったお客には、ほとんど聴いてくれる人もいなかったそうで。時には、店で手売りしようとしたレコードをお客に割られてしまうこともあったとか。そういう辛酸をなめてきたので、アニソンの聴衆の熱さがありがたかったのでしょう。
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ここまではっきりした形ではなくても、戦争体験で精神にある程度変調を来した人は結構いたのかもしれない。アメリカ映画の「ハクソー・リッジ」でも主人公の父親は第一次大戦に従軍後家族に暴力を振るう情緒不安定な人になったという描写があった。日本だけであるはずかない。
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自分はどうしても、人間関係を「情」で捉えるだけではなく、「理」で理解しようとする。この辺が自分という人間の器の限界だと思う。
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この番組がお!と思ったのは、大体こういう獣害関係ってニュースでは何故か和みネタ扱いだったりするが、これはシリアスな内容で「イノシシは田を荒らす、新潟米最大の敵」と呼び、一貫して「地域の脅威との戦い」という描き方だった。やっとこういう内容の番組が出た。
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以前、町内のおばあさんが、時々畑のものを取られると言っていた。ある日、畑に行くと、近所のおばあさんが堂々と野菜を収穫しているのを発見!驚いて、「あんた、何してるの!」と声をかけると「いいところに来てくれた。あんたが来なかったら、あたしゃ泥棒になるところだった」とニコニコ。 twitter.com/sow_LIBRA11/st…
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今日も快調なBS1のロシア国営テレビニュース。本日の話題
「マウリポリでドンバス人民共和国軍が国粋主義者から集落を解放。保護された住民は安堵の表情を浮かべる。
一人のお婆さんは『家のドアを叩く音がするから、「国粋主義者のネオナチなの?」と聞いたら、『大丈夫、私達ですよ』」
ホントかよ
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何人かの方から引用リツイートでご指摘頂いたのですが、昨年からえきねっとが実際に二年間ログインしない人は自動退会にするというシステムを始めたので、余計に紛らわしいです。
ご指摘受けて思い出したのですが、そういえば昨年こういうメールが来て、ログインしました。
eki-net.com/top/oshirase/p…
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このような海外の人達による「不思議の国ニッポン」という考察は色々あって、どれも色んな意味で興味深いんですけど、私にしてみると「不思議って言われることが不思議なんだけどなぁ」と思うこともあります。私からすると、海外も不思議の国ばかりだから。誰しも異国は不思議の国、という感じかも。
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20年ぐらい前、来日したテリー・ファンクが、「列伝」を愛読していたインタビュアーから、その話を聞かされ、「・・・知らないな」と答えた。落胆の色を隠せないインタビュアーを見た、テリーは「今日は君の夢を壊してしまったな」と言った後、
「今、思い出した。全部、本当だ!」 twitter.com/eiitirou/statu…
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水木一郎さん追悼番組に推したいのは、
「世界ふれあい街歩き 鎌倉編」
鎌倉在住の水木さんが語りを務め、地元でもあり、リラックスした調子で一時間喋りっぱなしという内容。最後の方で鎌倉の街に奥様も登場するレア映像でした。
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ドローンは赤外線カメラも装備し、上空から視界の悪い森に隠れているイノシシを探知しようとするが、七時間飛んでも発見出来ず、その間に行動半径の外で猟友会が熟練の勘で発見したイノシシを仕留めていた。ドローンチームは次のシーズンに捲土重来を期す。
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次のシーズン、ドローンチームは猟友会に先行して現場に展開。事前偵察で川の傍に大きな熱源を発見した。合流した猟友会の一人に赤外線画像を見せると「群れだ」。早速猟師達が標的の熱源に向かうと、動き出した熱源が10匹のイノシシの群れだと判明。ドローンで熱源探知をしながら、無線で猟師達を誘導
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ドローンで上空から群れの位置を捕捉し、猟友会が包囲して群れの半数を仕留めた。ようやく成果が出て、猟友会もドローンチームも笑顔が出る。他にもアライグマが増加傾向で、研究者は「既に初期の封じ込めの段階は過ぎて、生息範囲が北に広がっている。今から対処するしかない」と。
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そういえば、この前NHKスペシャルでも獣害対策のレポートやっていて、又状況が違うのかもしれないけど、なんだか牧歌的な内容で違和感があった。「動物たちと上手くつきあおう」みたいな感じ。しかし、こっちは「生活がかかっているから情無用!」で、界隈の雰囲気としてはこっちがリアル。
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これが本日の新潟日報のトップ記事。
「7月1日時点で14人(定数17人)だったが、家庭の事情で退職者が相次ぐ見込み。来年1月にはほぼ半減の9人になる。
総務省幹部は「職員が定数の半分しかいない自治体は聞いたことがない」と語った」
niigata-nippo.co.jp/articles/-/144…