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東北地方の日本海側、もっと細かくいえば、秋田県では『スギモダシ』と呼ばれて親しまれていたスギヒラタケは、実は猛毒菌だったことが発覚したのだ
つまりこのキノコは、通常は無毒だが、腎機能が低下している人が食べると脳を冒し、人を死に追いやるという恐ろしい毒キノコだったのだ。
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1932年のロサンゼルス五輪の際、障害が設置された22マイルの距離を走り総合タイムを競う馬術競技に出場した城戸俊三選手と愛馬の久軍号は、無過失のままトップに立ち、金メダル確定の状況となった。
しかし最後の障害を前に遂にスタミナ切れを起こした久軍号に突如異常が発生した。 twitter.com/afpbbcom/statu…
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これは各家庭の姑間のプライドを著しく刺激し、子供が咳ひとつしようものなら慌てて病院に押しかけて医者に診せ、ミルクの飲ませ方までいちいち心配する姑まで出ることになりました。
こうして村民の「風邪は寝てれば治る」という状態は急激に改善されていきました。
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また、当時沢内村には医者がおらず、回されてきた医者がヤク中だったため、深沢氏がブチ切れてクビにして以降、村は無医村になりました。
深沢氏は自分の母校の福島大学の真ん前に宿を借り、述べ9ヶ月間日参して嘆願を続け、遂に「鬼才」と呼ばれた天才医師・加藤邦夫医師の派遣を勝ち取ります。
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これにより、1962年、沢内村は全国の自治体で初めて乳児死亡率0を達成します。
かつて、現在のソマリアの乳児死亡率より酷い乳児死亡率7%を記録してい、名実共に全国で一番子供が死ぬ村であった沢内村は、全国で一番子供が健康な村へと進化したのであります。
その間、わずか8年。
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ですが、これには医師会からクレームがつき、岩手県庁も慌てて沢内村の説得を試みました。
ですが深沢氏は
「憲法が保障できない健康ならば、その健康は村が守る。国が村を訴えるなら上等だ。最高裁まで争ってやる。国は後からついてくる」
とまで言い切りました。
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@North_ern2 ハンガーノックにかかった方の体験談を聞いたことがありますが、目の前を歩く人の姿がだんだん小さくなってゆき、最終的にくるぶしぐらいにまで小さくなってたそうです。ようかん食ったら、元の大きさにムクムクと戻ったとか。
他にも、お地蔵さんが数百体見えたとか、家族の声が聞こえたとか。
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そして深沢氏は遂に決断します。
それが「1歳未満の乳児と65歳以上の高齢者の、医療費の永久10割負担」でした。
当時、患者側5割負担が義務付けられていた日本国の保険制度では、沢内村のようなド貧乏寒村の村民が医者にかかることなどできるはずもなく、「医者にかかる=破産」でありました。
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これの中心に置いてある網みたいなのは、パパ上が粗大ゴミのジェットヒーターをバラし手取った芯の部分です。
これが値打ちもので、中心にうずたかく炭を積んでも崩れないから、魚から物凄い勢いで水分が飛び、あっという間に焼枯らし状態になるんですよ。
GODIVAなんか目じゃないですよ。
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マタギだ川漁師だと、色々その道の達人を追いかけてきた私が断言するが、「経験と勘」で達人になった達人はおらん。
伝説的な人ほど経験や勘に頼らない。引き出せば引き出すほど、緻密な論理が出てくる。それを聞いてると一生終わらないくらいの。
経験と勘、はめんどくさいからそう言ってるだけや。
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ですがその直後、深沢氏の身体に食道癌が見つかり、村長在職のまま、1965年、深沢氏は肺炎のために死去します。
猛吹雪の中、無言の帰村を果たした深沢氏の遺体を乗せた車は、瞬く間約1000人の村民に取り囲まれ、村の入口から葬儀会場までたどり着くのに数時間を要したといいます。
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岩手には「竈門をひっくり返して家計を破産させる」という意味で「竈門キャシー」という言葉があります。
当時の沢内村では、医者にかかるとこ自体が「竈門キャシー」的行為であり、長患いの年寄りは自決するものと相場が決まっておりました。
深沢氏はその状況をひっくり返そうとしたのです。
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@goshuinchou 七人ミサキ……。
秋田マタギも、山で突如、生暖かい風に吹き付けられる事があり、その時は「ミサキ風にあたった」と言って引き返し、その日の猟に落ち度がなかったか顧みるという。
そういう時は、親戚にお産があった人がいたり、七人で山に入ってたり、必ずマタギ側に落ち度があるもんだそうです。
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ナマケモノの親は成人した子に、ひとつプレゼントをあげるという。
それは今自分がいる木から降り、その木を子に明け渡すことだ。
当然、ナマケモノが木から降りるという事はかなり危険な行為。そのまま殺られる個体も多い。
地面を這いずるナマケモノがいたら、それは成人のお祝いなのだ。 twitter.com/FIFI_Egypt/sta…
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島根県民と岩手県民、お互いに「おっ……お前が相手か!」みたいな感じになってる。
岩手県民は「あの砂漠があるとこか」と思ってる。
鳥取県民は「平泉・橋野高炉の2つの世界遺産を擁し、龍泉洞や小岩井農場に加え、『あまちゃん』の舞台ともなった、あの岩手が相手か」と思っているに違いない。
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「人に迷惑をかけない」と念じてる人は、「それがいつか報われる時が来る」と信じてんだよ。
報われることなく社会から退場を迫られた瞬間、それは「命の限り社会に復讐してやる」という怨嗟に変わる。
鬼ですらない、餓鬼の道とはこのことだ。他人の迷惑を考えることは餓鬼道への第一歩なんよ。
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@xarnstfmC9t7LIY その後の講演会で、
「昔、私が遠野市に通い始めた頃は、『遠野は民俗学発祥の地であって妖怪の住処ではない! 味噌もクソも一緒にすな!』というお叱りを随分受けた」
と仰っていました。
自分が一番妖怪じみた風体してましたけどね。
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必死の調査の結果、元凶として浮かび上がってきたのが、スギヒラタケの存在であった。
なんと、東北地方で謎の急性脳症を発症した患者のほぼ全てが、発症前の1ヶ月〜数日前までに、このスギヒラタケを食べていたことが発覚したのだ。
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事の始まりは2004年。新型コロナウイルスのSARSが流行した年だ。
SARS患者に顕著に見られる症状として、『急性脳症』があった。重症化したSARS患者は、急性脳症や激しい痙攣を引き起こす場合があった。
そこで2003年頃国の、法律が変わり、急性脳症を引き起こした患者の報告が義務化された。