この辺りの過渡期は1930年代辺りにあるのではないかと思う。たとえば夢野久作『少女地獄』(1936)。“……”の末尾に“。”が付いている。大衆小説の雄たる江戸川乱歩なども、『二銭銅貨』(1923)では“……”を独立させていたのが、『怪人二十面相』(1936)ではこの通りである。
まとめる。 『三点リーダーの直後に読点はルール違反』ってなに? ↓ ・かつて『三点リーダーやダーシに句読点を付随させる時は後ではなく前に付けていた』時代はあった ・1930年代辺り?から、三点リーダーの直後にも句読点を付けるようになった ・今はそんなルールはない ……という感じ。
また、抜粋の例文を見てもらえるとわかるが、当時の作家でも鉤括弧の最後に句点(。)をつけたりつけなかったりする人がいたりするし、よく語られるこういう『文章表記のルール』なんてものは書き手の癖や美意識に大いに依存するので、あんまり神経質になる必要はないんじゃないかと思います。
「野良はいま無職とぶたばらどっち?」 「半々って感じだけど、犬丸くんもハムカツさんもアキトさんも無職だったし無職になるんじゃないかな」 いまディスコでこんな感じのひどい会話がなされている
FF14の民なので、FF16の召喚獣アビリティのリキャストを1秒たりとも腐らせてはいけないのではという強迫観念に駆られてしまう