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漫画の実写化ってキャラの再現度の良し悪しが話題になるけど、個人的には「精巧なコスプレ」よりも「あのキャラが現実世界にいたらこんな感じという再解釈」の創意工夫が見たくて、その意味で『岸辺露伴は動かない』ドラマはとても良いな。1話の一究とか原作とだいぶ造形は違うけどめっちゃ一究だし。
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「くたばれ正論!行き過ぎた正しさは何も生み出さない!自分の衝動を、本能を守れ!」ってメッセージに「その通り!!」ってめっちゃ同意してくれそうな人々が、つい先日アメリカで議事堂を襲撃して逮捕されたような。
bbc.com/japanese/55606…
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日本(に限らずだが)、「環境問題への取り組み」そのものが制度や慣習として社会にしっかり根付く前に、「環境問題への取り組みという偽善を疑え」的な冷笑的態度の方が先に広く蔓延してしまい、結果として海外に遅れを取って化石賞もらったりしてる、的な面がある気がしてならない。他の分野でも…。
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『国家はなぜ衰退するのか』、国の明暗を分けるのが地理条件でも文化でもなく「政治制度」だというのが核心で、結局のところ「収奪的」な方に陥る道を潰して、「包括的」な道をどう開くかは、人々の不断の努力(そして幸運)が不可欠…という当然といえば当然の内容なのだが、今こそ必要な考え方よな。
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気候変動がいかに全地球を巻き込む危機なのか、世界各地で具体的にどうヤバそうなのか、ビジュアル的にわかりやすく示したマップをNYタイムズが作ってるので見てみて。単純に「暑くなる」とかにとどまらず、元々その土地でヤバかった災害が輪をかけてヤバくなる、という傾向…
nytimes.com/interactive/20…
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ポケモン新作になんだかんだ注目してしまうのは、一般的にはマイナーな生物が世界的な超メジャー舞台にキャラクター化して躍り出る瞬間でもあるから。いきもの好きにとっては祭りの時なのだ…(あとポップカルチャーにおける動物の人気/受容度のバロメーターとしても読める)
twitter.com/numagasa/statu…
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先日のキヤノンの件も(分野が違うだけで)実は『教育と愛国』の恐怖と通じる話だなと思う。「日本軍は悪いことしてない」とか「地球温暖化はウソ」とか、耳に心地よく響くが歴史的事実も科学的知見もガン無視した主張を、政府や大企業が権力と金を濫用して押し通そうとする。
twitter.com/numagasa/statu…
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『インターフォース ソウル』という韓国アニメ、凄くキュートでカッコイイ。安月給で働かされる超能力女子コンビが活躍。ポップなかわいさとキレのあるアクションは『羅小黒戦記』も想起する気持ちよさ。インディー制作だそうで、続きに期待大。YouTubeで日本語字幕で見れる!
twitter.com/_SLEEPING_EART…
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ドラえもん公式が「ミノタウロスの皿」上げてて「丑年だからってオイ…!」と話題だったけど、「パーマンはつらいよ」を今あえて出すのもちょっとしたメッセージ性を感じなくもない。「困ってる人がいても自分が良ければ良い」…わけないことは自分が一番わかってるでしょと。
twitter.com/doraemonChanne…
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ロンドンに来る予習として最強ロンドン映画『パディントン2』を見返した。もはや完全無欠の傑作みたいな評判が世界的に定着してしまったので、逆に今見たら欠点も目につき始めるかもしれない…と思って見たが、やはりこの世には完全無欠の傑作が存在すると再認識して終わった
amzn.to/42P5zop
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今週のモルカー見たけど、そろそろ公式からこれ来そうで困るな…
twitter.com/numagasa/statu…
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「戦時中の動物福祉」という英語記事。ペット、動物園、家畜など多様な動物のウクライナでの過酷な現状を語り、戦争が動物に被害を与えたり利用してきた歴史を振り返る。記事内の「動物福祉と人間の幸福や健康はゼロサムではなく、互いに深く繋がっている」という視点は重要。
vox.com/22996601/anima…
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『九月、東京の路上で』によると、いつもなら「デマに決まってるだろ、くだらない」と冷静に考えられる人でも、いざ混乱が起きて恐怖が身近になると「まさか事実…?」という方向に思考が引っ張られ、ついには虐殺に加担する寸前までいったという証言が残っている。災害時の差別デマが特に悪質な理由。
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『ダンジョン飯』電子版が全巻50%ポイント還元中。絵も物語も世界観も圧倒的にクオリティが高く、かつ12巻出てる今に至るまでずっと面白いという稀有な作品。TLの漫画好きは全員読んでる気もするが、普段あまり漫画を読まない人(映画好きとか)にもオススメ。セール今日まで
amzn.to/3IteGDb
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ニュージーランド地元紙によるカカポ繁殖の記事。カカポは好物のリムの木が実を結ぶ2〜4年ごとにしか繁殖しない、そして受精率が低い(今年も141個の卵のうち受精したのは77個ほど)、そもそも全く繁殖しない個体も多い…など、カカポ繁殖は超ハードなのです。
odt.co.nz/regions/southl…
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オーストラリアで絶滅の瀬戸際にいる鳥の鳴き声だけを収録したアルバムが、国内チャートでトップ5にランクイン。アルバム名は"Songs of Disappearance"(消滅の歌)で、実際いつ消えてもおかしくない希少な鳥の声が多数。売上は自然保護活動へ。YouTubeやSpotifyでも聞ける。
bbc.com/japanese/59678…
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17年に一度の素数ゼミ大フィーバー、ナショジオも記事に。セミの大量発生と聞くと気持ち悪がる人は(アメリカでも)多いのだが、生態系にとってはまさに千載一遇の「恵み」であるという視点はその通り。作物を食い荒らすでもなく、実害も少ない。あと意外と飛ばないらしい。
natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/photo/sto…
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「生物学的」という言葉を振り回せばどんな屁理屈ももっともらしく聞こえると考えているのかもしれないが、論理的な破綻は隠しようもなく、要は(アメリカでいう宗教保守過激派の日本版みたいな)科学の精神から最もかけ離れた層に向けた目配せなのは明らかだし、「生物学的」が聞いて呆れるんですわ。
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ジョジョ6部、再評価されるべき点は色々あるけど、やっぱり徐倫のキャラクター造形が本当に素晴らしいし、あれをジャンプでやってたのはつくづく凄いよ(少年漫画どころか海外エンタメとか含めても稀有な女性ヒーロー像だと思う)。6部をリアタイで読めていたことは改めて幸福な体験だったんだな…と。