オミクロン期含むマスクと新型コロナ感染予防の新研究(American Journal of Infection Control) 家族以外の人と接する時にマスク非着用の日が1日以上ある群と一貫して使用した群で比較 結果デルタ期ほどでないが、マスクを使用していないことが新型コロナ感染確率増加と関連する(aOR=1.16)とわかった
紹介の仕方が悪かったかもしれないので今一度書くが 新型コロナワクチン接種すると心筋炎がまれに出る事がわかっているが 実は接種する事で、特定の種類・年齢層を除いてより起こりやすい「新型コロナ感染後の心筋炎を減らしている」可能性がある(発生率比で約半分)との結果 知らない人も多いと思う
次の波の予測報道が海外で増加 次に有力と見られているのがBQ.1.1(ケルベロス)やBA.2.75.2(ケイローン)等BA.5感染で誘導された免疫からも逃避性ありとされる変異株だが有名なEric Topol医師はXBB(グリフォン)もありうると インフル流行予測も様々で多様な可能性考えた準備が大切な時期との見解は一致
・今回の提言 bmj.com/content/379/bm… "バイデン大統領の「パンデミックは終わった」発言は時期尚早" ・米国の医師らによる提案 bmj.com/content/379/bm… 政府はマスク取得を容易にする取り組みを「それで密な屋内でいつでもマスクを使用でき自分自身を保護したい人が確実に保護できるようになる」
”欧米は脱マスク進む”等と緩和の報道ばかり目にするが 米国の医師、公衆衛生学者、経済学者やその他の専門家のグループが10/7同国政府の対応に憂慮を表明 「検査、マスク、治療、換気を優先し続ける必要ある」 「政治指導者は寿命の短縮、多くの人の健康や経済安全保障の低下を容認すべきでない」
現在、新型コロナの変異はどうなっているのか? 次の波で有力な各変異株の位置づけは? Daniele Focosi医師のツイートがわかりやすい twitter.com/dfocosi/status… ・BQ.1.1  ケルベロス BA.5から派生 ・BA.2.75.2 ケイローン BA.2から派生 ・BA.2.3.20 バジリスク 同上 名前の神話感がすごい
次の波はどうなるか? ScienceやNatureのNewsによると ●波はBA.5時と同程度か ●次の波に有力 ・BQ.1.1  欧州等で拡大 ・BA.2.75.2 インド等〃 ・BA.2.3.20 シンガポール等〃 ※前2者はBA.5感染で誘導される中和抗体も多く回避 ●インフルの動向も注意 ●医療負荷高まる可能性あり要注意
新型コロナに関し偽情報を広める医師へ懲戒が可能となる法律をカリフォルニア州知事が署名 同行為を行った医師は医療委員会で懲戒処分を受け州の免許取り消しもありと ただSNSは含まれず,患者に直接それらの情報提供した場合に限られ議論を呼んでいる この種の法律は全米初との事で今後が注目される
オミクロン期に新型コロナ感染・入院した妊婦の研究 入院妊婦のうち中等症~重症 ・ワクチン未接種 5人に1人 ・2回接種    10人に1人 ・3回接種    20人に1人 ・集中治療室は3回後0 ・妊婦の死亡4人中未接種3人,1回後1人,2・3回後0人 オミ期も妊婦は重症化,接種でのリスク低下を改めて示唆
・出典 nature.com/articles/s4159… オミクロン期でなく年齢層が高めで(平均60代)その点は差し引いて考える必要あり ただオミ期でどうかは不明で一定の注意は必要ではあろう ずっと前から"ただのかぜ"等と根拠なく主張するむきが一部にあった いかにおかしなことだったか改めて指し示したとも言えよう
新型コロナ感染1年後の神経後遺症 新研究(Nature Medicine) 非感染者と比べリスクは ・神経後遺症全体  42%高 ・虚血性脳卒中   50%高 ・出血性脳卒中  119%高 ・記憶障害     77%高 ・アルツハイマー病 103%高 ・脳炎等       82%高 ほぼ全項目で高く特性をあらわにした
新型コロナワクチンを打つほど重症化しやすいという事はあるか? 2回接種と3回を比較 結果 ・3回群の方が入院しにくい ・時間経過で入院確率低下との関連は弱まる ・だがそれでも3回後は2回より入院リスク低いまま経過 接種で広く免疫が障害されるなら逆の結果になりそうだが今回もそうならなかった
・出典 wwwnc.cdc.gov/eid/article/28… 一時期かかって免疫をつければそれでOKなどという一部の説があったが、かかっても再感染リスクが相応にあることが明らかになってきている 今回はフランスの調査、先日デンマークの報告があったばかり オミクロンは再感染に注意が必要そう twitter.com/shuichiotsu/st…
新型コロナ再感染の新研究(Emerging Infectious Diseases) ・オミクロンの再感染リスクは他株より6倍高 ・再感染までの日数は146日 (中央値, 7-214日) ・再感染全体の26.6%は90日以内,3.2%は30日未満 ・BA.1初感染, BA.2に再感染, BA.5再々感染も3例 早い再感染が珍しくないことが明らかになった
重要な結果なので共有 新型コロナ感染症患者を対象とした興和のイベルメクチンの試験 主要評価項目でプラセボと明らかな差を認めず 「本剤の有効性を見出すことができませんでした」と同社発表 自己入手で自己判断使用をしている例も散見され、この結果が周知されてほしい kowa.co.jp/news/2022/pres…
・出典 jamanetwork.com/journals/jaman… 以前から指摘されていたが改めて小児においての新型コロナ感染後の糖尿病リスクを示唆する結果 【これまでの知見】 ・感染後小児で1型は23%高 twitter.com/shuichiotsu/st… ・全糖尿病が166%高 twitter.com/shuichiotsu/st… 「ただのかぜ」との違いがまた明らかになった
新型コロナ感染と小児の1型糖尿病 最新研究(JAMA Network Open) 他の呼吸器感染症になった小児と比較 結果、新型コロナ感染後の小児の方が1型糖尿病と診断されるリスクが ・1か月後 96%高 ・3か月後 110%高 ・6か月後 83%高 と判明 他の呼吸器感染症より感染後の1型糖尿病リスクが高いと結論
・The Lancet Regional Health - Europe thelancet.com/journals/lanep… 1万人以上の接種者で調査(英国) 同国の子供の接種率は低く、それも同居の場合のリスク増加につながったかと示唆 また公共交通機関や買い物をする店ではリスク増加なく、一定時間滞在する飲食店等でのリスク増加があったのは興味深い
普段の行動・環境と新型コロナ感染のリスク 【各リスク】 ・屋内の公共の場に週3以上行く人 36%高 ・5~15歳の子と同居 37%高 興味深いのは ・公共交通機関や買い物の店の使用頻度は関連を認めず ・レストランやバー等のマスクをあまり使用しない場所での主たる発生を示唆 研究ではそう結論した
【修正版】 新型コロナ再感染に関しての研究(preprint) 初感染がオミクロンで再感染もオミクロンの場合、再感染は平均22週で発生、最速わずか3週 またオミクロン期では総感染例の最高19.5%が再感染(デルタ期は1.4%) オミクロンによる再感染は ・珍しくない ・短時間でも起こる ことが確認された
新型コロナの再感染に関しての研究(preprint) 初感染がオミクロンで再感染がオミクロンの場合、再感染は平均22週で発生、最速はわずか3週間 初感染がオミクロンBA.2の人の38%が再感染を起こし、多くがBA.5であった 以上より、オミクロン再感染は ・珍しくない ・短時間でも起こる ことが確認された
新型コロナ罹患後症状(後遺症)の人が再感染するとどうなるか? Long COVID Kids等の世界初調査 残存する罹患後症状が ・増悪 80% ・改善 10% ・前の症状再発 45% 罹患後症状は初回後からが多いが子供は再感染からが成人の約2倍(※後遺症者全体の中の率) 結果から再感染に注意すべきとしている
・ファクトチェック fullfact.org/health/covid-v… 日本・海外含めこの誤情報は(特にツイッターで)かなり拡散されていたがすぐに検証記事が出なかった 9/11の下記発信は比較的早い段階で対応できたと思うが諸般の(通例の)負荷もかかった 報道機関等には早い対応を改めて願いたい twitter.com/shuichiotsu/st…
先日検証・紹介した「イギリスが5~11歳の新型コロナワクチン接種をやめた」との誤情報の件 ファクトチェックも出た ・5~11歳までの新型コロナワクチンは「禁止」されておらず、現在その年代のほとんど全ての人が接種を受けられる ・発達上の懸念の為にワクチンが「禁止された」という主張は根拠なし
子供の新型コロナへの対策を考える上で重要な事実 ・22年3/1~9/6約半年の10歳未満新型コロナ死者 18名 ・19年1年間のインフルエンザでの同年代死者  49名 ・コロナは"対策下"のもので、もしそれらがなければ何倍も重症の小児が出たことが推測されている(文献あり) これらをよく考える必要がある