226
「私は日本の大学や大学院でも教えていますが、授業では『合理的配慮』の『配慮』を『人権保障』に読み替えなさいと指導しています。つまり『合理的人権保障』。やらなくていいものをやってあげるのではなく、子どもの人権保障なんだから『やらなきゃいけないもの』なんだと」
asahi.com/articles/ASPDG…
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幹部は「性的マイノリティーへの理解は市民全員に浸透していない」から控えるべきと。まさに差別を温存する考え方。例えば国立市をはじめ、アウティング禁止を明記する自治体では「カミングアウトをさせないこと」も禁止している。カミングアウトの自由は個人の権利。職員の権利を守るべきだった。→
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兵庫県尼崎市保健所のバイセクシュアルの職員に対し「不快に思う市民がいる」という市民団体からの指摘があったとして、保健所幹部が「市民にカミングアウトすることは公務員として不適切」と指導。職員は「社会の無理解を行政が容認した形でショック」と退職。ひどいな。→
kobe-np.co.jp/news/sougou/20…
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「カミングアウトさせないこと」の問題は、拙著『あいつゲイだってーアウティングはなぜ問題なのか?』第五章「カミングアウト『させないこと』の禁止」(p96)でも取り上げています。
kashiwashobo.co.jp/book/b594219.h…
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「虹色ダイバーシティ」村木真紀代表「今回の尼崎市の対応は、LGBTへの差別や偏見を認める態度に映りかねない。性的指向を開示することに公務員であるかどうかは関係がなく、『異性愛者だとよくてLGBTはダメ』というのはアンフェアだ」
kobe-np.co.jp/news/sougou/20…
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関西テレビでも報道「市では去年からパートナーシップ宣誓制度を導入するなど、性的マイノリティを尊重する取り組みを推進していて、担当部署は『職員の理解が足りていない。改めて啓発が必要だ』とコメントしています」
ktv.jp/news/articles/…
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兵庫県尼崎市の件、「市民にカミングアウトは不適切」と指導した幹部は、本人に同意を得ず「事実確認」として同じ部署の部長や課長、複数の職員にアウティング。その過程で男性職員がバイセクシュアルだと知った職員もいたと。基本的な認識の欠如。それは退職するでしょう…。
huffingtonpost.jp/entry/story_jp…
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幹部にアウティングし、幹部は「不快に思った」市民の側に問題があるのに、「カミングアウトは不適切」だと職員に一方的に指導。"トラブルを避ける"という名目でカミングアウトを咎めることは差別を温存する態度。厚労省のパンフレットでも「カミングアウトするかどうかは本人の自由意志によるべき→
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市は『辞めた職員が、カミングアウトは全てダメだと解釈してしまったのだと思う。性的指向のカミングアウト自体を否定したつもりはなかった』というのも職員の捉え方に責任転嫁していて問題。そもそも結婚観をしつこく聞かれカミングアウトしたら、「不快に思った」という市民団体が所属部署の→
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であり、カミングアウトしようとするのを止めたり、逆にカミングアウトを強制することは不適切」と明記されている。さらに幹部はバイセクシュアルの男性職員に事実確認した後、この職員の同意を得ないまま他の職員にも「事実確認」としてさらにアウティングしてしまった。そもそも性的マイノリティの→
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置かれている現状や構造的な差別の問題、機微な個人情報だという基本的な認識が欠如している。退職した男性職員の"受け取り方"や、幹部側の(カミングアウトそのものを否定する)「"意図"はなかった」など気持ちの問題にすり替えず、行政内部の基本的な性のあり方に関する認識を見直すべきでしょう。
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背景に「子育ては家庭が担うべきだという党内の根強い声」自民党の会合では「親学推進協会」の高橋史朗会長が講演。参院のベテラン議員は「子どもは家庭でお母さんが育てるもの。『家庭』の文字が入るのは当然だ」高市早苗政調会長も「こども家庭庁」案を推進。
asahi.com/articles/ASPDN…
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既に43の自治体で外国人に住民投票権があり、これは参政権ではなく住民投票結果に法的拘束力もないが「◯◯人が大量に入ってくる」「乗っ取られる」など排外主義による煽動によって丁寧な議論は封じられ、ヘイトスピーチの標的にされる。
buzzfeed.com/jp/kotahatachi…
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「日本は予定外の妊娠をしやすい国」避妊ピルは⾼額で⾃⼰負担。中絶も⾃由診療で「料⾦は医師の⾔い値」さらにWHOが止めるべきという掻爬法が多⽤「中絶の権利はもはや揺るぎない『⼈権』」「『胎児⽣命』を保護法益とした刑法堕胎罪は、⼥性に対する差別であり権利侵害」
webronza.asahi.com/national/artic…
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東京都八王子市で、精神障害がある男性が生活保護をめぐって30代ケースワーカーの男性職員と話した後パニック発作を起こし自殺を図った。後日の電話で職員は「自殺未遂したからってな、容赦しねえぞ」「知能が足んないってことだよ」などと発言。男性は「精神的苦痛を感じた」
asahi.com/articles/ASPDP…
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同性婚訴訟でも、国は婚姻制度について元来「生殖のため」と言い切った。でも性別が男女であれば、現に性愛や生殖を伴わなくても結婚できる。性別や性愛の有無を問わず、生活を分かち合う人々の権利を(それは必ずしも"結婚"という形に限らず)保障する仕組みの必要性。→
m.huffingtonpost.jp/entry/story_jp…
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小学校から高校までの生徒指導の基本書「生徒指導提要」について文科省が見直しを進めているが、「性役割(の獲得)は社会の働きとして大事」などと書かれ、さらに性的マイノリティの存在は想定されず、誰もが男性・女性として発達することが当然とされている。非常に問題。
asahi.com/edua/article/1…
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なんだこれ…。新疆地区での人権侵害を覆い隠すように、イメージ戦略として「高すぎる顔面偏差値」などと観光資源かのように子どもたちの外見を利用する総領事館公式アカウント。同時に「フェミはこういうのを批判すべきでは」と焚きつけるリプも問題。自分で批判すべき。 twitter.com/chnconsul_osak…
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特定の国や地域を敵視し批判のツールとして「人権」を掲げることには反対。人権侵害の問題それ自体として批判は必要。同時に、人権を掲げるのであれば国内の問題にも目を向けなければならなずダブルスタンダードであってはならない。
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「彼女は『病院で出産できなければ1人で産んで捨てていたかもしれない』と。危険な孤立出産を防ぐためにも内密出産を継続していく」妊娠した人が罰せられる社会ではなく、予期せぬ妊娠を防ぐ性教育、妊娠した場合の相談支援、子どもの社会的養護に力が注がれる社会であるべき。nishinippon.co.jp/item/n/856811/
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群馬県大泉町がコロナで挙式ができないカップルを公募し議場を開放。町内に住む日系ブラジル人の女性同性カップルが結婚式を挙げた。大泉町は2019年にパートナーシップ制度を導入。式を執り行った村山町長「議場でお祝いする1組目のカップルで、2人にも記念すべき日になった」
asahi.com/articles/ASQ16…
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女性の雇用者数は大幅減、一昨年で最大74万人が失われ男性の倍以上、多くが非正規雇用。ひとり親で職を失ったBさん、コロナ禍の子ども給付金は、保釈後行方がわからない夫の口座に振り込まれる可能性。行政窓口でうまく説明できず変更不可。橘さん「彼女たちが相談に→
nhk.or.jp/shutoken/wr/20…
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非正規の女性たちの怒りを「ヒステリック」に描き「はた迷惑な人」と冷笑する。女性が怒りを表すことを"感情的だ"と見下す偏見(よくある職場で怒鳴り散らすような男性の描写の方がよほどヒステリックではと思うが。)と、社会の不公正に対して問題を提起し、声をあげること→
mainichi.jp/articles/20220…
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良いコピーだと思う一方で、手放しに素敵だなと言えないのが、特別養子縁組は法律上結婚している「夫婦」に限定され、事実婚や同性カップルは排除されていたりするから。愛に名字が同姓か異性か、性別が異性か同性かは関係ないことも「ふうふ」が一番知っているよね。 twitter.com/yukio8494/stat…
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相変わらず「生産性」を理由に「標準」ではないと排除する差別的な考え方が根強い。別ツイートで、結婚は「産む可能性がある標準的な形(男女)」を保護する制度と言うが、同性カップルでも第三者の精子提供などから子を持つ人もいる。一方で異性カップルでも子を持てない場合もある。→ twitter.com/kosakaeiji/sta…