201
女性は賢くない方が顔がきれい、工場現場監督は可愛い女の子が気に入ったと。典型的な女性蔑視。これが"褒め言葉"で"笑い話"だと思っているあたりの根の深さ。「傷ついた人がいるなら」と受け取り方の問題にすり替える上辺だけの謝罪ではなく自身の女性蔑視の考えを改めるべき
chunichi.co.jp/article/374330
202
スウェーデンで新内閣が発表。学校相に初のトランスジェンダー閣僚となるリナ・アクセルソン・キルブロム氏を任命。過去に学校校長と弁護士の経験。閣僚は女性が過半数の12人を占めた。
tokyo-np.co.jp/article/146029
203
北海道苫小牧市の生活保護行政を担う部署の20代男性職員が、自身のツイッターで生活保護受給者を「人間ではない」などと中傷する投稿をしていたと明らかに。公務員は憲法尊重擁護義務を負っている。あってはならない。先日のDaiGo氏のような考え方が蔓延っている現実の一部
tokyo-np.co.jp/article/146404
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池袋の地下通路で20代女性を殴り、その一週間後にも面識のない女性にひざ蹴り。「酒に寄っていたので分かりません」と言うが、自分より強そうな人には向かわず、明らかに弱そうな立場の人を狙う醜悪さ。
news24.jp/articles/2021/…
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「歴史修正主義者の主張は、学問のレベルではすでに検証済みで、否定されています。必要なのは歴史学者の反論だけでなく、社会の人権意識の向上です。歴史修正主義者が標的にしているのは、主に南京虐殺と『慰安婦』です。ここにはアジア蔑視とミソジニーがある。歴史を否定することと差別とは、→
206
「論破は、男性の『男らしさをテストする』というカルチャーの一つでもあります。ディベートの本の著者はたいてい男性ですし、歴史修正主義系の本の購読者には高齢男性がとても多い。言い負かすことで既存の権威を蹴り落として権威を手に入れたい。そんなマッチョな権威主義」
asahi.com/articles/ASPD2…
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密接な関係があります。 ヨーロッパ諸国がホロコーストの否定をヘイトスピーチ関連法の中に位置づけているのは、そのためです。人権意識が欠けたままでは歴史修正主義の蔓延は止まらない。歴史修正主義の本や歴史をネタに『論破』したい欲望、それ自体を問い直さなければなりません」
208
差別や偏見を指摘されて「ご不快に思われたなら申し訳ない」という謝罪。責任を相手の受け取り方や快・不快という気持ちの問題にすり変えているのが問題で、自分の考え方の何が問題だったのか、どう改めるかを示すことが必要だと思う。だけど、なかなかこの「ご不快構文」が減らないのはなぜか。→
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人権=思いやり、差別=誰かを傷つける、と"気持ち"の問題にしてしまうと、構造的な視点が抜け落ちる。これが「ご不快構文」に繋がってしまうのかなと。せめて傷つけたこと・不快にさせたことを謝るよりも、「尊厳をおとしめたこと」に謝った方が実態には合っているのかもしれない。
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太平洋戦争中に集められた朝鮮人労働者や子孫らが暮らしてきた「ウトロ地区」の空き家に火を付けたとして逮捕された22歳の有本容疑者。10月にも在日本大韓民国民団の建物に火を付けた疑いでの逮捕歴。ヘイトクライムに対する厳正な対処を。憎悪を放置し続ける政治の責任は重い
mainichi.jp/articles/20211…
211
東京都の小池百合子知事は「パートナーシップ制度」を2022年度内に導入する考えを明らかに。18年のLGBT差別禁止条例から約4年。都知事選で唯一PS制度を掲げなかった小池都知事の思惑を考えてしまうが、東京都が動くことは大きい。一つの節目になりそう。
nordot.app/84091161472765…
212
「『若者の死因のトップが自殺』という先進国は日本と韓国以外ほとんどない。確かに中高年男性の自殺は減った。しかし、その陰で犠牲となったのが若者や女性ではないか。中高年男性の正規雇用を守るため、調整弁としての非正規雇用が若者や女性に押しつけられたからだ。」
mainichi.jp/articles/20211…
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要する」とテンプレ回答。加えて「いずれにせよ、すべての人がお互いの人権や尊厳を大切にし、多様性が尊重される社会を実現すべく」と。何が「いずれにせよ」なのか謎、さらに人権を"お互い様"の問題に矮小化して責任の所在をうやむやにし質問に回答していない。
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「差別の問題は、心の傷つきということにとどまりません。外出が不安になったり、また差別の言葉を浴びせられるのではと思って沈黙したりしてしまうように、差別された側の行動を理不尽に変容させ、日常をねじ曲げ、尊厳そのものを粉々に砕いてしまう問題だと思っています」
mainichi.jp/articles/20211…
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男性脳/女性脳など、殊更に脳の性差によって男女の言動の差を主張するニューロセクシズム。「脳は性差よりもはるかに個人差のほうが大きい」「『男女の言動の差』は、『脳に由来するのではなく、社会がつくった差ではないか』という視点を持つことが大切」→
woman.nikkei.com/atcl/cons/0508…
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滋賀県野洲市は市内3中学校の制服について、従来の男子の詰め襟、女子のセーラー服をやめて、男女兼用のブレザーに変更。性別に関係なく自由にスラックスやスカートを選べるようにする。男子もスカートも選択できるようにしたのは画期的で全国でもかなり珍しい。
kyoto-np.co.jp/articles/-/692…
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「女性が意見を言ったときに、男性がそれを『大したことがない』『大げさだ』というふうに押しとどめるのは、男性が有利なままの今の社会のシステムをそのまま維持したい、そのまま享受していたいという防衛のあらわれであって、結局それは、差別を続けてしまうという結果にしかつながらない」
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「声の封殺」フェミニストに対して「そんなに怒らなくてもいいじゃないか」と、しかし「初めは冷静に『こういうような不利益を私たちは受けています』と訴えても、誰も聞かないわけですね。小さな声は誰も聞かない。結局、感情的な大きな声になるまで社会の側が耳を傾けない」nhk.or.jp/heart-net/arti…
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「社会心理学で『システム正当化理論』というものがあります。現在の社会、経済、政治、全てのシステムに対して、これは間違っていない、正しいんだと、思い込んでしまう。現在不利な状況に置かれている人ほど、幸せに感じるために、現状の格差を認めてしまうという研究結果があります」
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「だから不利益を被っている人は、最初大きな声で感情的に叫ばない限り、それを聞いてくれる人は誰もいないんです。それに対して『大きな声で言うな』というのは、『不利益や差別を解消したいと私は思っていません』『現状維持のほうが気持ちがいいです』と揺り戻していることに他ならないんですね」
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政府・自民党が「伝統的家族観を重視する自民党内保守派」に配慮して「こども庁」を「こども家庭庁」に名称変更する方向で調整。背景に子どもの課題は「家庭」の問題だと押し付け公助の責任から逃れようとする考えがあるのでは。伝統的家族観を「重視する」ではなく→
nordot.app/84341397947827…
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「押し付ける」自民党保守派の間違いでしょう。自民党の憲法改正草案の24条では「家族は互いに助け合わなければならない」という条文案が新設されている。助け合えない時に公助が必要なのに、ただ自己責任を押し付けようとする姿勢。男女平等も言えず「男女共同参画」、こども庁も「こども家庭庁」→
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これではジェンダー平等も実現せず、多様な家族のあり方も認められず、少子化を叫びながら"伝統的な家族観"と自己責任をただ押し付け続け、一向に改善しないのでは。たかが「名前」かもしれかいが、背景にある考え方が色濃く現れていると思う。
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アイコンを“コワモテ”男性に変えると攻撃的なリプが目に見えて減ったという温さん。「PENアメリカ」による記者やライターへの調査では「自分の性別や、性自認を理由に攻撃を受けたと答えたのは、女性が46%だったのに対し、男性は12%と、男女の回答に4倍近くの差があった」 mainichi.jp/articles/20211…