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差別"発言"を禁止するものでもないし、罰則規定もないから刑事罰になるわけでもない。当然「内心」を罰するのでもない。記事の「心の中にあることを罰するのですか」は見当違いも甚だしい。さらに言えば、LGBT理解増進法案の「差別は許されないとの認識」という文言は、→
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「社会に根付く差別や抑圧の構造に目を向けられるという利点はあるだろう。『カミングアウト』と同様に、単なる秘密の暴露全般など、文脈によっては言葉の矮小化につながる懸念もあるが、一方で、性的マイノリティ以外の『属性』について語る文脈においてこの言葉が適している場合も多々あるはずだ」→
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とにかく性的マイノリティ全般の権利保障に反対するために、論理がめちゃくちゃだろうがあらゆる排除言説を持ち込んでくる。近年は特にトランスジェンダーが標的にされつつあり、宗教右派勢力や保守派の政治家もトランス排除言説を利用しつつある。→
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読まれてほしい「同じ社会で暮らす少数者に対し、差別や憎しみ、蔑みの感情を一方的に抱く。何かズルをしているのではないか、自分たちを攻撃しているのではないか。さらには、その敵意を自らの内心にとどめず、具体的な加害行為にまで発展させ、時には相手の命すら→
asahi.com/articles/ASQ6Y…
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栃木県下野市・石川信夫市義のLGBTQ「静かに隠して生きて」発言に対し、地元の当事者団体が発言の取り消しや謝罪を求める要望書を提出。「当事者と家族がどのような思いで生活しているか全く理解しない差別的な発言」と指摘。議長は「発言の撤回を求めていきたい」
shimotsuke.co.jp/articles/-/633…
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ロドリゲスさんは死産によって殺人罪に問われ、禁錮30年の判決。エルサルバドルでは「女性が性的暴行を受けたり妊娠の継続が母体に危険を与えたりしたとしても、中絶は認められていない」「流産や死産をすると故意に乳児を殺したと疑われ、加重殺人罪に問われることもある」
digital.asahi.com/articles/ASQBF…
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男性や性的マイノリティを対象にした性暴力被害についての実態調査を実施へ。齋藤准教授「男性の場合、いじめやからかいなどで隠された性暴力が多く、被害を認識できていないケースも多い。性を問わず被害者が安心して支援を受けられる社会にするため調査を進めていきたい」www3.nhk.or.jp/news/html/2022…
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朝日新聞も報道。加藤丈晴弁護士「同性愛者の存在を否定する内容で人権感覚が欠如している」あえて配布したことに「差別意図と悪意を感じる」。出席した自民党議員は「資料は配られたが、読んでいない」「中身は見ていないが、非常に問題ある内容だ」
digital.asahi.com/articles/ASQ71…
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夫婦別姓を認めない法律は違憲だ、と事実婚の男女7人が国に損害賠償を求めた訴訟、最高裁は原告側の上告を退ける決定。裁判官5人中2人「規定は違憲だ」と個別意見。渡辺恵理子裁判官「姓を変更するか法律婚を断念するかの二者択一を迫るもので婚姻の自由を制約するのは明らか」nordot.app/87928333403978…
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神社本庁の政治団体「神道政治連盟」が、統一地方選で「LGBT理解増進」や「選択的夫婦別姓」への反対を求める公約書を候補者に送付していたと判明。自民県議「これまで一度もなかったのに」昨年6月に神政連は「LGBT差別冊子」を配布している。根深い宗教右派と政治の繋がり→
toyokeizai.net/articles/-/667…
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繰り返される「我が国の家族の在り方の根幹にかかわる問題であり、極めて慎重な検討」という答弁。これは「婚姻平等の実現を阻止する『言い訳』でしかない」「宗教右派勢力と自民党の繋がりによって、婚姻の平等が阻止されています。こうした事実が広く知られるべき」→
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「就職氷河期に社会に出たタイミングや、男女の雇用格差は、本人たちの責任ではありません。制度が現状に合っておらず、もう自助だけでは手遅れになっている。これは自己責任に帰すべき問題ではないと思います」
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今こそ、手を取り合うべきとき。これまで「ダイバーシティ」を掲げつつ人権や政治を語ってこなかった人、企業にも今こそ立ち上がってほしい。バックラッシュは続く、危機感を持ちつつ希望も捨てず、多様な性を尊重する社会へと流れを止めないために、手を取り合い繋がってほしい、と話しました。
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神奈川県のトランス女性の会社員が、上司からSOGIハラを受け労災認定された件。他の女性は「さん」なのに、会社員のみあえて「君」と呼び「女として見ることなんかできない」「手術でもなんでも受ければいいだろう」など発言。さらに業務から外すと通告してきたと。酷すぎる→
bengo4.com/c_5/n_15243/
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「彼女は『病院で出産できなければ1人で産んで捨てていたかもしれない』と。危険な孤立出産を防ぐためにも内密出産を継続していく」妊娠した人が罰せられる社会ではなく、予期せぬ妊娠を防ぐ性教育、妊娠した場合の相談支援、子どもの社会的養護に力が注がれる社会であるべき。nishinippon.co.jp/item/n/856811/
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自民党の遠藤総務会長「『差別は許されない』という言葉に、いろいろな考えをお持ちの方もいらっしゃる」。その人たちは「差別をしたい」と宣言しているようなものでしょう。「与野党でしっかり協議」というが、これ以上骨抜きにするための協議をしたいのだろうか。
asahi.com/articles/ASR32…
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江東区・星野区議の件について、早稲田大の森山准教授「今回の発言では『危惧』『議論』と一見、中立で理性的な言葉を使っているが、事実誤認を指摘されても撤回しないのであれば、差別的な本心を隠していると判断されても仕方ない。政治家の発言として不誠実」→
tokyo-np.co.jp/article/203877
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ミスジェンダリングをはじめ、本人のアイデンティティを否定する上司の言動は、明らかに差別に基づいていて許されない。こうした差別的・侮蔑的な言動はこれまで「ハラスメント」とすら認識されてこなかった。同様の被害は他の職場でも起きている。防止や被害者の救済につながってほしい。
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3年前にトランス男性と公表したエリオット・ペイジさん「自分は女の子だったことは一度もない」しかし、公表までは何年も揺れ続け、ギリギリまで「そうしない方がいいと自分を説得していた」。今は「生まれて初めて、本当に自分の人生を生きているような気がする」
bbc.com/japanese/featu…
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法律上の性別が変わっていなくても、身体的な状況や実生活上の性別は変わっていることもある。幼い子でもそんな親を受け入れているケースもある。むしろ法律上の性別と違っている状態の方が子どもの福祉を考えていないのでは。親の法的な性別変更と子どもが幸せかどうかは別問題。→
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後藤弘子・千葉大大学院教授「日本の刑事司法の現場は女性のリアリティーに対する発想が乏しいと感じる」「積極的に犯罪として評価する必要性はどこにもない。このままでは妊娠・流産すること自体がペナルティーととらえられかねない。そのような社会では誰も子どもを産み育てようとは思わない」→
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以下の記事で紹介されている「憎悪のピラミッド」を改めて。この図では先入観や偏見が放置され、差別が日常化・固定化し激しさを増し、最終的にはジェノサイドに至ってしまうということが表現されています。
d4p.world/news/7867/
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立憲・長妻氏は「多様性を認めない政治が日本の足をひっぱっている」法案への反対言説は「統一教会の主張と重なる。『同性婚合法化や行き過ぎたLGBT問題、人権運動に歯止めをかけ、正しい結婚観、家族観を追及』と。まさかそれに左右されていないと思うが、この国会で成立させると約束を」
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別姓や同性のカップルが神前式を挙げられるかなど、全国32の神社にアンケートをとったが回答なし。井田さん、初詣やお祭りなどで親しんできた神社が「本当は私たちのような家族のことを差別したり、否定したりする考えを持っているのではないかと、疑心暗鬼に感じる」→
buzzfeed.com/jp/saoriibuki/…
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「結婚の自由をすべての人に」訴訟東京地裁判決のポイントが整理されている記事。評価できる点だけでなく、問題点もよくわかる。憲法学者の木村草太氏「判決は、同性カップルについては、『婚姻関係のために婚姻とは別の制度』を設けてもよいと述べているわけです。しかし→
huffingtonpost.jp/entry/marriage…