26
9話 #BTheBeginning
作画
エフェクト:(松田宗一郎さん?)
細かいガラス破片、デブリの飛び方・落ち方。一度膨らんでからの爆発も1コマならではの気持ちよさ。
27
#リズと青い鳥 コメンタリー
手で髪を触るしぐさについて
山田:
そのキャラクターに心を沈めていると自然と出てくる。
この子は何か物を持ったり動かしたり、心が動いた時にどこにどういう風に手や目線がいくのかなとか、横移動する子なのか縦移動する子なのかとかを考えている。
28
5話 #アニメスタイル015 #モブサイコ100
作画:砂小原巧さん
亀田:
「全セルで描くんだ」と言って、背景も手で描いている。砂小原君はそういう熱量が半端ないし、こういう画面を作れる人はなかなかいない。
このエフェクトがあったおかげでこの話数は「映画っぽい」と言ってもらえたと自分は思ってる。
29
8話 #モブサイコ100
作画:中村豊さん
カメラが壁を這うように常に緩急を付けながら動いているから、物体やエフェクトとの距離が近く、臨場感が凄まじい。
カメラを追い抜く際にセルのダクトを突き破る事によって別の距離感が生まれる上、突き破った空間をカメラが通り抜けるアイディアが凄すぎる。
30
OP #カバネリ乱
コンテ・演出・作監:江原康之さん
原画:胡さん・今井有文さん
江原さんが言ってた一風変わった事ってPOV作画の事だったのか。
今井さんがいてこそ成り立つコンテ感。
31
22話 #Apocrypha
作画:土上さん
距離感と高低差で舞台の空間とスケールの大きさを感じるアクション。
「走る・避ける・飛ぶ・落ちる」と、どの描写もしっかり描かれているけど、シーン全体の流れがカメラワークやカット割りによりシームレスなので、テンポを崩さずバトルのスピード、迫力も感じれる。
32
OP13 #NARUTO
コンテ・演出:山下清悟さん
限られた尺でも、T.U・T.Bの繰り返しで舞台を見せつつキャラの表情も捉えた緩急と見応えのある映像になってる。
激しい場面やキャラの移り変わりにも、回り込みの繋ぎで前後のカットを連動させることで、味方がフレーム外でも共闘を感じれる流れが出来てる。
33
PV #FGO
監督:榎戸駿さん
撮影:脇顯太朗さん
奥の巨大な敵から手前の被写体へのピン送りで、舞台と敵の大きさを同時に感じる事ができるスケール感の演出が凄くキマってる。
アクションでのピン送り自体があまり記憶にないので新鮮なのと、敵との直接的な戦闘描写がないのでPVならではの見せ方な印象。
34
914話 #onepiece
作画:Bahi JDさん
6秒間で下手側から降ってきて中央でカメラギリギリまで迫った後、カメラを引いて上手側に跳んでアウトするアクションを背動で描き切ったパワフルな作画。
ルフィのスピードと躍動感、パース変化による空間描写が背動(カメラワーク)で表現されているのが気持ち良い。
35
OP #sao_anime
作画:(小林恵祐さん?)
腕は伸ばし切らず軽く上げ、下げる時も力の抜け具合や落下時の反動、手の形が残っていて、流れが非常にクール。
腕を上げながら前を向いたり、目パチが入ったり、ポーズもあくまで自然体な感じが最高に良い。
本人達が意図していないカッコよさが詰まってる感じ。
36
39話 #shingeki
作画:今井さん
縦、横とフレームを余すことなく使った大きな動き、3D背動による空間とスピード、馬車や狭い路地を通り抜けるギミック豊富なアクション。エフェクトも凄い。
引いた絵も一定のディテールを保ちつつ、アップの絵は今井さんのカッコいい絵になっていて見応えあり過ぎる。
37
OP #ヤマノススメ
作画:紺野さん
絵が良すぎる。
髪の靡き、質感、生え際に強いこだわりを感じる。
アニメ的な髪にはない重さを感じてしまう。
表情変化、目パチのタイミングも凄く良い
38
17話 #鬼滅の刃
作画:阿部望さん
原作では2ページだった「霹靂一閃」、アニメによる恩恵を最大限受けている気がする。
撮影の空気感やT光、細かい照り返し、迫力と奥行きを感じるSE、フィルスコの音楽。
ケレン味とバランスが取れたエフェクト処理、速さによる残像や緩急もアニメならではの気持ち良さ
39
#リズと青い鳥 インタビュー
しぐさについて
山田:
「希美は手でもう一方の肘を抑える」というしぐさであれば、そのシーンでの彼女は後ろめたさや自分でしがらみをつくっている気持ちから、無防備には手を出せないというか。肘をおさえるしぐさが心の「添え木」になっているように思った。
40
1話 #uzamaid
作画:(濱口明さん?)
生き生きした芝居と激しい表情変化が見ていて本当に楽しい。
首や肩を大きく動かす上半身の芝居と、その動きに合わせて動く椅子も良い。
瞳の大きさ、表情が常に変化していて同じ表情が殆どないし、口元の動きや眉、目パチも細かい。
41
WITトークショーメモ
作画談
江原:
進撃4話:江原さんパート
カットを1カットに繋げた。江原暴れ
当時、自分の思う様にいかなかったり、今井さんのアクション(5話の9秒間)などを見たりして、フラストレーションが溜まっていた。爪痕を残したいと思った。
荒木監督に直接やらせて欲しいと志願した。
42
1話 #薄明の翼
コンテ・演出:山下清悟さん
フィールド外に設置されたカメラから望遠でバトルを映すことによって、テレビ中継感と実在感が凄く出てる。
ケレン味を抑えたエフェクト、地に足が着いたバトル描写、被写体との距離感・ライティング・カメラワークでテレビ越しでもリアリティを感じてしまう
43
#リズと青い鳥
作画:
タイミングとか体重を感じる動き、ポーズが良い。
フローリングに座るから手を先に置いて静かに尻を付けてたり(体重も少し傾く)、立ち上がる際の体重が乗った動き、タメ具合がセリフと合っていて絶妙。
床の影も良い。
44
20話 #少女革命ウテナ
作画:吉成曜さん
粒が流れるタイミング、大粒になってから一瞬留まり数滴に分離してこぼれ落ちる涙の表現が美しく儚い。
実写では恐らく困難な涙にフォーカスを当てた演出が、自然な誇張とリアルなエフェクトとしての作画で表現されてしまっている。
45
1話 #noein
レイアウト:
46
#リズと青い鳥 コメンタリー
生物学室の色について
山田:
1シーンの中に時間経過があるので、最初と最後のカットの色を比べたら全く違うと思う。
篠原:
背景は四段階くらい作ってる。
石田:
自然に時間が流れていく事を意識しているからパット見は分からないと思う。順光と逆光で色も調整している。
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PV7 #ナナブンノニジュウニ
作画:小林恵祐さん
・右を向いた際の姿勢の微妙なズレ
・正座から立ち上がる際の体重が乗った予備動作
・皺の変化と絶妙な影による尻の立体感
・立ち上がった際の左腕の力の抜け方
・同時に右足を行き先に向ける
・4コマが紛れたタイミングと枚数のコントロール。
48
作画:中村豊さん
中央手前に来る立体破片を跳ねさせたり影を変化させながら回転させ密度を上げる事が視線誘導にもなっていて、中央以外はディテール抑えめで描かれていても、迫力と臨場感のある画面になってる。
奥と手前のセルもタイミングがズレてたり動きの密度を変えてることで距離感も出来てる。
49
54話 #shingeki
作画:今井さん
スローから始まり、頭から足元までの移動距離を背動で一気に撮り切る事で、巨人のスケール感と映像的な気持ち良さを同時に感じられる。
巨体が覆い被さるスレスレのT.Bから顔面が落ちてくるカメラワークのアイディア、実線ブラーと口元の衝撃による重量感、凄すぎる。
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#東京ゴッドファーザーズ
作画:本田雄さん
髪のなびき、シルエットと足の運ばせ方があまりにもうますぎる。
首振りと、後ろを気にしながら走り出す足取りで追われている緊張感が凄く増してるし、屋上に出る際も風の強さだけでなく精神的、身体的な疲労感も足取りとなびきで感じる事が出来て凄い。