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平和は紛争によってではなく、やさしさと思いやりによってもたらされるものであり、私たち自身の中に心の安らぎをもたらしてくれます。 私たちは皆、思いやりが必要であり、女性はこれを実現する上で主導的な役割を果たすことができます。 私自身の優しさと思いやりの最初の先生は、私の母でした。
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【お知らせ】本日1月10日午後12時半〜、ダライ・ラマ法王が気候変動の悪循環について環境活動家のグレタ・トゥーンベリ氏、国連の気候変動に関する政府間パネルのウィリアム・ムーマウ氏らと対話をされます。この模様は公式サイトから日本語でご視聴頂けます。
dalailamajapanese.com/live #ダライ・ラマ
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【お知らせ】明日1月10日午後12時半〜、ダライ・ラマ法王が気候変動の悪循環について環境活動家のグレタ・トゥーンベリ氏、国連の気候変動に関する政府間パネルのウィリアム・ムーマウ氏らと対話をされます。この模様は公式サイトから日本語でご視聴頂けます。
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2021年1月1日、ダライ・ラマ法王が新年にあたりメッセージを出されました。
youtu.be/n_cm4ETxlwc
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すべてのものと同様に、人生には始まりがあり、やがて終わりがやってきます。これらの2つの出来事の間になすべき重要なことは、できるだけ他の人に迷惑をかけないようにして、有意義に生きていくことです。 それができれば、死を迎えた時、安心して旅立つことができるのです。
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私たちは人間はみな、本当の意味においての兄弟姉妹です。 私たちはみな同じような問題に直面しており、それらを克服する能力を持っています。 それは、人間のすばらしい知性と脳を有効に活用することであり、それに、他者に対する温かい気持ちを結び合わせることを意味しています。
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私は一人の仏教僧に過ぎませんが、他の人々が幸せな生活を送れるように手助けし、心の安らぎを見つけることがどれほど重要であるかを学ぼうとしています。私の主な実践の1つは利他の心を育むことであり、それは、私が朝目覚めた瞬間に私が考えていることです。
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教育の目的は、平和な社会を構築する幸せな個人を養成することにあります。それにはあたたかい心が必要であり、何が起こっても対処できるような広い心と、包括的で先見の明のあるアプローチをとることが必要です。 そのためには一個人の利益より、社会全体の利益に焦点を当てなければなりません。
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私たちは、次の世代のことを考えずに、この地球の資源である木、水、鉱物などを搾取し続けてはなりません。 自然に逆らった行動をとれば、生き残ることができないのは当然のことです。 私たちは自然と調和して生きるということを学ばなければなりません。
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教育の目的は、平和な社会を築くために幸せな個人を育てることです。 そのためには、やさしい心と、何が起こっても対処できる広い心を持ち、全体的な見かたと先見の明のあるアプローチをとることが必要です。それは人間社会の利益に焦点を当てることになるからです。
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【お知らせ】
12月15日午後12時半〜、ダライ・ラマ法王が「人生の目的」について講演を行われ、インド工科大学(IIT)のテクフェスト・オンライン・レクチャーシリーズの一環として質疑応答に応じられます。この模様は、公式サイトから日本語でご視聴頂けます。
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私にできる貢献は、この地球上に住む70億の人々と、他の生き物たちが幸せになるように奉仕することです。 もし可能なら、できる限り他の人々を助け、たとえそれができなくても、他の人を傷つけることがないようにすることです。そうすれば、この人生を終える時に何も後悔することはありません。
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私たちは皆、心に平和を育む方法を学ぶことができます。人間の知性を用いて慈悲深い心を高め、それを個人から家族、社会、世界全体へと広げていくことができるのです。私たちの心の本質は、優しさと思いやりであり、教育を通して、私たちは皆兄弟姉妹であることを理解することができるのです。
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もし、あなたに清らかで真摯な心の動機があり、親切で、慈しみのある心と、他者に対する敬意があれば、たとえどんなに難しいと思われる仕事でも、勇気と自信を持って効果的にやり遂げることができるでしょう。他者の役に立ちたいという思いこそ、成功の原動力となるものなのです。
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希望を失ってしまうのは心の問題です。たとえ希望を失って絶望しても、再び希望を持つことは必ずできます。私たちの心は無限の可能性を持っているのです。大切なことは、心の中で失われた希望を取り戻すことであり、外面世界の物質的なものによって心の希望を埋め合わせることではありません。
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楽観的になりましょう。はじめはやる気があり、よかれと思ってやったことも、必ず障害が起きてうまくいかなくなる時があります。私自身、この数十年間、難しいことばかりでした。それでも楽観的な気持ちを持ち続けました。そしてもちろん、正直で誠実であるならば、必ず目的を遂げることができます。
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成功とは意義ある人生を送ることです。できるだけ人の役に立ち、少なくとも相手を傷つけないこと、それが意義ある人生です。富や権力に恵まれても、人に疑いと恐れをもたらすような人生は成功とは言えません。貧しくても多くの友人がいて、友人との信頼関係があれば、それは成功した人生だと言えます。
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誰かが問題を解決してくれることを望んでいてはいけません。私たちひとりひとりが、この地球に生きている人間家族の一員として、この世界を正しい方向に導いて行く責任があるのです。祈願することだけでは十分ではなく、私たちひとりひとりが何か現実的な行動を起こさなければなりません。
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すべてのことがそうであるように、人生には始まりがあり、やがて終わりが訪れます。この2つの出来事の間にするべき重要なことは、他の人を助け、たとえそれができなくても、他者に迷惑をかけないように、意義ある人生を歩んでいくことです。それができれば、安らかに死を迎えることができます。
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煩悩を滅し、思いやりのある行動をすることは、来世のためでも涅槃に至るためでもありません。今、この地球においてより幸せに生きるためなのです。他者への思いやりの心を培うことで、この困難な時代を生き延び、個人や社会、人類全体がより幸せになれると私は信じています。
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苦しいのは、自分の悩みばかり考えているからです。他の人たちのことを気遣えば視野が広がって、自分の悩みが些細なものに思えてきます。あなたがすべてを失った時でさえ、人との絆は慰めの源泉になってくれるのです。「いのちの言葉」より # ダライ・ラマ法王
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【お知らせ】講演のライブ配信
本日、20日午後12時半〜、ウクライナの教育関連NGOエドキャンプ主催により、ダライ・ラマ法王が「心の教育」と題したオンライン講演および質疑応答セッションに応じられます。この模様は、公式サイトから日本語でご視聴頂けます。
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様々な人の意見に耳を傾けましょう。そして聞いたことの意味をよく考えて、分析してみるのです。すると正しい考え方に確信が得られます。それを何度も思い描くことで自分の考え方となり、自分の人生の一部になるのです。すると、何か問題に直面しても理想とする考え方が自然に心に浮かんでくるのです。
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心が穏やかで平和なら、やさしい行動につながります。そのような時は、肉体的な病気の苦しみさえ克服することができます。その逆に、心がかき乱されている時は、どんなに裕福で豪華な家に住んでいても、幸せを感じることはできません。精神的な体験は、肉体的な苦しみさえ克服できるものなのです。
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他の人たちを幸せにするということは、自分を犠牲にすることではありません。常に成功するとは限りませんが、他者を幸せにしようと努力することは、大いなる満足の源です。怒りや憎しみは弱さのしるしであり、一方で、慈悲の心は強さのしるしです。#ダライ・ラマ法王