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バンベルクの旧宮殿は、最初、皇帝の居城、後に領主司教の館として使われた典型的な中世のホーフ(中庭付き城館)。
バロック時代には中庭が劇の舞台として使われた。
中近世の王侯貴族やお姫様が着飾って上階の回廊に陣取り、劇の展開に歓声を上げた様子が脳裏に浮かんでくる。
gobamberg.de/sehenswuerdigk…
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2019年に出会った #グリム童話的風景 4選。
1.中庭の薔薇が美しいライヒスブルク城
2.木苺の茨が伸びるエルツ城
3.深い森の中に佇むマルクスブルク城
4.逢魔が刻に妖しい赤い花が咲くローテンブルク
今年も引き続き、魔女の城や魔法都市を探し歩きます。
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アーヘン大聖堂の宝物館で一番魅入られたのは、ヨーク公女でブルゴーニュ公妃になったマーガレットが結婚式のために作ってもらった宝冠(1461年作、1474年寄進)。
本物の中世のお姫様の冠は可愛いらしいデザインで、特に薔薇に見立てた真っ赤なルビーが本当に愛らしい!
aachener-domschatz.de/highlights__tr…
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ドレスデン近郊の街ピルナの聖マリエン教会。
教会に入って天井を見上げると、草花の文様が描かれた肋骨状の丸天井に息を呑む。
天井の絵柄は救済の物語を表しているとされ、まるで聖母マリアの胎内にいるかのような不思議な感覚に捉われました。
kirche-pirna.de/Gebaeude/Stadt…
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中世薫る大都市ニュルンベルクで最も美しいと思ったのは、聖ローレンツ教会正面の細密なゴシック彫刻。
入口上部のキリストの受難を描いた人型彫刻群もさることながら、聖ローレンツの星と呼ばれる薔薇状紋の天窓は、外から見ても内から見ても神秘的な美しさで際立っている。
tourismus.nuernberg.de/sehen/sehenswu…
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Braubachの城下町を抜け、中世の古城マルクスブルクを目指し、山中の「ロバの道」を登る。
中世に城を訪れた者は、この細道を徒歩や馬で登った。
延々と続く山道を歩き、深い森を抜け、視界が開けて城が目の前に現れた瞬間、自分がまるで中世の冒険者に転生したかのような気分になった。
#ドイツの城
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バレンタインデーなので、花の都ドレスデンでお土産に買ったHusselのネコチョコの画像を時空間を超えて贈ります。
ドイツでは男性が愛する女性に花束やチョコを贈るのが一般的です。
あるアンケート調査によると、贈り物は
1.花束76%
2.お菓子62%
3.手紙45%
4.ディナー33%
de.statista.com/statistik/date…
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世界遺産バンベルク旧市街で最も優雅な場所だと思ったのは、新宮殿の薔薇園。
バロックの時代、宮廷官女や貴族の令嬢が赤い薔薇の美しさを褒めそやしながら、東屋のカフェで優雅にお茶やトルテを楽しんだ光景が脳裏に浮かんできます。
カフェは冬季休業中、4月から再開。
caferosengartenbamberg.de
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魔王の城のような夜のローテンブルクのブルク門の前に立つ。
城塞都市ローテンブルクの内側には、体力を回復できる宿屋、お祈りできる教会、装備を整えられる武器屋Waffenkammerなどがあり、まるでラストダンジョンの近くの最後の街のよう。
#ドラクエなドイツ
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EU国境が閉ざされ、旅人はドイツに入国できなくなりました。
せめて思い出の風景を蘇らせ、幻想のドイツを旅しましょう。
花咲く季節に、城塞都市の門をくぐって石畳の街を歩き、深い森を抜けて中世の古城に入りたい…
#ドイツの城
(写真はローテンブルクとエルツ城)
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シュヴェッツィンゲン宮殿の城門。
今は閉まっています。でもいずれは開かれます。
城門の向こうには、花咲く宮殿の庭園があり、バロックの時代にはドレスで着飾った姫君が散策を楽しんだことでしょう。
今は城門は閉ざされています。けれども花咲く頃には、必ず門は開きます。
#ドイツの城
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