本日10月1日からB型肝炎ワクチンが定期接種となり、すべての子供が対象となります。現在では母子感染以外の感染機会が増加しています。すでにWHOに加盟している194か国中184か国で公的接種となっていました。遅すぎた感もありますが、「改むるに時を憚ることなかれ」ということですね。
それにしてもHPVワクチンのみならずB型肝炎ワクチンにも反対している「薬害オンブズパーソン」というのは一体何者なんだろう? B型肝炎由来の肝癌や肝硬変による死亡者は多いのに。「薬害から市民を守る正義の使者」だと自分達では思っていても、実際にやっていることは「ショッカー」に近い。
"@itoshunya: このワクチンで人生変わっちゃった女の子や家族が実際いるわけで--- ⇒因果関係についてはまだ結論が出ていない、むしろ世界の医学界では否定的な見解が強い中で、ジャーナリストが一方的に被害報道を流すことは大いに問題ありと考えます。
この記事の本間先生のfacebookに目を通してみると、麻疹ワクチンは無意味だという主張に賛同されていますね。麻疹ワクチンはリトマス試験紙です。つまりそれをも否定する医師は外道と考えて差し支えないでしょう。 twitter.com/toshi2133/stat…
新聞記事に引用されている「セインバックス」(Sane Vax)は多くの命を救ってきた麻疹ワクチンの有効性をも否定する反ワクチン団体です。それを知ってこの記事を書いているのなら、「ワクチン取材班」ではなく「反ワクチン取材班」と改名したほうがよいでしょう。 twitter.com/carolynkidman/…
1997–2002年にノルウェイで生まれた17万人の女性を対象とした大規模な疫学研究の結果、HPVワクチン接種者と非接種者との間で慢性疲労症候群および筋痛性脳脊髄炎の発症頻度に差がなかったことが報告されています。 sciencedirect.com/science/articl…
子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)接種を推奨している、無名だけど正直者の衣笠です。正確に言うと子宮頸がんによる死亡率はこの10年間でいくぶん増加していますが、年齢調整すると横ばいに近くなります。ただし20~30代女性は罹患率・死亡率ともに増加傾向にあり由々しき問題です。 twitter.com/toshi2133/stat…
今年、当院でも妊娠中に子宮頸がんが発見された30代の女性を診ました。『コウノドリ』と違ってまだ妊娠初期で、しかも肉眼的にそれと分かる大きな病変だったので、紹介先の病院でも胎児と子宮体部を温存する術式(広汎子宮頸部摘出術)では取り切れないと判断されて子宮全摘術を受けられました。 twitter.com/dr_kinugasa/st…
私は臨床医です。昨夜は夜中まで難産(鉗子分娩)があり、今日は外来と手術とその後に地元の産婦人科勉強会がありました。常にリアルタイムでコメントできる状況ではないことをご理解ください。 twitter.com/toshi2133/stat…
同感です。 NHKなら「NHK職員の給与となる受信料」と呼ぶべきでしょう。 twitter.com/sekkai/status/…
「チンパンジーでもわかる」ほど医学医療は単純ではないし、金儲けだけのために医師がワクチンを勧めているわけでもありません。われわれ産婦人科医にとっては子宮頸がんや前がん病変が減ることは収益減になります。もう少し勉強してからしゃべっていただきたい。 twitter.com/yassy_office/s…
裁判というものは「五感で感じて」判断するものでしょうか?やはりエビデンスに基づくべきでしょう。HPVワクチン接種者と非接種者との間で各種疾患の罹病率を比較した海外での多数の調査成績を見る限りでは、無理筋な訴訟ではないかと思います。 twitter.com/hakatalawoffic…
悪質なデマですね。 論文の末尾近く、References(引用文献)の前に以下の記述があります。 "Conflicts of interest none"(利益相反なし) twitter.com/free_justice_b…
Nature, Scienceに続いてCellにもこのような論説が掲載されました。このCellは山中教授らのiPS細胞の論文が掲載された高名なジャーナルです。既に世界の趨勢は固まっています。 「HPVワクチン、待ったなし」 No Vacillation on HPV Vaccination cell.com/cell/fulltext/…
「HPVは子宮頸がんをもたらすことはない。」 もちろんホントではありません。ほとんどの子宮頸がんの発生にHPVが関わっていることは臨床的にも分子生物学的にも確認されており、それを発見したツア・ハウゼン氏は10年前にノーベル医学生理学賞を受賞しています。 twitter.com/MD_Chimura/sta…
久しぶりにHPVワクチンを接種しました。私の病院で生まれた17歳の女性で、お母様とともに来院されました。「1年前ならタダだったのにね」とお話ししたら、お母様が「1年前は迷っていましたが、今は迷いが消えました。」とおっしゃっていました。風向きが変わってきたのでしょうか?
HPVワクチンに限らず、ワクチン全般について様々な議論があります。しかし、この十数年の間に麻疹による全世界の死亡者数が年間約50万人から10万人未満に減っているのに、それでも麻疹ワクチンに否定的なツイートを拡散させている人々の書き込みは信用できないと考えてよいでしょう。
1998年に英国の医師A.ウェイクフィールドはMMRワクチンが自閉症を引き起こしているという論文をランセットに発表しましたが、後に捏造であったと認定されて撤回されるとともに同医師は医師資格を剥奪されました。 しかし "SaneVax"も"NVIC"も同医師を支持しています。それがすべてを物語っています。 twitter.com/usotsukibakari…
その後の調査でもMMRワクチンと自閉症との関連は否定されています。つまりそれらは典型的な反ワクチンサイトであり信用に値しません。
本日、コクラン・ライブラリーのウェブサイトで発表されたHPVワクチンの有効性・安全性についての要約です。計73,428 人を対象とした26のRCTの成績に基づいて、同ワクチンは確実に有効であるとともに安全であるという結論が示されています。 cochranelibrary-wiley.com/doi/10.1002/14…
一昨年11月に”Scientific Reports“に掲載されたAratani et al.の論文が撤回されました。HPVワクチンがマウスの脳の視床下部を破壊するというセンセーショナルな内容でしたが、実験方法が不適切であると認定されました。遅きに失した感もありますが、適切な判断だと思います。 nature.com/articles/srep4…
HPVワクチン(ガーダシル)接種後に死亡した2名の女性に脳血管炎が起こっていたという2012年の論文は、剖検で脳血管炎の病理所見が得られておらず、科学的根拠がないとWHOの委員会から評価されています(下記論説の引用文献[13]です)。 who.int/vaccine_safety… twitter.com/midorinoaojiru…
ガセネタです。 国立がん研究センターの「がん情報サービス」を検索してみてください。日本人女性の78人に1人が生涯の間に子宮頸がんにかかり、その半数近くは50歳未満です。そして339人に1人は頸がんで亡くなっています。情報源の信頼性を確かめられたほうがよいでしょう。 twitter.com/korimaru0206/s…
またHPVワクチン接種後に起こったさまざまな疾患や死亡とワクチンとの因果関係は認められておらず、ワクチン非接種者においても同様の頻度で起こっているものです。英語で書かれていればすべて真実だとお考えにならないほうがよいでしょう。
WHOによれば毎年世界で50万人以上の女性が子宮頸がんにかかっていて、その約半数が死亡しています。世界の人口が約70億人とすると1年間だけで1万4千人に1人がかかっていることになり、生涯罹患率はその数十倍です。子宮頸がんは4万人に1人といったまれな病気ではありません。