1901
紫式部の人となりを示すエピソードのなかで個人的に好きなのは、『紫式部集』(老年になって自薦で編んだといわれる和歌集)の末尾(陽明文庫版)に、
「いづくとも 身をやる方の知られねば
憂しと見つつも ながらふるかな」
を入れたセンスです。「しんどいけど、生きてゆくよ…」という歌です。
1902
「ほぼ書き上がってます。」 twitter.com/RE_550_P/statu…
1903
「まあこの人に嫌われなければ、それ以外の人にはどう思われてもいいか」と思ってからSNS人生の2周目が始まる。
1904
紫式部に関する私的メモ①
『尊卑分脈』に「御堂関白道長妾云々」と記されている。伝聞調であり『紫式部日記』の道長との贈答から書かれた可能性が高いが根拠は不明。
・単発的な「関係」があった可能性はあるが、妾や召人といった継続的関係であった可能性は低い(『栄花物語』にもなんの記述もなし)
1905
タイムラインの皆さんが続々と『シン・ウルトラマン』を観に行っており、「クラスのみんな持ってるもん! ほんとだもん!!」状態に。
1906
文章が苦手だという人、たいてい自分が書いた文章をまったく読み返さない。「え、そんなの、みんな読み返してないでしょ」とか言う。いや、読み返して直してますよ、と返すと、「うそ、マジで、死にたくならない?」とか言う。はい、毎回死にたくなりながら直してます。
1907
この放送、あまりにも興味深いし勉強になるので2回目視聴。無料でいいのかほんとにこれ。
今こそ戦争について、考えよう|東浩紀・小泉悠・高橋杉雄・夏野剛・廣瀬陽子 / ニコ生視聴中 live.nicovideo.jp/watch/lv336615… #ウクライナ #戦争
1908
(「なぜ戦争が起こるんですか」という視聴者からの質問に)
高橋杉雄先生「(国際政治学の)大学院だと最初のほうで学ぶのですが、実は【これがあれば戦争は起こらない】というのはわかっています。そして、でもその【これ】は達成できないということも分かっています。それは2つの要素があって、」
1909
全文テキスト化したいくらい興味深い。
(北方領土問題に関して)
イズムィコ先生「2018年の安部・プーチン首脳会談の時点で、"日ソ共同宣言を基礎に交渉を進める"と言ってしまった。」
今こそ戦争について、考えよう|東浩紀・小泉悠・高橋杉雄… live.nicovideo.jp/watch/lv336615… #ウクライナ #戦争
1910
「あれはつまり"2島返還でいい"という話だったが、それでもロシア側は"シンゾー、よく言ってくれた、それでいい"とはならなかった。日本側が、あとはもう絶対に引けないというところまで引いてもダメだった。安部さんの手前、日ロ領土交渉は失敗しましたとは言えなかったが、日本政府はあの時点で、」
1911
「もうロシアとの北方領土交渉は何をやっても進まないだろうという認識があったのではないか。そういう認識が実は政府の中にはずっとあって、だからこそ今回の対ロシア経済制裁でも(「もうロシアに気を遣っても仕方ない」ということで)かなり強硬なことができたのではないか。」
1912
中二病のわたくし「いい靴ってさ、履く時も脱ぐ時も気を使うし、高いし、手入れも必要なんだよね…」
中三病のわたくし「手持ちのゴールドが減り敏捷性は下がるが、MPと攻撃力にプラス補正が入り自分よりレベルの低い敵とのエンカウント率が下がる」
中二病のわたくし「それは装備しない理由がない」
1913
『シン・ウルトラマン』、時間あたりの情報量が濃密すぎて、「全力で楽しんでやるぜさあこい!!」という姿勢で挑むと、最初の1分で両頬を張り倒されその後馬乗りになられて情報をギリギリ発狂しないくらいの範囲でズンドコ注入され続けるイメージなので、なんというか、次回はやや薄目で鑑賞したい。
1914
観劇ほやほやの現時点での、わーっと出てきた感想とか解釈とかを書き留めておきたくて書いたのですが、超絶ネタバレありなので、観劇済みの皆さん以外は絶対に読まないでください。絶対だぞ!
『シン・ウルトラマン』超ネタバレ感想と解釈|tarareba722 @tarareba722 #note note.com/tarareba722/n/…
1915
何度か書いているけれど、
・どれほどの作品でも(さまざまな理由で)合わない人や嫌う人はいる
・あまりに嫌う人はその作品の作者の人格まで否定する
・それでも残る作品は残るし消える作品は消える
ということを、『枕草子』とそれをむちゃくちゃ批判した紫式部は、千年前から教えてくれています。
1916
自分より賢くて世の中に貢献している人が自分より先に死ぬの本当にしんどい。世界がすこし欠けてしまった気がする。それはいずれなにかで埋まるのだろうけど、元の色彩には決して戻らない。ただ記憶のなかで「こんな世界だった」というノスタルジーが輝いていて、それもだんだん変わっていってしまう。
1917
今日まったく仕事が進まなかったという人に告ぐ。
許す!!!
今日は気圧も低かったし全体的になんかダルかった。なのでこの時間まで生き延びただけでヨシとします。お疲れ!!
1918
寒暖差が大きかったり時期のわりに気温が低かったり高かったりすると、疲れやすかったりたくさん寝ちゃったり逆にあんまり深く眠れなかったり日中あまり前向きになれなかったりするのはよくあることなので(自己観測結果による)、数日ぼんやり過ごして生き延びる戦略もアリだぞ。
1919
ある作品を見ていてそこに「本質」や「テーマ」が見出されたとしたら、それは「作品という対象物に光を当てた際に照り返して映る自分自身の関心事である」ということは、批評するほうもその批評を批評するほうも踏まえておきましょう。レイヤーがひとつ上がるよ。
1920
作品批評、全体的な論調が「Not for me」であっても「Just for me」であっても、社会性とか時代性に結び付けて語るケースが多くて、それはその人の「me」の部分の社会的で時代的な部分が染み出しているんだなぁ…と思って見ると、なかなか興味深い。
1921
「ライターになりたい」、「編集者になりたい」という若い人と話す機会が最近また増えてきたので、自戒を込めて書いておくと、つい「どうやって仕事をとるか」とか「どういう人と付き合ってどういうところに気をつけるか」を話しがちなのだけど(そしてそういうことを聞きたがる人が多い印象だけど)、
1922
一番単純で一番基本的で一番手前にある「書きたいことや作りたいものはなんですか? それはいますぐ出来ることではないですか? やれないとしたらその理由はなんですか?」といういわゆる(方法論ではなく)目的論を掘り下げたほうがよくて、そうするとどうも退屈な話になってしまいがちだなと。
1923
確かに一度ならず滅ぼしたはずなのに……、、、なぜよみがえるんだ、、、、、…、満員電車……、、。。。
1924
(大変不謹慎かつ逆説的ではあるが、「漢文古文不要論」と戦い続けてる古典民は、「三角関数先輩くらいの人類の叡智レベルでも教科除外論が出るるんだから…、、」と、愛するジャンルの不遇を慰め癒しつつそっとエールを送っています)
1925
「作品にとってノイズでしかない」とか「全人類見るべき」とか、オタクはマイナス方面もプラス方面もとにかく主語を大きくしがちなので、ここはわりと真剣に「おかげさまで寿命が鶴になりました(千年伸びました)」という清少納言先輩の誰も傷つけないクソデカ褒め手法をずっと推してゆきたい。