情報解禁!白水社ニューエクスプレスにタタール語が加わります!安くはないぶん内容は山盛り。頁数も多いです。 タタール語を学ぶには露語か土語の教材、あるいは過去に出版された独語の教材を使う必要がありました。日本語話者のタタール語アクセス難易度は下がるはず。hanmoto.com/bd/isbn/978456…
たまたま、フィギュアの宇野昌磨選手が低出生体重児として生まれたことを知った。それでもあれだけ激しいスポーツの舞台で、それも世界トップのレベルでやれているのは本当にすごい。私自身も宇野選手と同じくらい小さく生まれ、身体はそこまで丈夫ではないだけに、そんな存在には勇気と希望をもらう。
在タシケントの友人とやりとりをしていたときに、ふと「最近職場にロシアからの移民がきて、IT関係は大体やってくれるので大助かりなんだ」という話が出た。この"ロシアからの移民"は現体制に反対して国を出てきた人だという。それにしてもロシアに移民ではなく、ロシアから移民とは、隔世の感がある。
侵略行為はいかなる理由であれ正当化できないが、ロシアはこれを正当化するプロパガンダを大量に流しているので、何が誰にとっての嘘なのか見ていて、と結ばれていた。 プーチンはさっさとこんなことをやめて、ロシア軍には即刻お帰り願いたい。ウクライナでもロシアでも、友人から日常を奪わないで。
最近聞いたなかで強烈だったのは、ある友人が「さんざん権威主義国家だ、独裁主義国家だとばかにして、中央アジアはどこも自分たちよりも遅れた存在のように扱ってきたのに、今ではロシアも完全に俺たちと同じかそれよりもひどいじゃないか。プーチニスタンに改名だ」と怒っていたことだった。
毎日ロシア語の辞書を引く仕事をしている家人は、長年の相棒である研究社露和辞典についに機能的な限界を感じたようで、新調したらしい。仕事に必要という付箋や書き込みを全て移すべく1頁ずつめくって確認しており、いかにも年の瀬の内職という感じ……(今日一日でКまで終わったらしい)
これはすごい。こちらは北海道教育委員会の外国語教育多様化推進地域事業のページなのだけれど、道内でロシア語教育を行う高校向けのロシア語教材(初級30課と中級30課、および教員向け指導要領、自習用練習問題、補助教材)がすべて公開されている。 dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/kki/a0008/i…
母語だけでは専門知識を得られず、英語などバイタリティの高い言語に頼らざるを得ない人も世界には多いなかで、母語だけで多くの専門書(に限らずさまざまなジャンルの書籍)を読めるというのは、結構すごいことだ。先人の努力の賜物で、今は日本語だけでも実に多くの専門知識を得ることができる。
ここ最近は何でもかんでも稼げるかどうかばかりだ。稼げる大学に稼げる研究課題、稼げる研究者、稼げる博物館、稼げる美術館。 目先の利益を求め、短期スパンで収益を出すことばかりが評価される。もちろん研究成果が最終的に利益に繋がればいいが、何事も応用には基礎が重要で、それは強いほどいい。
かなりと前に、エカテリンブルク出身の友人が新潟に留学することになった。新潟の冬は雪深くなるよ、と話をしても当初は「まあ、私はロシア出身だからね」と若干の北から目線だったのだけれど、実際に新潟の冬を経験してかなり衝撃を受けたらしかった。ロシアの冬はとても寒いがそこまで積もらない。 twitter.com/tatenosettan33…
また、言語と結びつく先は国家ばかりが想定されがちだけれども、さまざまな文化や個人、家庭、国境を越えた人と人など、さまざまなものと結びつく。どうしてもその言語の話者が多く暮らす国家の動向は目立つし、大きな影響をもたらすけれども、それだけではないことには常に心に留めておきたいところ。
坊主憎けりゃ袈裟まで憎いのは理解するけれども、これは違う。学問と政治は別。 ロシアの人々を閉じ込めたところで、憎しみと分断が深まってプーチンの思う壺になる。今だからこそ交流の窓を閉じてはいけない。ロシア語教育を受けて、ウクライナ語やウクライナ文化に関心を持つ人もいるのだから。 twitter.com/UKRinJPN/statu…
今日はロシアからほぼ全財産を持って戻らない覚悟で来た、"タタールになる人たち"と話した。 今の民族的な自己認識はタタールという人もいれば、タタールとほかの民族とが混ざっていて簡単には表現できないという認識の人もいたが、以前は強いロシアの国民であることを誇りに思ってきた人々であった。
窓は開くの〜? 長〜い足 きのう見た映画 不埒な医者 ぱりっとした外套 中国人女性が来たやんか などなど、学生時代にマジかよ寒ィな、と思った先生の渾身の使い古されたダジャレを、伝える側になってしまった私が通ります………(そして春はまさにこれらが炸裂する時期) twitter.com/uger_san/statu…
2外でロシア語を学び始めた人、そして今の情勢を受けてウクライナ語を学び始めた人は少なくないでしょう。 初期に躓きがちなのは筆記体だと思います。文字をつなげるコツをまとめました!また、玄人向けにテュルク諸語で使われる拡張キリル文字の筆記体も取り上げています。 note.com/turkiy_dunya/n…
先日の怪演説もそうだけれど、ここ最近のプーチンは少しぼけて、歴史の真実(笑)とやらに目覚めてしまったおじいちゃんを見ているようで、却って痛々しい。加齢により滑舌がやや悪くなったのもまた生々しくて。おじいちゃん、そっちはロシアじゃありませんよ、別の国ですよ、という感じ……
アルマトゥでもウクライナ侵攻に対して反対の声をあげる人が多く集まったようす。数千キロにわたってロシアと国境を接するカザフスタンにとっては人ごとではない。ロシアの行動は中央アジアの国々にとってはある種の見せしめともとれ、カザフ政府も慎重な立場をとっているものの、人々は声をあげる。 twitter.com/masamediakz/st…
SNSやTelegramを中心に、ロシア軍によるウクライナ侵攻を支持するタタール語話者があいさつ(Исәнмесез)を"ИсәнмесеZ"のようにあえて"Z"にして綴るのを、この数日ぽつぽつ見かけるようになった。なるほどと思ったが、このなるほどは結構つらい。日々こうして大小さまざまなショックがある今日この頃。
キエフがキーウに、チェルノブイリがチョルノーブィリになるのなら、タシケントはトーシュケーントに、フェルガナはファルゴーナに、ブハラはブホーローに、そしてウズベキスタンはオズベキストーンということで………(あとついでにカブールはカーブルでお願い)
ロシアのネット回線が遮断される&VPNも通さないかもと聞き、今日はこれまで閲覧したものや、直感的に必要かもと思ったものなど、論文や法令のデータを片っ端からDLしている。 法令DBは今のところ以下のものがまだ生きていて、連邦レベルから構成主体法令までDL可能。docs.cntd.ru
不覚にも笑ってしまった(笑) あるある。 私も留学時代は一時期シャワーを浴びるときに「手のひらを太陽に」を熱唱しまくっていたのだけれど、ある日下の階の住民がこの歌を鼻歌で歌っているのを聞いてびっくりした。思わず話を聞いたら、アタプレーニエを伝って丸聞こえらしいことを知ったのであった… twitter.com/hitocco_hitori…
家庭内に宇国籍者と露国籍者がいるのも珍しいことではなく、宇にも露にも残れない/戻れないでやむなく第三国に移動する人も少なくないのだろう。この記事で紹介される夫婦、宇国籍のアナスタシアと露国籍のキリルがカザフスタンに逃れ、今はカナダ行きを考えているように。 currenttime.tv/a/ukrainka-i-r…
ロシアでも秋冬になって帽子を被らずに外に出ると、すぐに見知らぬおばさま・おじさま(おばさま率のほうが高い)に「あんた!死にたいのか!帽子を被りなさい!」と声をかけられる。手袋無しや柔な靴で出ても言われるけれど、帽子を被らないで出たときのほうが遥かに頻度が上がる……(たぶんあるある) twitter.com/Japanessence/s…
昨今の情勢もあり、最近はクリミア・タタールと(カザンの)タタールを同一視したような呟きをよく見るけれども、両者は異なる歴史的背景、文化、言語、帰属意識をもつ別の民族なので注意が必要だ。クリミア・タタールと書くと長いので、メディアなどでは省略されることが多いのが原因だと思うが……
数日前にもうまくことばにならないままに綴ったことだけれども、ここ7-8年のロシアに感じるようになった変化に対し、私自身どこか無意識的に目を背けていたように思う。ある種の理想化されたロシアばかりを見ようとしていた側面は間違いなくある。変化に気づいたときに声を上げなくてはいけなかった。 twitter.com/tatamullina/st…