富野由悠季bot(@tominobot)さんの人気ツイート(いいね順)

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評価された瞬間から、その評価を維持することも本人の義務なの。それは過酷な事でしてね。何も考えないで維持できてしまうクリエイターであれば問題はないんだけれども。余程の天才でなければそれは出来ません。ですから、絶えず時代を見て対応していく努力をしていく。
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「君の名は。」や「この世界の片隅に」というのは「映画って呼ばれるには、これぐらいのことをしなくちゃダメだよ」という、これからのスタンダードでもあるんです。それらが登場してきて、貶める意味ではなく「宮崎アニメというのは「アニメ」だったんだね」という認識が生まれることになったんです
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あれは新しいセックスの表現である!(『新機動戦記ガンダムW』1話のヒイロ「お前を殺す」のシーンを見て)
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スケジュールという規制があるからこそ、作品は仕上がります。スケジュールがないもので完成した作品があれば、それは天才だからでしょう。好きなだけではなかなか完成形までの過酷な作業はこなせるものではありません。自由にやって何が出来るか用心しなければならないのが、われわれ凡俗なのです。
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「G-レコ」をリアルだとか、リアルロボットだなんて言ったことは一度もありません。「ハリー・ポッター」を観て、空を飛んでいるのがおかしいなんて言いますか? ファンタジーなんだから、おもしろければいい。それがすべてです。
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でもやっぱり『∀ガンダム』を作ったことを後悔しないです。 むしろ『Vガンダム』の時みたいに、スポンサーの都合だけが優先するという現象を見て、気持ちが悪かったことに比べたらずっとイイ。 当時はそういうスポンサー優先の製作体制に殺されてしまうと、本気で思ってました。
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人間というのは、動物なんだ。元気を手に入れるために別の命を食い殺さなければ生きていけない。それに近い人間が、肉食獣からベジタリアンに移行しはじめてる。それで殺生をしないですんでいる知的な動物なのかと言うと、嘘をつけ、です。やはり命を食ってるんだからしょせん動物でしかない。
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ガンダム以後、人を殺すという行為を当たり前にする作品が多くなり過ぎているということがあります。アニメに限らずです。それがここまで氾濫して、自分までそれに合わせていく必要はないと思いましたから、「ブレンパワード」以後は人の死にざまを描写の中心に据えることは変えました。
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今ではガンダムというとシードやデスティニーですからね。非常にムカついてます
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シャ――って来るからシャアなんだよッ
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(映画版でG-セルフの目に瞳を入れたことについて)「ラブライブ!」の少女たちの瞳でさえもかなりの描き込みとデジタル処理でキラキラさせている。それを人間の十数倍あるG-セルフでやっていなかったのは手抜きであろう
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Ζガンダムは、当時の経営者やビジネスだけが出来ればいいと思ってる大人たちへのあてつけの作品なんです。アニメでここまで出来る、フィクションをここまで創れるんだよ、お前らにとって正義の味方かもしれないキャラを狂わせてみせるって、そういう創り方をしたんです。
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中学までの集団というのは、趣味や職業適性などが根本的に違う人たちの集まりなんです。共通の目的意識を持った人でないと「本当の友達」にはなれません。極端に言えば、高校まで友達が見つからなくても気にしないでください。
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『逆襲のシャア』は戦闘シーンが多すぎるんです。だけど戦闘シーンはなくちゃいけない。ロボットものの戦闘シーンとは何なんだと考えた時、いわゆるオペラでいう“歌うセリフ”のブロックなのだ、ということに気づきました。
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シャ――って来るからシャアなんだよッ
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Ζガンダムは、当時の経営者やビジネスだけが出来ればいいと思ってる大人たちへのあてつけの作品なんです。アニメでここまで出来る、フィクションをここまで創れるんだよ、お前らにとって正義の味方かもしれないキャラを狂わせてみせるって、そういう創り方をしたんです。
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ガンダムなんてのは、女のおっぱい吸ってる合間に見るもんなんだ。しょっちゅうおっぱい吸ってるわけにもいかないから気晴らしにガンダムを見る、そうあるべきだと思いますね。
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(志を高く保つには?)雑事を確実にこなすことを一年続ける。総監督時代にもトイレ掃除をした。
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エンターテイメントは消費を拡大させるだけです。しかし絶対作っていかなければなりません。死ぬにしても泣きながら死にたくはないし、愛する者が泣きながら死ぬのも見たくないですから。だから次に作る作品は、せめてそれを見ている間は楽しく幸せな気持ちでいられるものにしたいのです。
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エヴァをつぶすぞ~
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『キングゲイナー』では、これまでやってこなかったこと、つまりキャラクターを一人も殺さずに終わらせようと決めて、そのためにしんどい思いをしながらも、逆転劇を積みかさねていきました。それでスキルを獲得できたからこそ『Ζ』の劇場版もまとめることができたと自負しています。
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鬼滅の刃は「うまくやった!」 富野由悠季氏が語るアニメ業界 #ldnews news.livedoor.com/article/detail…
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権利は全部売り渡したものだから、他人にガンダムを作られても文句は言えない立場なんですが、他人のガンダムを観ることができないんです。だって俺が作ったのに何で他人が作れるんだってことが35年経ってもまだ飲み込めない部分があります。例外作品は一切ありません。そのくらい辛いものです。
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本当のセックスは地球の裏側が見えるくらい「うわっ!」となる
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オタクやマニアは好きなものには底知れない優しさをもっていますが、ふつうの観客は正直で怖い人たちですから、平気で真実をいい、欠陥をついてきます。素人の観客が認めてくれるまでは自分のことをアーティストだ、クリエイターだと信じることはやめましょう。