私の富野由悠季=海原雄山説、この「気に入らんもんが上がってきたらブチ切れるが、良いモノが出てきたらそれはそれで勝手に喧嘩売られたと思って怒りに燃える」がマジでハマり過ぎてたからですね。
GレコⅣ、全編に渡って凄まじい新規カットに作画修正の嵐喰らわしてるのに、このカットに関してだけは海藻足す修正までしておきながら断固元のままなの、「絶対に残す」という強い意志を感じる。
「猫を飼育していたことが判明」「衛生検査当日は猫を他の場所に移動していたため本部は把握できてなかった」って報告書に対する「大阪王将の検定時に研修センターから先生が来てたけどその先生が猫に餌上げてる写真も持ってる」が強すぎてゲラゲラ笑ってしまう。
その昔、虚淵玄がZガンダムに対して「あんなに無駄に人が死んでいくのを酷いと思った」って言ってて、まあ割と皆「お前が言うな」のツッコミ待ち発言だと思って実際皆ツッコミ入れてたんだけど、あれ結構作家性のクリティカルな話だと思ったんよね俺は。
虚淵玄の描くキャラの死って割と物語上でちゃんと「悲劇」としての意味性を持たせた上で殺すんすよね。富野監督ってあんまそこまででは無いと言うか、あんましハッキリと「物語化」するのを避ける所あんじゃんっていうか。
今回の件、「UCなんて見なくて良い作品の筆頭」という可燃性発言が批判者側的に「要らん事を言う……」って感じだが、一方で反発側もいきなり「UCの記載あるだけでブチ切れてる人らは惨たらしく4んで欲しい」発言してくるヤツ混じるので「ッヒュー!インターネッツ!」って気分。
富野監督、そこに加えて「僕自身ネタバレでつまんなくなるようなアニメなんて作ってないから」と豪語しながら、インタビューでガンッガンに自分から自作のネタバレ撒き散らすストロングスタイルよ。
「調理場は清潔に保つよう掃除しなさい」という当然の一般常識を今まで一切してなかった上に「してます」と何年も嘘つき続けた店舗と、その嘘を何年も看過し続けた本社とが、保健所から言われたら突如豹変して粛々と従うようになるはずだと考えれる方がおかしい。 まあド正論。