626
…そういう現実に満足はしていないし、それは警戒すべき危険な状態であるとも思っているが、しかし、それでも、それが示す日本のありのままの姿というものを、まず受け入れなくてはならない。
受け入れれば、あとは、これからどうするかを考えていくだけだ。
627
今の日本社会を現実的に捉えるなら、
山本太郎が当選するのも、水道橋博士が当選するのも、驚くにはあたらない。
毎度、「不正選挙」って陰謀論が盛り上がるが、山本太郎や水道橋博士が当選するって現実が、何よりも雄弁に「そんな陰謀ねぇよ」と語ってくれている。
628
「しね」なんてのは、悪意害意の表明であって、それは批判の領域では無いし、批判にそれを含めるなら批判の効用は失われる。
と書いていたら、
「悪口も気楽に言えなくなる世の中は嫌だ」
という反応があった。
悪口で気楽に「しね」とか言いまくってるんだとしたら、その生き方はリスキーだがねぇ…。
629
…批判とは、悪意や害意を表明する事では無いのですがねぇ。寧ろ、そこに悪意や害意を含めれば含める程、批判として成り立たなくなっていくんですがね?
何故なら、批判というのは敵対し断絶する為にあるのではなく、それはより良いものを見出す為の様々な試みの内の一つである筈だからです。
630
…そうしておいて、つまり、
「死にたくないなら黙れ、さもなくば…死ぬかもね?誰が君を殺すかは知らんけど。」
ってやり方で、
彼らの言う「表現の自由」を支配しようとするワケだ。
それでもあくまで表現だとか批判だとか言うのなら、
一言だけ。
悪意害意の表明を含まない批判は不可能ですか?
631
…表現の自由を都合よく捻じ曲げ、悪意と害意で社会を染める事を正当化してきた人々の振る舞いを見ていると、何の反省も無く、ただただ正当化と責任転嫁の為だけの理論構築ばかりやっている。
だから繰り返されるだろう。
今後も、誰かが「殺されて当然の存在」とされ、危険な状態に陥れられるだろう。
632
…そして、彼らは「自由」の意味を、
「誰からも批判されない完全無罪が保障される立場」
という意味に捻じ曲げ、強弁し、悪意と害意を公然と示して恥じる事を知らず、暴力と残虐を許容する社会的風潮を創り出し扇動していく…。
これは、今後も繰り返されるだろう。次は誰が標的となるか?でしかない
633
…案の定、その人たちは、それを単なる批判だとか、表現の自由だとか言って、全く反省する素振りすらなかった。まさかと思うような著名な方が、人権やら平和やら語っていた著名な方までもが「あべしね」とつぶやく事を躊躇わず、それを咎められても無視した。
悪意や害意を平然と表現するとはな…
634
「あべしね」とか「アベを吊るせ」とか「奇妙な果実にしてやる」とか、悍ましい言葉が飛び交い続けた。それを見ながらいつも
「ルワンダ虐殺の時のラジオみたいだ。」
と私は思っていた。
そして、とうとう著名人の中から「あべしね」とつぶやいてみせて、シンパの歓心を買う者が現れるようになり…
635
今、感じているのが喪失感なのかどうかよく分からないんだが、自分でも驚くほどのダメージを受けている。
安倍晋三という政治家に心酔するどころか好きだったワケでもない程度で、普通に功罪両面ある政治家として捉えていたので、これが「安倍晋三氏を失ったという喪失感」ではない事は確かだろう…
636
「この事件が起きたことで、参院選で自民の議席は増えるだろう。憲法改正もしやすくなる。」
そこかよ(-_-;)…
なんか、誰かが死んでどこの株価が上がるとか下がるとか言ってるような奴と同類なんだな。
→
田原総一朗さんがコメント 安倍晋三元首相の銃撃 | 毎日新聞 mainichi.jp/articles/20220…
637
「しね」なんてのは、「批判」の範疇ではないだろう。
それも批判の範疇として受け入れるべきだという事になるのなら、その「しね」には、言葉としての意味も価値もなく力もないという事になる筈だ。
その「しね」はなんら意志を示さず意図を表さないという事なのだから。
それで批判足り得るのか?
638
…法的に有罪に出来るかというと、それは著しく難しいだろう、なら、法的に有罪に出来ない事なら何をしたってOKって事になるのか?
「あべしね」とか世間を煽りまくっても、法的には全くOKだよ、
それが社会を危険な方向へ煽ったとしても、
法的にはOKだろうが、
それで何が手に入るのかな?
639
…「こいつは死んで当然」
「諸悪の根源だからコイツには何をしても良い」
そういった印象を広めていけば、それを実行するアホも出て来る。あの連中は
「言っただけ。書いただけ、その実現を望んではいない」
とか言い訳するけど、んなワケねぇだろ、
どっかのバカが実行するのを待ち望んでやってるよ
640
…言葉による貶めが、イジメの標的となった子の存在価値を引き下げ、現実の差別行為や暴力を誘発し、担任教師までもがイジメに加担し、イジメられている子までもが自分自身を殺そうとする(自殺)にまで発展するのだ。
これ、創作で言う表現の自由と違うよな?
言論の自由?自由=無罪じゃ無いだろ?
641
…イジメという事例でなら、私は自身の実体験から語る事が出来るが、あそこで行われた「言葉による攻撃」が何を引き起こすかというと、周囲の人間が
「こいつは殴っても構わない存在だ、居なくなればよい存在だ」
と捉えるようになっていく状態だ。
それで、次第に「石」まで投げつけて来るようになる
642
…「あべしね」にもそうした効果はある、実際に、安倍晋三氏のところに不審者が現れるという事件は以前にも起きていた。
もっと身近には、いじめで「机に花を置く」といった事も同じような効果を発揮する。実際に、そうした事で自殺に追い込まれた例もある。そういうものを表現の自由と言うのは詭弁だ
643
…「あべしね」の如きは、実在する特定人物を相手に大勢で繰り返し「しね」という呪詛を投げかけたのであり、これは「ルワンダ虐殺」に類する事例と考える。
ルワンダでは特定の民族をゴキブリ呼ばわりして殺害を呼び掛けるラジオ放送が連日行われ、それが虐殺という蛮行のハードルを下げてしまった…
644
…フィクション作品で表現される殺人が、殺人を引き起こすのにはかなり無理があって、それは架空の人物に対して起きる架空の殺人なのであって、現実の特定人物に結びつけるのは無理があるし、それをやるとしたら、明らかに表現物表現者の方ではなく、実行者の方に問題があると言えよう。だが、…
645
表現の自由って話ではないんだよな。
「あべしね」は表現には違いないが、表現であればなんでも問題ないというのなら、特定人種の人々を滅すべき存在として罵るのも、効果が無いどころか体を害する毒物を健康食だと宣伝するのも、危険な鹿の刺身をグルメとして世間に報じるのも、問題無しとなろう。…
646
…<お詫び>
余りの衝撃に、既に安倍晋三氏がお亡くなりになったように書いてしまいました。
まだ、彼は命のはざまで戦っている筈なのに、本当に失礼な事を書いてしまいました。申し訳ないです。
どうであれ、あんな事で人は命を失うべきではない。
今は心から回復をお祈りしたい。
助かって欲しい。
647
「あべしね」とツイートしていた、有名な翻訳家の方、お望みどおりになりましたよ。
満足ですか?
今、どんな気持ちですか?
喜んでますか?
望み通りになりましたよ。
あなたの呪いの言葉が成就しましたよ。
祝杯でも挙げていらっしゃるのでしょうか?
あなたの悍ましさが、こうして成就しましたよ。
648
心肺停止だと?…
ここは、日本だろ?
今は、2022年だろ?
気に入らん相手を殺して回る時代に逆行するというのか?
日本の劣化はここまで来ていたのか。
私の考えは甘すぎたな。
649
ああ、これだ。この「安全に傷つく事ができる」だ。
この感覚が失われて、野放図に傷つくようになった背景にあるのは、自分の身体や現実的な生活などよりも、自分の気持ちが重視されるような風潮になってきたからだろう。
それ自体にはメリットもあるのだが、制御無しだと心が壊れやすくなると思う… twitter.com/AsaiLabot2/sta…
650
皮肉なものだが、
世界が概ね平和である事を前提とした仕組みで世界が動くようになればなるほど、その前提である「平和」を崩す事によって、世界全体に脅しをかけたり、支配を目論む動機も大きくなってしまう。
戦争仕掛けようと思う奴は、平和ボケ世界を歓迎するという事でなぁ。…