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教科書は学術的成果をもとに書かれるべきで、政府が都合よくしようと介入することは、国民のみならず政府にとってすら長い目で見れば利益にならない、というのは、我が国の歴史などから明らかだと思うのですが。学問や教育への権力の介入にこれほど鈍い人が、宗教社会学の修士とは信じがたいことです。 twitter.com/sugoiyarapyuta…
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「勝手踏切」というやつですか。地域住民はおそらく目こぼししてるのに、共産党議員が渡ったら捕まえるとか、県外ナンバーの交通違反を熱心に取り締まる警察らしいですな。 twitter.com/pioneertaku84/…
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「接続部分をよく見てみると、たるみやシワ、うねり、ズレが何一つなく、ピシッとのり付けがされている。貼り付け部分からのりがはみ出した形跡もまったくない。ましてや、くっついてしまった部分を無理にはがした跡もなかった」
なのにミスをしたことにされた事務方…
infact.press/2021/10/post-1…
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夫婦別姓に頑なに反対する勢力の代表として、片山さつきと対談した人による記事。同姓にしたい人はそれで構わないのに、なぜ他人が別姓にすることまで妨げるのか。背景には勉強会を潰しまでした安倍晋三がおり、彼が「家制度」を守りたいからなのだとの指摘。
gendai.ismedia.jp/articles/-/880…
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別に今の中国を引き合いに出さずとも、日本の近代史を見れば、表現規制の本丸はいつだって政治的表現だということは明らかです。政治表現規制の目くらましに、エロの取り締まりを緩くするなんてこともある。実際、昭和初期あたりの日本がそうだった。 twitter.com/MIKITO_777/sta…
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私は今回の維新の「躍進」に強い懸念と恐怖を覚えます。それは、維新は新自由主義色が強く強者のやりたい放題に親和的というのもありますが、そこで強者のやりたい放題にハラスメントも含まれているからです。鳴り物入りの公募校長の体たらくが象徴的でしょう。立場の弱いものを叩く快楽があるのです。
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山田太郎の非改選の選挙でも、「山田票」を獲得しようという分かりやすい作戦ですが、さすがにいろいろうんざりします。「表現の自由」という基本的人権が「クールジャパン」の利権へと、極度に矮小化されてしまうわけです。
nordot.app/84416543374555…
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私は、赤松健氏は漫画家としてはともかく、政治活動については批判的です。氏の唱える「表現の自由」は万人の人権を擁護するものではなく、権力に取り入って自分とお仲間の「利権」を守るに過ぎないのではないか、それは時に政治的異議申し立てという重要な表現の自由に背馳しないか、と考えます。
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これ、ダイレクト出版とか経営科学出版とか(同じ系列の会社)がよくやってることですね。歴史系解説動画とかをちょっと見るとすぐ湧いてきます。いつも学期の初回の授業でこれを見せて、Youtube がいかにやばいか教えています。 twitter.com/okisayaka/stat…
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これはあまりにひどい。世界遺産を「歴史戦」だとか報じてしまうとは、NHKはどこまで落ちれば気が済むのか。岩田明子とはいえ。変えられない過去の持つ普遍的な価値ではなく、自分にとって「心地よい」ものが「正しい」のだという傲慢さは、深刻な問題です。 twitter.com/unbonvinblanc/…
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これは呆れて物も言えません。私は過去に何度もツイートしていますが、かつての日本ではまず共産主義が弾圧され、それに続いて学問の自由にも弾圧が及んでいた昭和初期は、一方で「艶本時代」と呼ばれるエロ出版の繁栄期でもあったのです。重点じゃないから見逃されていたんですね。 twitter.com/Nou_YunYun/sta…
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戦争に対しては、まず何よりも反対を唱えるべきです。たとえそれに直ちに効果がなかろうとも、戦争反対を叫べるうちに叫んでおくしか、戦争を減らすことはできないのですから。小賢しい「現実主義」にとらわれても、何もいいことはありません。
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プーチンのウクライナ侵攻について、橋下徹が反戦の声を腐しているのは、いつもの彼のやりそうなことといえばそれまでですが、単純に「プーチンの世界観に同調しているから」だと思います。それは何か、「力のある者には総取りする権利がある」という発想なんだと思います。 twitter.com/ShinHori1/stat…
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「力のあるものには総取りする権利がある」、これが橋下らの世界観なのだと私は考えます。彼らには万人に普遍の人権なんて発想はない。それは「劣った弱者」に「優れた自分」と同じ権利を与える「悪平等」であり、「優れた自分」が得て然るべきものを奪われた、「人権侵害」」になるのです。
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地震による火力発電所の停止によって、電力の逼迫が懸念されています。それと同時に、ネット上では「原発再稼働しないから電気が不足するのだ!」の大合唱が沸き起こっていますが、今回の電力不足は地震が直接の原因で、その構図は東日本大震災と同じです。津波がなくても揺れで止まれば同じでしょう。
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吉野家役員の「生娘シャブ漬け」発言と、日経新聞が女子高生のおっぱいを「新入社員の勇気づけ」にした広告の件とは、日本の「びじねすまん」の多くはいまだに、女性は主体的に行動する存在ではなく、男によって値踏みされ獲得の対象とされる客体としか認識していない、という点で通底してそうですね。
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いまNHKで、ロシアのプーチンが、自分の言い分を子どもに押し付ける「愛国教育」をしている、と批判的な報道をしていますが、それこそ教育基本法を改悪した安倍晋三はじめ日本会議的「保守」のやりたいことじゃないですか。なるほど、ウラジーミルと同じゴールめざして駆け抜けているわけだ。
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十日余り前ですが、時事的な話題を枕に、「表現の自由戦士」と揶揄されるような一部の(と思いたい)「オタク」について、彼らはコンテンツが好きなんじゃなくて、本当は「コンテンツが好きということになっている自分」が好きなんじゃないかと論じましたが、その続きを。
twitter.com/bokukoui/statu…
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ただいま、先日話題になった赤松・山田の「表現の自由」論の本の漫画がひどい、という件についていろいろRTしましたが、自己宣伝化したコンテンツ周辺を象徴する事象だと私は思います。「オタク文化」コンテンツを自己宣伝の手段に堕し、有権者の「動員」を図る広告と化しているのです。
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こうして考えていくと、「表現の自由戦士」と揶揄されるような一部のオタクが求める「表現の自由」とは、自己宣伝を自由にして、なおかつそれに異論を挟まれない(自己を受け入れさせる)権利という、まことに以て自分勝手な要求という面が否定できないのではないかと思うのです。
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私はこれを仮に「表現の無責任」と呼んでいますが、だから一部のオタクは「売れている」コンテンツを宣伝します。表面的には好きなコンテンツを推しているように見えても、それは売れているから選ばれたのであって、批評眼はありません。こちらのツイートへのリプが典型です。
twitter.com/37_2_le_matin/…
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ここで付言しておくと、自分が感銘を受け、素敵だと思ったコンテンツを「宣伝」するのは、何のどこを推すかで自分の批評が反映されます。しかし「覇権アニメ」(下品な言葉ですね)に乗っかって、断片化された決めフレーズをネットで叫ぶのには、批評精神はいりません。
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「売れているから」自分も乗っかって宣伝するというのは、宣伝の成功率が高そうだからです。売れていないものを売るのがチンドン屋の腕だとすれば、これはチンドン屋にしても本末顛倒でしょう。しかしこうやって自分の宣伝が「成功」したつもりになることで、自分が社会に認められた妄想を抱くのです。
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こうして、コンテンツをダシに、売れているものに乗っかって、自分もマジョリティだと誇るのは、「オタク」の原義からすればまったく別物と言わざるを得ません。「くだらない」と言われがちなアニメやゲームに耽溺することで、マジョリティの価値観を相対化した「オタク」の影はそこにはありません。
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さらにややこしいのが、宣伝の結果自分たちが属すると思い込んでいる文化がネットで流行っただけでは、十分自己満足できないのです。なぜならそれだけでは大勢の「オタク」の一人に過ぎないから。そこでさらに「特別な自分」を獲得するため、宣伝活動に勤しみ、「敵」を見つけては叩くようになります。