126
勘違いの話をします。最近、Web創作者系のアカウント各所から「テラーノベルやばいよ」ってつぶやきがちょくちょく聞こえててて、忙しい私は「なるほど怖いんだなあ」って思ってました。……「Terror(強い恐怖)」だとおもってた。「Teller(語り手)」のほうでした。
127
128
韓国産の武侠漫画について話してたら、お怒り気味の中国の方から「武侠は中国のもの!」とお声がきて、「ですよね? いや分かってますが」と思いつつ、よく話を聞いてみたら「韓国で武侠の起源を曖昧にしたり韓国起源だっていう例が結構あって怒ってる! 違います!」みたいな話だった。
129
この世界が惑星だとは限らないんですよね。
神さまが毎晩違う模様の夜空の織物を世界に被せてるのかもしれないし、お腹を空かせた夜闇の獣が月をかじってるのかもしれない。 twitter.com/ShinyaMatsuura…
130
日本のライトノベル読みとかロボゲー好きは、「アフガニスタンでいま最後の抵抗してる指導者、相良宗介の兄弟だよ」といえば少し分かるんじゃなかろうか。(相良宗介の育ての父、『バダフシャンの虎』マジードは『パンジシールの獅子』マスードがモデルではないかとよく言われる)
131
各種の学問の知見に有力な根拠ある異説が出て、専門家界隈で検証されて定説になって、それが一般に降りてきて人口に膾炙するまでざっと20年前後。これに後れを取りすぎると、作品読んでる時に読者さんが「あれっ」「これおかしくね」って現実に立ち戻る要素がどんどん増えてく。
132
度胸と暴力で速攻かけるジェタークの企業戦略と、凄惨かつ陰湿なペイルの企業戦略。どっちもプロスペラとスレッタがひとまずチャート崩壊させたっぽいですが、残るグラスレー社はいったいどんな方向での「企業戦略」を出してくるんだろうと思うと、今からちょっと興味深いですね。(思考整理メモ)
133
だから、「なぜここを省いたの?」「速いシーンだからです」とか「では、なぜここは緻密に?」「ここは我を忘れて相手に見惚れている場面なので、時間を遅くする必要があるんです」とか言えるひとは同じ流儀の使い手ですね…
134
「発売延期」と「予約のキャンセル」によって、受けた被害が「金額」としてかなり具体的に計算できるようになりましたねこれ。……法的措置、賠償請求が行われるとしたらなかなかの金額になるのでは? 今日び、ジェンダークレームも命がけだなあ。 twitter.com/qureate/status…
135
そして改めて上手いなあと思う3話ラストシーン。「グエルの感情の推移が、スレッタへの求婚に至るまで」を言葉をいっさい使わずに表情と瞳だけで表現してて、脚本と絵の連携が凄い。これ多分、並以上のライターさんでも何か言わせたくなるとこでしょうに…
136
「君なら任せられる」じゃなくて、「君は俺より強いが、俺はミオリネが好きだし守りたい。ミオリネを賭けて挑戦する」って言ったらグエルは意気に感じてシャディク認める類の性格でしょうけど、その選択肢がとれないのがシャディク・ゼネリなんだよなあ……
137
馬上槍試合じゃねーか! 再現度高いなオイ! twitter.com/VarlanOlivier/…
138
シャディク視点だとどう考えてもグエルが絶望的な壁ですよね。ガンドアームが禁忌になって以後20年もアンチドート技術を現役稼働で保有してるグラスレー社だから、ガンダムみたいな反則技はむしろまだやりようがある。そういうの一切なしでひたすら素で強いグエルどうするの。
139
「呪い」は解けてないんですよね、誰も。でも、たとえばミオリネが地球寮に馴染んで、チュチュに「性格悪い」って直言されるみたいに、あるいはグエルが良い意味でひとに干渉しようとするように、和らいでるし受け入れられる形に変化してる……って所に水星の魔女のテーマ性を見てます。
140
(※なお、パリピ孔明も別に無から出現したわけではなく、「歴史上の人物+現代文化」という無数の作品が下地として位置づけられるでしょう。そこから伸びた新しい枝であるという点が大事。人類文化の黎明期ならいざしらず、現代において完全な無から新しい木は生えない)
141
耐えろ……言っちゃいけない……あの言葉を……! twitter.com/wni_jp/status/…
142
斧やハンマー、ナタで似た案件がぞろぞろ出てきて、「さすがは旧約聖書にも載ってる事故だな」ってなるやつ。
143
視点を変えてジェターク社とかは、「早い時期からホルダーでも、挑戦されまくって情報取られる」みたいなデメリットを、「でも投資家受けはいいし、途中でデリング総裁が爆死すれば婚約自体は有効じゃん?」で解決しようとしたわけで、こちらもペイル社の陰湿な趣きとは違う、暴力的なロジカルさ。
144
SNSでは「これ嫌い」「これに怒りをかきたてられた」みたいな負の感情は拡散力が強いですね。……良くも悪くも、「これ好き」「これ面白い」よりも数段くらい容易で強い。取り扱いには注意せねば。妖刀魔剣のたぐいだ。
145
シャディクはミオリネから踏み込んできてくれることを願いつつ、自分からは踏み込めない。ミオリネはどこまで理解してたかは不明だけど、シャディクが飛び越え難い線を引いて距離を置いた。……スレッタが来る前にシャディクが踏み込んでたら、本当に違う話になってたんだろうなあ。
146
こういう風にテーマに対して一貫したキャラの描き方がなされてるということは、エランの「無関心」も同じく養育者や生育環境から受けた「呪い」として位置づけられてるはず。スレッタには次回の決闘でなんとか頑張って、エランの呪いを和らげてあげてほしいものですね。
147
逃げたから、「負けない」は手に入った。得られるかもしれなかったミオリネの愛情(叶わなくても明確な失恋という経験値)とか、グエルからの敬意とか、2つ以上のものを取りこぼしちゃった感じ。ただ理性で考えれば「失敗しても進むのが正解」とは言い切れないくらい厳しかったのも事実。おつらい。
148
その、侮蔑的な表現にならないといいんですが、TRPG界隈にそれなりの期間のたくってると、見るじゃないですか。「もうルールブックがまともに入手不能だから新規ユーザーが増える可能性ないのに、それでもそのシステムを愛好して布教卓を続けるTRPG怪人」みたいな人たち。
149
「子供向けの入門書」は概論把握にマジで強いんですよね。「初心者向け教本」と言っても「関連分野をあるていど知ってる初心者向け」とか「学部生程度には学んでる初心者向け」とかもあるなか、子供向けはいつでもガチの初心者を想定して真剣に書かれている。
150
あまりにきれいに決まった側撃雷。たとえ頭ではこういう事例があるって知ってても、落雷の可能性そのものが低いから、つい雨宿りにこういう木陰に寄っちゃんですよねぇ……倒れ方が恐ろしすぎる。 twitter.com/Aryan_warlord/…