76
Chromiumのメモリ管理周辺のコードはガチガチに最適化してあるんだけど、たまに観察される現象が「関数をインライン展開しないほうが速い」。最近のCPUは相当賢いので、(インライン化による命令数削減のプラス効果)<(コードサイズ肥大化による命令キャッシュミス増加のマイナス効果)になりうる。
77
上手にできるとたった2箇所に包丁を入れるだけで骨抜きが完了しますよ〜。理屈がわかると、へんな魚おじさんがYouTubeでやってる鱧の骨抜きがばっちりわかると思います!鱧の刺身はめちゃくちゃ美味しいのでやってみる価値ありです。
youtube.com/watch?v=qIvRky…
78
79
(余談:ちなみに以上の骨格構造がわかると、なぜ鱧の骨切りは「皮一枚残す深さに」やらないといけないかが理解できると思います。骨Q-Rが皮すれすれにあってこれを切らないといけないからです。穴子やウツボもほぼ同じ原理です。)
80
81
82
83
84
85
86
苛性ソーダ液に浸して焼いたプレッツェルの独特のコク(かすかな苦味と塩味)は、焼成時に2NaOH+CO2→Na2CO3+H2Oでできる炭酸ナトリウムらしい。日本のパン屋さんでは安全のために重曹(炭酸水素ナトリウム)で代用してるみたいですが、なぜか重曹だと色艶とコクが出ないんですよね…pHが関係してる?
87
88
ヨーロッパでスーパーをよく散策しますが野締めで数日経った魚が並んでるのが普通で、活〆や血抜きって日本独特の技術なんですよね。深夜に船を出し早朝のセリにかけて午前中には店頭に並ぶ流通技術にしても、その背後にある、魚を最高の状態で食べたいという執念(食文化)が面白いと思うんです。
89
90
91
92
遠くから見させて頂いてただけですが本当にすごかった。あらゆるリスクを想定して、どうやったら東大生3000人の同時試験が可能になるかといろんなツールを試し、人数制限の壁にぶつかったら最後は自らApps Scriptを書き始めてた先生。土日もずっとがんばられてました。
todai-umeet.com/article/55241
93
環境省が袋の有料化に向けてやった実地実験が面白い。2円でも3円でも5円でも袋の辞退率はどれもいっしょで非常に高く70%〜95%。「0円」と「0円以外」との差こそが本質だという行動経済学的原理を鮮やかに描いてる。(余談:やっぱ4円は省くんだね)
meti.go.jp/policy/recycle… (これの8ページ)
94
GCの停止時間のせいでWebAudioがグリッチを起こす(再生がかくかく途切れる)というバグをアーティストの人に報告されて、何度試しても手元で再現できなくて議論し続けた結果、原因は素人とプロの耳の違いだったwwww
95
東大情報理工の電子情報学特論の「Chromiumのアーキテクチャを解き明かす」の講義スライドを置いておきます。
他学科から飛び込んだりチャットを盛り上げてくれたみなさん、ありがとうございました! (◍•ᴗ•◍)
docs.google.com/presentation/d…
96
【4月13日16:50〜18:35】東大情報理工の電子情報学特論で「Chromiumのアーキテクチャを解き明かす」の講義をやります! Chromiumのプロセス・メモリ・レンダリングモデルから開発体制までZoomでオンライン配信しますので、UTASから授業URLを手に入れて遊びに来てください〜^^
eidos.ic.i.u-tokyo.ac.jp/~tau/lecture/t…
98
マスクの買い占め騒動を見てて思ったこと。買い占めの結果お店で起きたことが価格上昇ではなく在庫切れだったのはおもしろい・・・需要が増えたら価格が上昇するというミクロ経済学の法則がここでは成り立っていない。似たような話として、連日行列ができてもパンケーキの値段は上がらないし、
99
特売キャベツが開店直後に売り切れても値段は上がらない。売り手が需要に反応せずに「安すぎる」価格で売る状況はいろんなところで観測できて、それが在庫切れから転売へとつながっていくチケット転売問題の構図は実はかなり普遍的なものだと気づく(転売が起きるまで問題が顕在化しないだけの話)。
100
さてここで問題になるのは、利益最大化を目指すはずの売り手がなぜ価格を上げて「最も高いお金を支払う人」に売ろうとしないのか。売り手が不合理なことをやってるのか、ミクロ経済学が問題を捉えきれてないのかと言えば確実に後者で、