1
最近の若い人は戦略的にキャリア構築をしようとする傾向が強いけどキャリアなんて8割は運ですよ。やるべきことは綿密なキャリア計画を立てることではなく目の前に幸運が転がってきたときにそれをしっかり掴めるように準備すること。つまり目の前の仕事に毎日真剣に取り組むことです。
2
数年前に都内のマンションを買い支えしていたのは世帯年収1500万円くらいの層だったのだけど、この層はもはや手が届かず退場、最近は2000万円の層が支えてる。流石にこれ以上の世帯年収の日本人は殆どおらず、これ以上値段が上がったら買えるのは海外勢だけになるので円高に触れたときに全てが終わる。
3
物件価格が高いので賃貸で様子見だった知人友人が最近こぞって戸建てやマンションの購入を検討し始めていたので理由を聞いたら、今高いのはわかっているけどこれ以上高くなると買えなくなるからと言っていて、これ90年代のバブルのときに発生していた現象の再来だなと感じてる。
4
都内である程度余裕をもって生活できる水準は世帯年収1500万です。都内在住の独身男性やまだ子供がいない夫婦はこれを頭に叩き込んでおいてください。世帯で1500万円を目指せないなら早い段階で都内から離脱することを推奨します。
5
夫婦共に地方出身だとさらに子育てのサポートも期待できないので長時間勤務に加えて、帰宅後の家事育児まで加わるのでもう絶望的。当然世帯年収1000万でベビーシッターなんて無理。これが年収1000万の現実です。
6
都内勤務世帯年収1000万子供二人いる家庭は勝ち組どころか結構詰んでて、マンションは高騰して買えず、賃貸は20万くらいするし、かといって共働きだから他の土地へ転職もできず、郊外から片道1時間半かけて満員電車に揺られて通勤する大変QOLの低い生活を余儀なくされている。
7
地道に貯蓄とインデックス投資して40代後半くらいで清貧FIREした人を何人か知ってるけど大抵2,3年で年金ひ細々生きてる寂しい独身老人と同じ状態であることに気づく。そして年齢的にFIREにために捨ててきたものを今更取り戻せなくて絶望してる。
8
大企業にいる窓際おじさんは新卒時代からから使えなかったわけでなく当時の環境の中で会社のために一生懸命働いてきたのに時代とともに求められる能力が変わって不良在庫扱いされて、やる気を失ったことは知っておいたほうが良いです。今20-30代の人も将来同様の状態に陥る可能性は十分にあります。
9
年収は実力よりも運と業界で決まるから気にしすぎないほうが良いですよ。同じ35歳でもIT業界のエースが800万円なのに対して商社の無能が1300万円もらえるのが現実です。
10
多くの人が気づいてると思うけど若い頃に頑張ってスキルを獲得して中年以降はそのスキルを活かして食っていくモデルは時代の変化の激しい現代社会では破綻しています。仕事は学習し続けることが苦にならない分野を選ぶのが中年以降も生き残るコツです。
11
これから10年で終身雇用が本格的に崩壊する。その後の世界では新卒でまずは会社員として働き40歳までにスキルと経験を貯めて独立起業するのが正規ルートになり、それ以降も会社員をやっているのは独立・起業に失敗した人という世界がやってきます。
12
仕事に全振りしてる独身男性、55歳で役職定年になって役職も給与も下がり、第二の人生の歩もうした段階で家族もいなければ、友人とも疎遠になっていて、残ったのは幾ばくかのお金だけであることに気づいて人生を後悔するケースがとても多い。
13
専門家として40代以降プレイヤーで居続けるのは思ったよりしんどいですのが、その理由は
1.技術力はある程度以上伸びなくなる事が多い。
2.時代と共に必要な技術が変わり、学び直しが発生するため先行者利益が思ったよりもない
3.1と2の理由から30代の中堅と差別化できない
ためです。
14
一生専門職で生きていく人が本当に磨くべきものは技術力じゃなくて人間力なんです。余程の天才じゃない限り自分と同程度の技術を持つ若い人材は普通に沢山いて、会社としては若い人のほうが使いやすいので、この人と働きたいなと思われる人間力がないと40代後半以降で詰みます。
15
40代以降のキャリアはこの選択肢は4つしかない。
1.部長職以上を目指す
2.専門職として現場で活躍
3.独立起業する
4.エッセンシャールワークに従事
ゼネラリストなのに係長とか課長みたいなポジションや専門性が対して高くないのにプレイヤーみたいなのが1番しんどくなります。
16
ここ数年でZ世代はメンタル豆腐なのにすぐにパワハラだとか問題を大きくする傾向があることが判明したので、よほど見込みがない限りは中堅社員は自己防衛のために彼らのキャリアが潰れるのをわかっててお客様扱いするか、合法的に追い込んで排除するのが合理的な判断になってきている。
17
年代別の東大生に人気の就職先
1990年代:メガバン
2000年代:外銀
2010年代:ソシャゲ
2020年代:外資IT
東大生が群がるようになった業界は数年後にバブル崩壊するの法則は今回も守られました。
18
外資ITの首切り、社内コミュケーション促進担当という役割で社内イベント開催しているだけで年収1000万円以上もらっていた女性陣が全員解雇されたので、胸がすっとした社員も多そう。
19
プログラミングスクールに行かないとプログラマになれない人はプログラマとしてやっていく素養がないというのまじでプログラミングスクール業界の最大の矛盾だと思う。
20
某大手電機に就職したAI研究室出身の新卒1年目です。
4月、5月:全体研修で社会人のマナーを学ぶ
6月、7月:工場研修でひたすら単純作業
8月:AI部門希望も配属先はSI部門
9月:Java研修
10月〜現在:オフショアの管理業務補佐
人事部長:AI人材が足りない!!
21
数年前まで大学院で機械学習の研究をしていた学生が新卒でAI(笑)ベンチャーに入社して年収350万程度でこき使われていたのですが、最近は彼らを適正評価する会社が増えて1000万円以上は出すので、なんちゃってAIベンチャーから優秀な人材がみな流出して事業継続が厳しいレベルにまで来てる。いいことだ
22
私のこれまでの経験によると「村上春樹の文章が好き」な人はほぼ100%仕事ができない。この手の人達は論理や理屈よりも心地よさを求めるため、職場では「良い人だけど仕事ができない人」ポジションに落ち着いていることが殆どです。
23
最近のDXブームでスタートアップ界隈の優秀な人が高給と安定に惹かれて製薬系や商社系の日系大手に転職していくのだけど大抵1年くらいで退職している。ある方の退職理由は「slack導入のための社内調整に1年費やして力尽きた」でした。
24
普通の人は20代に仕事も恋愛も頑張って気力と体力が落ちていく30代を乗り越える準備をしているんです。一番体力のある20代のときに余暇を本当は大して好きでもないのに楽だからという理由でソシャゲとかYoutubeに費やして時間を過ごしてきた人達が30代で詰むのは当然なんですよ。
25
年功序列が崩壊すると窓際おじさんが駆逐されて若者が活躍できるは幻想で、実際は窓際おじさんも若者も同時に駆逐されます。なぜなら若者だから新卒はノースキルでも良い世界から社会人開始直後からハイスキルを要求されるヘルモードになるからです。若者は年功序列に守らている側面もあるんですよ。