826
人だから好き嫌いがあるのは当然だけれど、それを悪口として平然と口にする人はあまり信用出来ない。何かを嫌うことは当然の権利ではあるけれどそれを他人と共有、同調もしたくない。結局、悪口は誰も幸せにならない。それより誰かの良いところを見つけた方がずっと幸せ。
827
繰り返す毎日の中で、特別なことじゃなく、ほんの些細なこと。その日、何に喜んで笑って、何に傷つき泣いたのか。それを知りたいと思うとき、その人は特別な人になる。相手の気持ちに寄り添いたいと思う人が本当に大切な人。
828
今日が駄目で上手くいかなくても、自分にとってそれはマイナスになんてならない。頑張ることはいつも正しくて良いことだけれど頑張れない日の方がきっと多い。その中でもう少し頑張ろと思う気持ちがあれば先に繋がって、「あの時頑張れたから」といつか自分を支えることが出来る。
831
諦めることはきっと負けることじゃない。次に進むには諦めなきゃいけない時もある。ただ大事なのは自分がそのことに納得しているかどうかだと思う。もし納得出来ないなら少し時間が経ったとしても何度でもやり直せる。大事な事はいつも自分の心が決める。
832
自分に余裕が無いと人に優しくすることは難しい。だからまず自分に優しくすることから始めたい。頑張っても心が病めば誰にも優しくなんて出来ない。人に優しくする為には自分にもそれ以上に優しくしたい。
834
うずくまる人を笑うことは出来ない。
立ち止まる人を笑うことは出来ない。
前に進むことが全てと思うなら、人の傷みにも気付くことは出来ないだろう。
立ち止まることで見える風景や優しさがある。休むということは前に進むことより大事なときがある。
836
毎日は楽しいことばかりじゃないけれど、笑うことを忘れたくないなと思う。笑う人を見たら自分も自然と笑顔になる。大切な人が笑うと自分も幸せな気持ちになる。そんな風に笑うことで元気を取り戻せたりする。声をあげて笑うことは自分の幸せを誰かに渡す手段でもある。
838
もっと大事にすれば良かった。
もっと言葉にすれば良かった。
もっと大切にすれば良かった。
いつも壊れて、失って遠く離れてから気付く。失ってからじゃきっと何も出来ない。
大切な人に「大事だよ」と言葉で伝えたい。
840
先に何か楽しみがあれば大袈裟じゃなくてそれだけで生きて行けるような気がする。
だからどんな些細なことでも自分で楽しみを作ることが出来たらいい。「明日も頑張ろう」と思える動機はそんな先の自分なりの楽しみがあるからで十分だ。
842
前向きなんて自分が元気なときでいい。無理に前向きになんてならなくていいと思う。
人は強くあるべきだけれど強くなれないときもある。自分の弱さを見つめる時間も必要だと思う。強がって疲れてしまうより、弱さ認める方がいい。そう思うと人にも優しくなれそう。
844
優しく、なんて誰にでも出来ることじゃない。だから誰かから優しくされたなら、それは特別なこと。その優しさはあたりまえじゃない。あたりまえに感じる優しさに慣れてはいけない。
845
変わらず何年も近くにいる人は多くない。
流れる時間の中で自分も相手もきっと変わっていく。そのなかで相変わらずと言える人がいたならきっと大切な人。
847
「バカだな」と言って笑って欲しい。
友達や恋人でも一緒にいて落ち着くのは自分が無理をしていないからだと思う。
くだらない話やつまらない事で笑い合える相手は最高だ。
何も取り繕う必要は無い。
そのままの自分を見せて「バカなんじゃない?」と笑って欲しい。
848
嫉妬などせず、ただ真っ直ぐに相手を見つめられたらと思う。
試したり、疑って不安になるのは相手と自分にちゃんと向き合えていないから。信じたい人をあたりまえのように信じたい。
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幸せを求めるのに、
目の前にそれを感じると、それを失うことが怖くなる。
大切な人を求めるとき、それを失う怖さも一緒について来る。
「この人に何ができるだろう」って。
そう思い続けることで大事に出来たらいい。