452
「また会いたい」と思った人に
「また会いたい」と思われたい。
たとえ次に会う約束がなくとも相手も同じ気持ちならいつか会えそうな気がする。
「会いたい」と思う気持ちから全て始まるから。
453
諦め切れない想いの方がずっと残る。
諦めようと思っても諦められないのは、それほど真剣だから。すぐに諦められるほど簡単な想いじゃないから。
454
「寂しい」じゃなくて、
「愛しい」で繋がりたい。
455
「わがままかも」と言い出せなかった言葉に本当の気持ちがある。「甘えかも」と我慢した気持ちに本音がある。嫌われるかもと怯えるより素直な自分でありたい。そんな場所があるといい。
456
「ひとりがいい」ということは決して孤独を好むことじゃなく、浅い繋がりでむやみに誰かを傷つけるくらいならひとりがいいという意味だったりする。寂しさや孤独を理由に人を選ぶより、自分が本当に求める人と繋がりたい。
457
今日あった忘れていいことを引きずって、明日も嫌な気持ちで過ごすのはもったいない。覚えていても仕方ないもの、役に立たないもの、思い出して落ち込むもの。全部捨ててしまおう。心が重くなる無駄なものは潔く捨ててしまおう。新しい明日のために。
458
「お疲れ様」の言葉でまた頑張れる。
何の為に頑張っているのか分からないときがある。そんなとき友達や大切な人の「お疲れ様」の言葉で救われる気持ちになる。もう少し頑張ってみようと思える。「ありがとう」の言葉じゃ足りないくらい大切な人がいる。
459
自分のことばかりを考えると相手に思いやりを持つことを忘れてしまう。「自分ばかり」「自分だけ我慢している」と思ってしまうのは少し自分本位になっているかもしれない。少しだけ引いて相手を思いやる余裕が欲しい。満たされないと嘆くより、自分が相手にできることを考えたい。
460
ひとり抱えた悩みがあっても話せる人がいたら少しは軽くなる。迷惑かもと言い出せないのは大切な人だから。人に頼るって難しい。大事な人なら尚更。少しでも話せたらいい。本当のこと、自分のこと。
461
何かひとつのことに悩んだりするのは、その物事から真剣に向き合っている証拠だと思う。悩んで悩んでも結果上手く行かないこともある。少しでも悔しいと思えたら逃げずに取り組んだ証拠。悩みや不安と正面から向き合えたら少しでも成長した自分がいる。
462
「一生懸命」は知らぬ他人から見ればカッコ悪く見えたり、ダサく見えたりするけれど、何かひとつのことを頑張ってる姿はとても尊いと思う。ずっと後になって壁にぶつかった時、頑張っていた自分を思い起こせばまた頑張れそうな気がする。一生懸命だった過去の自分は今に繋がる。
463
ちょっとした自分の感情の波で相手に対し、そのイライラをぶつけてしまって後になって後悔する時がある。もう少し優しく言えば良かったと嘆いても放った言葉は戻らない。感情的な時こそ自分の気持ちを見つめたい。言われて傷ついたと思う言葉は心に残ってしまうから。
464
自分の好きな相手の人間性を見極めるとき、自分以外の人に対する態度を見れば良く分かるかもしれない。例えば自分の友達に対する態度や、食事に行ったときの店員さんに対する態度とか。自分以外に対し横柄だったり心無い態度だと少し考えてしまう。行動はその人そのものだから。
465
分かり合えないことや、人と上手く付き合えなくて落ち込むこともあるけれど、価値観は人それぞれにあってお互いがそれを認め合えればいい。「違っていい」と思えば上手く行かない自分を責めなくていい。凛として前を歩けばいい。
466
友達でも「それは言って欲しくなかった」ことや「聞いて欲しくなかった」ことがある。大切なのはいつも相手との距離で、どんなに親しくても踏み込んで来て欲しくない場所が人にはある。その場所を言わなくてもちゃんと分かって理解してくれる友達が本当の友達だと思う。
467
『自分らしさ』は自分で育てるものだけれど、忙しさと余裕が無くなると自分らしさを見失う。自分の存在や価値すら疑ってしまう。どんな自分も自分でしかなく他の人にはなれない。自分らしさを取り戻す為に少しでも自分を認めてあげたい。少し休んで自分を見つめる時間が欲しい。
468
全て投げ出してしまいたいときや、なにもかも無駄のようで無意味な気持ちになるときがある。自信がなくなり自分が何をしたいのか見失う。そんな時、少し休んで距離をとり、また自分が「やってみよう」と思えたらそれは自分にとって大事なものだと思う。
469
自分が想う気持ちと同じ位、またそれ以上相手に想って欲しいなんて自分のエゴでしかない。思いやりや愛情は常に一方通行で、ただ相手を想うだけでいい。期待や見返りを求めると、それを与えられないと相手を責めてしまいそう。自分のことより相手を思いやるその心だけでいい。
470
「嘘をつかなくていいんだ」「取り繕わなくていいんだ」と思える場所があるといい。強がったり、何かのフリをするのは疲れてしまう。ずっと無理をしているとそれが当たり前になっていつか自分を見失う。情けなさも弱さも見せられる場所があるといい。
471
変えられない過去を引きずって、今の自分を大事に出来ないなんて悲しい。忘れられないほどの過去や悔しさ、未練があるならそれも全部抱えて今自分が出来ることを見つめたい。綺麗に生きてくなんて思わなくていい。本当はもっと弱く、情けなくて、みっともない。それでいいと思う。
472
相手を嫉妬させようとか、相手の気持ちを試そうなんて自分に自信が足りないだけ。気持ちはずっと真っ直ぐでいい。変わらず、ブレずに相手だけを見ればいい。相手への自分の気持ちは自分の行動で示すしかない。真っ直ぐでいい。
473
受けた傷を、まだ治らないその傷をそっと癒すように優しさをくれる人がいて、あたりまえのように近くにいて、見守ってくれる。その優しさに甘えてはいけないと思うけれど、いつか相手が傷を抱えたとき、同じように優しく出来たらと思う。大切な人の優しさで救われる毎日がある。
474
「自分なんて」と思うとキリがない。何か足りなかったり苦手なことがある方が余程人間らしい。「何も出来ない」と思うより何が出来るかを考えたい。自分にしか出来ないことは必ずあると思う。それを見つけたい。
475
「バカだね」と笑える友達がいたらいい。素の自分を見せられる人は少ない。一緒にバカなことを出来る人は多くない。「バカじゃないの?」と手を叩いて笑える人がいる。それだけで毎日は明るくなる。あなたがいて良かったと思う。