1851
誰の声を聞きたいか
誰に一番会いたいか
誰を必要とするのか
誰に必要とされたいか
誰を失いたくないか
誰と一緒にいたいか。
考えなくてもすぐに頭に思い浮かぶ人が今、一番大切な人。
1852
「もういい」と思うなら離れていく。
「どうでもいい」と思うなら離れていく。
どんなに喧嘩をしても、ずっと寄り添ってくれる友達や恋人がいるなら大切な人。何があっても一緒にいてくれる人は少ない。それはとても温かく、優しくて、かけがえないもの。それを忘れないでいよう。
1853
どんな小さな出会いも同じ出会い。
ずっと長く一緒にいる人もいる。ほんの少しだけの人もいる。人は人と出会うことでしか成長出来ない。いつ目の前から大切な人がいなくなるか誰にも分からない。だからひとつひとつの出会いに感謝したい。
1855
「信じるしかない」って、
そう思わないと崩れそうなときだってある。
不安や迷いの中、唯一信じる人がいるなら最後まで信じたい。他に何もできないと思うなら最後まで。
1856
「やめていいよ」と言ってくれる人は優しい。「頑張れ」でも「負けるな」でも「諦めるな」でもなく、「やめていい」と言ってくれたら心が軽くなる。無責任とかじゃなく、自分のことを考えてそう言って立ち止まらせてくれる人がいたら救われる。
1857
真剣に想う人ほど上手く言葉にできなかったり、自分の気持ちを伝えることが難しい。それはより相手に対し慎重になってしまうからだと思う。丁寧に接したいと思うほど不器用になる。でもそれは良いこと。それほど大事にしたい人ということ。
1859
自分で作った不安を、自分で広げて今ある大事なものを大事にできないことは悲しい。これから先の不安に怯えるより目の前にある大事なものをもっと大事にできたらいい。大切なものはいつも自分の近くにある。
1860
今はまだ、強くなることが何かなんて分からなくて、自分の幸せの場所を見つけられなくても繰り返す毎日の中で自分なりの幸せを探せたらいい。少しでも笑っていたいなら、人を大切にするように自分も大事におもいたい。幸せが何か分かりますように。誰かの幸せになれるように。
1861
思い出さないように努めても、また優しい記憶ばかりに触れてしまっていつまでも前に進めない。寂しさより愛しい気持ちが勝ってしまうからいつまでも忘れられない。それは多分、「これが最後」と本気で好きになったから。
1862
つよがりじゃなく、素直になればよかった。
嘘じゃなく、本音を言えばよかった。
黙っているより、言葉にすればよかった。
「もういい」じゃなく、「ごめんね」と言えばよかった。
「さよなら」じゃなく、「ありがとう」と言えばよかった。
1864
ひとりで強くなんてなれない。
強くなりたいと思うとき、いつもそこには守りたい人や大事な人や失いたくない人がいる。友達や恋人が大切なのは損や得じゃなく、人としてその存在が自分にとってなにより必要だから。
1865
相手の足りないところを愛しく思えたらいい。自分も含め、不完全なところを見せられる関係がいい。取り繕って、優しい嘘で隠しても本当に知りたいのはそんなことじゃない。不完全ならばその足りないところを受け止めたい。足りないところ含め受け入れて欲しい。
1866
やろうと思っても、出来ないことがある。
頑張ろうと思っても、頑張れないことがある。他の人が出来るから自分も出来て当たり前なんて思わなくていい。人は人で自分が出来ることは限られている。頑張る人を見て引け目を感じなくていい。自分なりに進めばいい。
1867
つながっていて、ほどけそうでも、
もとめられて、好きでいてくれるなら
それだけで、生きていけそう。
1868
いつも明るくいる必要はないけれど、ちゃんと笑える自分でありたい。余裕がないと普通に笑うことすら難しい。前向きになれなくても、笑える自分を失くしたくない。
1869
許せない相手のこと許すのは難しいけど、許すのは相手より自分のためだと思う。重い心ずっと引きずったまま歩くのはしんどい。大事じゃないものは忘れちゃっていい。捨てちゃっていいよ。
1870
心満たされないと自分のことばかり考えてしまうから、自分より相手のことを考える余裕が欲しい。「自分ばかり」と卑屈になるより一歩引いて相手の気持ちも汲み取りたい。大事に想うなら相手を思いやることで心満たしたい。
1872
聞かなくてもいいことを相手に聞いて落ち込んだり、見なくていいものを見に行って勝手に嫉妬するのはやめたい。
本当に大事なものは何？
本当に大切な人は誰？
余計な気持ちで大事なものを見失いたくない。
1873
「嫌われるかも」と本音を言えないより、正直な自分を見せて、ありのままの自分を受け入れて欲しい。付き合うとは全て覚悟で、自分を見せて離れてしまう人なら仕方ない。相手の全部を知りたいと思うとき、自分の全部を見せる覚悟がいる。
1874
会うたびに新鮮な気持ちでいられたらいい。会うたびにまた相手の好きなところが見つかるような。
愛しさは相手への想いが積み重なって生まれるから、繰り返し「好きだな」と思えたらいい。
1875
一番大事だと思う人の前では一番素直でいたい。限られた時間の中で大切なのはお互いを思いやる時間。つまらないことで落ち込んだり凹んだりするのはもったいない。ただ目の前の人を見ればいい。いつも好きなときに会いに行けないなら尚更。
著書累計20万部突破。 書籍『人生を変えてしまうほどの、恋をした』五刷目決定。 insta ⇨ instagram.com/kafuka022 TikTok⇨ tiktok.com/@kafuka02 Threads ID→kafuka022