1926
とてもあたりまえだけれど、同じような1日でも昨日と同じ日はなくて全て新しい。だから昨日あった嫌なことやモヤモヤを頭の中で置いて来れたらいい。それ以上に新しい今日が良くなると思いたい。今日この日は一生に一度しかない貴重なものだから。
1927
離れていても、
心だけは近くにいて欲しいね。
相手との距離を感じるときは、
心が少し遠く感じるとき。
1928
自分にしか分からない。
自分だけにしか分からない。
どうしようもなく好きであること。
そんな魅力が好きな人にはある。
他人がどう思っても構わない。
好きな人を好きな理由は
「ただ好き」という、
それだけでいい。
1929
見守ってくれる人がひとりでもいたら随分救われる。特別な言葉じゃなく、無理に励ますわけじゃなく、それでも優しく支えてくれる。臆病になってしまうとき、いつもその存在に助けられる。大丈夫って。
1930
曖昧な優しさや言葉は余計期待して傷つくだけだから、欲しいのはいつでも自分だけの特別な優しさや愛情で、中途半端な想いなどいらない。
1931
悪口や陰口を言えば、
言った人の心が黒く汚れるだけ。
だから、何か言われても
そのひとつひとつに傷つく必要は無い。
言い返さず、気にしないことで、
自分の心は守られる。
1932
良い恋愛は何もかも全部、
思い通り叶う恋愛だけじゃなく、
届かなくて、叶わなくて、
全然うまくいかない恋でも、
そんな自分を否定せず、くさらずに、
心から好きでよかったと、
そう思える恋は素敵だと思う。
1934
優しい記憶に触れたら、また泣いてしまいそうだから溢れそうな感情にまた蓋をする。そうやって自分をごまかしても余計つらいだけ。過去の自分に逃げずに向き合えたなら少し強くなれるかもしれない。
1935
ひとつの季節が終わるたび「また来年も」と約束して、新しい季節が来るたび、変わらず隣にいてくれることを二人静かに喜べたらいい。同じ季節を繰り返し共に過ごせたらいい。
1936
初めから報われないと
分かっている恋は切ない。
本当は一緒にいたい。
本当は触れていたい。
それが叶わない恋もある。
叶わない片思いでも、
遠くから見守ることも
ひとつの愛し方だと思う。
好きになった人は
嫌いにはなれない。
だから好きなままでいい。
伝えられない気持ちと
切なさと一緒に。
1937
Heart/020.
#だからそばにいて
1939
1940
誰かを好きでいて自分が強くなれたり変われることが出来たなら、叶わなくても、届かなくてもそれだけで価値あるもの。無駄なことなんてひとつもないから大丈夫。
1941
捨てようと思っても
捨てられない想いなら
きっとまだ大事なもの。
こんなに苦しいと
分かっていたなら、
出会わなければ良かったと
思うけれど、
ふと思い出せば、
愛しさがまた溢れてしまう。
自分だけ変わらず、
「好きでした」と
いつまでも過去形にできない。
切なさをぎゅっと抱いたまま。
1942
うまくいかなくて、
落ち込んだ日々も、
辛くて泣いた夜も、
いつかきっと、自分の力に変わる。
いつも晴れの日ばかりじゃないけれど、
大切なことは自分を諦めないこと。
「あの時の自分があったから」
そう思うとまた頑張れそう。
どんな時間も
全部、自分のためになる。
1943
遠距離であることは辛いことも多いけれど、遠く離れて会えない分、僅かな時間も無駄に出来ない。だから互いの思いやりはより深い。距離が遠いほど、想いは近くにいるときよりもずっと深くなる。
1944
自分は自分でしかないのに周りを見て背伸びをして無理をしても意味がない。「自分らしさ」なんて本当はそれほど大事じゃないのかもしれない。ありのままの自分を受け入れることが本当はもっと必要で「自分は自分でいい」とそう思えたらもっと大事なことが見えそうな気がする。
1945
自分を守るための些細な事が、名前も知らない誰かの大切な人を守ることになる。
小さな自分を守る行動が、尊い誰かの大切な命をもしかしたら救えるかもしれない。
ほんの少しの思いやりがいま大事なときなんだと思う。
1948
自分で決めた人なら
自分で納得するまで
好きでいていい。
心に正直に生きることは
時に苦しくなるけれど、
自分の心に嘘はつけない。
無理に気持ちを消すより、
素直に心で向き合う方がいい。
そのまま、ありのままの自分が
一番自分らしい。
1949
【新刊のお知らせ】
2月14日にKADOKAWAより新刊
『人生を変えてしまうほどの、恋をした』
が全国書店にて発売されます。
全編書き下ろしのエッセイです。
前作に引き継ぎイメージモデルは女優の(#深川麻衣)さん。
Amazonにて予約受付開始しました。
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1950
本当は一緒に幸せになりたいと
思いながら、相手の幸せを思い、
「元気で」と、祈ることしかできない人が幸せになりますように。
深く傷ついて別れても、
嫌いにはなれず、
優しい記憶だけがずっと心にまだ生きていて、その気持ちを抱えたまま、
前を向いて歩く人が
幸せになりますように。