1301
人と人が出逢うことや、その人を想ったり想われたり繋がったりするのは小さな奇跡みたいなものだと思う。それを忘れそうな時がある。偶然のような出逢いはきっと自分が選んだ小さな奇跡の積み重ね。
1302
寂しさだけで繋がっても、満たされるものは一瞬。きっと他の誰でもいいのだ。互いの寂しさを埋める為のふたりなら意味が無い。ただ寂しいだけで求められるなら都合のいい存在。単純に、ひとりの人としてどうしようもなく求められたい。
1303
人の心は自分のものにならない。
どんなに相手を想っていても心繋がるとは限らない。好きなだけではどうにもならないこともあるけれど、ただ純粋に相手を想うことしか出来ないときもある。
「ただ好き」って、本当にそれしかなくて。
1304
好きな人のこと、何度も繰り返し好きになる人がいい。相手のことは全部知らないくらいが丁度いい。少しずつ新しく好きになって、何度も好きになればいい。そうやって「この人で良かった」と繰り返し思いたい。
1305
たとえ叶わない想いでも
好きになったなら仕方ない。
仕方なくて、何処にも辿り着けない。
それでもその人だから。
それが恋におちる、ということ。
1306
泣いてしまう想いなら、
悲しいからじゃなく、ただ思い出して
泣いてしまうなら、
それは本当に好きな証拠。
1308
1310
1311
「会いたい」や「声が聞きたい」と素直に言えたらいい。それが叶わないと分かっていても相手に聞いて欲しくて知って欲しいのだ。自分の好きな相手に言わなくて誰に言うのだろう。「会いたくて声が聞きたい」を我儘と思わないで。本当の気持ちだから。
1312
好きな人に求めることは、
それほど多くない。
ただそばにいて、
つまらない話で笑ったり、
手を繋ぐだけでもいい。
一緒にいること以上に、
欲しいものはない。
1313
自分の人生を
変えてしまうほどの恋は
たとえその恋が
過去に変わったとしても
大切でかけがえない。
過去を否定するより、
肯定して前に進みたい。
切なくて、苦しかった恋でも
全部、それが自分だったから。
1315
伝えたいことはいつもシンプルで、ただシンプルだから伝えられないこともある。「嫌われたら」「拒否されたら」と思うと一歩踏み出すことをためらう。自分を見せることは怖い。けれど伝えなければ相手の本当の気持ちも分からない。好きな相手には本当の自分を知って欲しい。だから伝えたい。
1316
冬が来たなら「春になったら」
春になれば「夏になったら」と小さな約束を交わしたい。そうやって一年が過ぎて、その約束事があたりまえの日常になればいい。繰り返す季節にずっとそばにいて欲しい。
1317
刺がある言葉より、
柔らかい言葉を。
冷たい言葉より、
温かい言葉を。
責める言葉より、
許す言葉を。
言った人は忘れても、何年も胸に残る言葉がある。
同じ言葉なら、
ずっと心に残る、優しい言葉がいい。
1318
ずっと会いたい気持ちが続けばいいのに。「またね」と手を振ればすぐまた会いたくなる。次の約束がたとえ無くとも、同じ「会いたい」があればまた会える。約束より大事な「会いたい」がずっと続けばいい。
1320
「もっとこうしておけばよかった」って失敗や後悔はきっと次に出会う大切な人への優しさに変わる。
だから、失敗してもいい。
先に繋がるから。
その失敗や後悔の過去があるから、
もっと大事な人を大事にしようと思える。
1321
「どこが好き?」と聞かれた時に何のためらいもなく笑って「全部」と言える恋がいい。
1322
既読無視というのは
残酷だなと思う。
好きな相手が自分に対し、
興味が無いことが
小さな携帯の中、目に見えるから。
1323
友達は何の見返りもなく、単純に一緒にいて楽しい存在だ。友達でしか言えないこともある。友達だから言えることがある。他の誰よりも自分らしくいられる場所。自分らしさが何か教えてくれる人。遠慮なく自分を出せる場所は大切だ。
1324
人生は長いようで短くて、いつ終わってしまうのか誰にも分からない。
そんな時間の中で「愛でしかない」と思う人は多くない。
「ありがとう」「大好き」と、
心から言える人がいることはとても幸せ。そんな人を大事にしよう。
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