401
誰だって
いまの自分を
はじめて生きてる
そして
明日の自分も
明日はじめて
経験する
だから
不安も
希望も
あっていい
あっていいんだ
402
頑張れば
かならず
夢は叶うとは
思わない
でも
頑張れば
叶う夢も
あれば
頑張らなければ
叶わない
夢もある
403
Rockであろうと
アイドルであろうと
Popsであろうと
アニソンであろうと
歌謡曲であろうと
演歌であろうと
歌は歌
どんなアーティストも
自分を背負って生きている
404
「太陽の埃の中で」
いい歌だな
ASKAの歌を
聴いていると
詞を書こうと
励まされる
C&Aに
初めて逢った
あの日に
魂が
feedback
する感じ
405
頑張れば
夢は叶うなんて
言い切れるほど
人生は甘くはない
誰にでも
足りないものはある
ただその「足りない」を
どう可視化できるかで
実現できることは
増えると思う
それに
向かい風も
向き合い方で
浮力になる
406
横浜は
40年前
はじめて
ライブで
飛鳥の声を
聴いた街
今日は
ASKAの
「いま」を
見届けました
407
歌詞を理解して…
と言う歌手がいるが
頭で考える理解は
さほど役に立たない
むしろその言葉に
憑依する力が
必要ではないか
かつて玉置浩二と作った
歌のいくつかは
文法も含め意味性を排除した
それができたのも
彼の声があったからだが
どういう意味か?と
人に訊かれるたび
不思議な快感があった
408
昔
玉置浩二と
作った
「明かりの灯るところへ」
幼少の頃
台風の夜
暗闇の中で
ロウソク一本の
明かりを囲む
家族の記憶から
生まれた歌だ
いつからか
電気のないところに
歌は届きにくくなった
それでも歌は人を伝うと
信じている
youtube.com/watch?v=0Dl9Lr…
409
24才の2月25日
町の小さなレコード屋
チャゲ&飛鳥の
「熱風」を手にした
あの時の風景は
いまも鮮明に
残っている
その日が
はじまりと
わかったのは
その後の
長い時間が
あったから
今日が人生で
どんな日か
わかるのは
まだ先のこと
ならなにか
はじめておくか!!
410
5人一緒に‼︎ twitter.com/nhk_kouhaku/st…
411
シングルでもなく
ヒットしたわけでもないのに
アーティストが
大事に歌い続けてくれる
そんな歌を作りたい
そして
いつか自分が
この世界から
いなくなっても
どこかで誰かが
ふと口ずさむ
そんな瞬間を
夢に見る
412
歌うって
水に
潜るような
もの
泳ぐには
息継ぎが
必要
僕が
うまいなと
思う歌手は
声を
出していない
ところでも
しっかり歌っている
そこにも言葉は
隠れているから
413
ジャニーズカウントダウン
King & Princeの「愛なんだ」
Hey! Say! JUMPの「勇気100%」
そして新しい世代の「明日が聴こえる」
別のグループが歌っても
JのDNAは永遠。
414
こうなりたい
こうしたいという
願望があっても
未来は思うようには
なかなかいかない
ただ
小さな石でも
積み重ねていれば
気がつくと階段になっていて
思いもよらない
風景が見えたりする
こんなはずじゃなかったと
思うことが多くても
こんなこともあるんだと
思えればいいな
415
音楽は共鳴なんじゃないか
創作も表現も
孤独な作業ではあるが
新しい出逢いが
自分の可能性を広げてくれる
例えば作者の表記が個人名であっても
それは個ではない気がする
スタッフやファンも含め
共鳴作用の結果としての作品
なぜその歌が生まれたのか
実は不思議な力が
働いてるとしか思えない
416
ライブが
終わって
安全地帯の
メンバーと
グータッチ。
そして
楽屋から
速行帰宅の
玉置浩二と
40年分の
一瞬の
ハグでした。
417
解散したり
引退したり
亡くなったり
様々な理由で
歌い手を失う
歌がある
忘れられて
しまうかもしれない
そんな歌を
作家は
見捨てては
いけないと
思う
418
時が過ぎても
聴いてくれる人たちがいて
時が過ぎても
歌える歌があり
時が過ぎても
伝えられる声がある
それは
幸福な事だね。
419
安全地帯のライブで聴いた
「悲しみにさよなら」
氷室京介のライブで聴いた
「Dreamin’」
オーディエンスが
一緒に歌ってくれる姿は
ほんとうに胸が熱くなる
それがどんなに
筆先の力になることか…
420
明日なにが起こるか
わからないこの状況で
バンドにしても
ユニットにしても
誰かひとりが欠ければ
再生することは
難しくなる
元気でさえいれば
またいつかと…
その願いだけは
涸れさせたくない
421
安全地帯の
「あなたがどこかで」
ドラムは田中くんの音を
サンプリングしてる
5人の音なんだ
12月17日
まだ二ヶ月しか
経っていない
亡くなる前に
送った手紙に
「あなたがどこかで」の
詩も同封した
読んでくれたかな…
youtube.com/watch?v=-JQ2Tt…
422
広島県の子供達の詩を元に
2011年「あの夏を忘れない」
という歌を書いた
今年被爆者の平均年齢が82才
その数も15万4800人余り
いつかその数はゼロになる
去年吉川晃司に
いつか見てもらおうと
「ヒロシマ最後の少年」
という歌詞を書いた
いつか そういつか
youtube.com/watch?v=uRTXxI…
423
1990年頃
TOKIOのデビュー前
ライブ用の作品を
書かせてもらった
当時リリースはされなかったので
ずっと手元に音源がなかった
それが去年やっと手に入った
幻の3曲
その中の1曲
「あゝ青春わからずや」
まだ声が若い
でも あの瞬間
確かに彼らには
未来があった
425
自分が関わった歌を
たくさんの人が
口ずさんでくれる
その光景には
ほんとうに感激する
机の上の
わずかなスペースから
生まれた言葉が
たどり着いた瞬間
それはやっぱり
奇跡なんだ