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その一日が 未来とどう繋がっているか その時はわからない 安全地帯というバンドと なぜあの日出逢えたのか… そしてまったく違う場所に 生まれた者たちが 運命の糸を手繰りながら 2019年の11月16日に 存在する 問い続けることが 答えだとしたら 僕はそういうものを 信じてみたい そして歌は裏切らない
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自分が関わった歌を たくさんの人が 口ずさんでくれる その光景には ほんとうに感激する 机の上の わずかなスペースから 生まれた言葉が たどり着いた瞬間 それはやっぱり 奇跡なんだ
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土曜日NHK-FMで Kinki Kids三昧放送してたのか 「Glorious Days ~ただ道を探してる」 映画のイメージソングだった 最初は通信限定販売だったが 後にM Albumに収録された 映画の内容も考慮したが あれはやはり 二人の事を書いた 光あるところを 歩くことを 運命づけられた 青年たちへの エールとして
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水樹奈々さん2010年に 「囚われのBabel」を 書かせて頂いてから もうすぐ10年が過ぎる そして今回New albumで 「Light Births Shadow」を。 去年宮野真守君とのDuet 「結界」以来の作品 どんな仕上がりになったんだろう? 発売は12月11日 もしかしたら 誕生日最初に聞く曲? mizukinana.jp/special/2019_c…
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先日 久しぶりに 吉川晃司くんと 少し話す時間があった 彼と話していると 音楽の話だけでなく 話題が膨らむ 実は歌から 遠いところに 近道があったりする 論理的に考える部分と 体幹で感じる部分と 「吉川晃司」の世界の 面白さは その両方が 共鳴するところだ
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続けようとすることは ストレスになるかもしれない 続いてきたことが いつか意味を 与えてくれる そのときそのとき以外に 未来への手がかりはなく 目標は必要でも それもきっと 通過点でしかない 生きることは 難しいけど 道を探して 歩いていくよりは 歩いたところが 道になる方が 楽しいと 僕は思う
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25年前に 学校で歌った 勇気100%を いま娘と 歌っています… そんなメッセージを 頂いたことがある いつかお孫さんとも 歌う日が来るのかな あの歌はいまでも 新しい葉をつけて 伸び続けている
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田村ゆかりさんの 作品を聞き直していた 2010年から 書かせて頂いた その曲数は 60曲にもなった その数と内容 そして時期を考えると 僕の作家としての モチベーションを 彼女はまちがいなく 再生してくれた
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ASKAのツアー 「僕はMUSIC」が セットリストに あったようだ 二人で詰め将棋のように 歌詞を作った CHAGEも 同じ空の下で C&Aの歌を歌う 月から見れば 二人の距離は 点の上
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心は 言葉に 置き換えて はじめて 正体が わかりかける ところが 言葉には ならない 心が あることも 事実で… その上 自分が 無知で 未熟な 故に 言葉に できなかったり 手強いな。
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80〜90年代作詞のために 仮歌を入れる事がよくあった 世界を作る上で 高いスキルが必要とされる 実は作詞家はその歌に かなり影響される そこでよくお世話になった 広谷順子さんの声は どんなに創作の 力になったことか あの頃は彼女の 声を聴きながら たくさん詞を書いたな ありがとうございました
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平成ウルトラマンの テーマのひとつは 共生共存だったと思う 排除や殺戮ではなく 「違う」ということを どう尊重するか ただウルトラマン コスモスの主題歌を 書いた2001年 911が起こった あれから19年が経った 世界はどうなって いくのだろう... utamap.com/showkasi.php?s…
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ウルフムーンを 見ていたら 氷室京介に書いた 「Never Cry Wolf」を 思い出した 月はいつも インスピレーションを 与えてくれる 「手に入れても 見えないものばかりさ…」 一月の狼は繁殖期前の 飢えの時期だと言う 氷室京介の遠吠えを 聴いた気がしたのかな そろそろ彼の声が 聴きたい
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「月」は歌の中で少し 発音しにくい言葉だが 好きでよく使う なので「月」を美しく 歌ってくれる歌手には 本当に感謝する 音としてだけでなく 「月」の容姿や 「月」が孕んでいるものまで 解釈して表現して もらえた時には とても嬉しい その歌手との 距離感を計る意味で 「月」は大事な言葉
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夜明けが近い朝 阪神・淡路大震災の復興支援曲 J-FRIENDSの「明日が聴こえる」 「Children's Holiday」を聴いた ジャニーさんやJ-FRIENDS そしてマイケル・ジャクソンの気持ちを 僕はきちんと形にできたか… 1月17日が来る度に いつも自分に問う 25年.. あの頃の子供たちは どんな大人になったんだろう
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歌を作るとは 人との出逢いでもある 不特定多数の 誰かの人生と 関わることになる それは楽しくもあり 怖くもある すべての人に 満足してもらえるものを 作れているわけではない 厳しい声も耳に入る ただ時には 追い風よりも向かい風が 滞空時間を長くする 鍛えられるところが まだあると教えられる
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遠くから 見ていたときは 美しい場所が そこへ行ってみると 思っていたのとは 違ったりする事がある 逆にいままでいた場所が 美しく見えたり 距離と時間は いつも心を惑わせる 「私」という場所 そこだけを 見失わず いられたら いいのに
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1985年に亡くなられた 坂本九さんを追悼して 玉置浩二と作った 「星空におちた涙」 という歌がある 「上を向いて歩こう」は 北極星のように 空に輝き続けている 日本語での全米一位は 歴史上この曲しかない 日本人ミュージシャン 誰も届いたことがない星
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作家は その作品が 売れなければ ただ次が なくなるだけだが 歌手は 結果をすべて 負って生きる 作家は その事を 肝に銘じて おくべきだ
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横浜は 40年前 はじめて ライブで 飛鳥の声を 聴いた街 今日は ASKAの 「いま」を 見届けました
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優れたアーティストの リハーサルに立ち会うと リハーサルは本番のための 練習ではないといつも思う いつどこであってもLIVE その延長線上に リハーサルも本番もある 更に言えば 歌と出逢ってしまえば 意識するしないに関わらず その遺伝子を孕んでしまう たぶん表現とは細胞分裂の 経過にしか過ぎない
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頑張れば 夢は叶うなんて 言い切れるほど 人生は甘くはない 誰にでも 足りないものはある ただその「足りない」を どう可視化できるかで 実現できることは 増えると思う それに 向かい風も 向き合い方で 浮力になる
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好きなことが つらくなる理由が 人間関係だってこと 少なくない でも楽しいと 思わせてくれるのも やっぱり 人なんだ ひとり遊びも 楽しいけど たまには みんなで遊ぼう 自分と違う人に 自分が誰かを 教えてもらえる こともある
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アーティストが 道に迷うと 時に 歌が 犠牲になる そして その歌を 救うのは いつも ファンの人たち いい時も 悪い時も 売れてない時も 売れてる時も どんなときも 支えてくれる人が どこかにいるから 歌は 歌で いられる
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24才の2月25日 町の小さなレコード屋 チャゲ&飛鳥の 「熱風」を手にした あの時の風景は いまも鮮明に 残っている その日が はじまりと わかったのは その後の 長い時間が あったから 今日が人生で どんな日か わかるのは まだ先のこと ならなにか はじめておくか!!