山本太郎候補「8区で再度挑戦をということを決めたのですが、そこには大きなハレーションが起こりました。つまりこれまで活動されていた方々との間に、いきなり入ってくるんじゃないよ、そのようなハレーションが起こった。結論から言うと何かと申しますと、山本太郎、東京8区から出ません、降ります」
山本太郎氏が東京8区から出馬しないことを表明しましたが、この選挙区はまだ候補者の統一が実現していません。立憲民主党の吉田晴美氏と、共産党の上保匡勇氏の2名の調整がついていない状態です。
過去2回の衆院選の結果と野党共闘モデル。候補者を一本化することで逆転できる選挙区は、東日本に多いです。 (左が第47回衆院選、右が第48回衆院選。野党がリードする選挙区は青と水色、与党がリードする選挙区は赤と黄色の配色としている。維新は候補者の一本化に関与しないものとした)
さまざまな障害や懸念のあるなか、多くの選挙区で候補者の一本化が成功したことは大きな意味を持つでしょう。これから始まる衆院選は、2012年に自民党が政権を奪回して以来、野党共闘が実現したはじめての衆院選となるわけです。
公示の時点で、すでに逆転が難しいほどの差がつくような選挙区もありますが、野党が候補者の一本化を進めるほどそうした選挙区は減少し、かわりに予断を許さない接戦区が増加します。今回は接戦区が多いことが見込まれるので、今後の頑張りしだいで議席は大きく動く余地があるはずです。
この前、今回の自民は手強いと書きましたが、野党側も接戦区に注力していけば、今後の取り組み次第でかなりたたかえる可能性があると思います。
東京ブロックで議席を得るには4.7%の得票率が必要です。投票率によるものの、およそ30万票が1議席の目安だともいえます。対して25回参院選の時、都内でれいわが得た票は45万でした。比べてみると超えています。しかし当時より支持率が伸び悩んでいるため引き締めを勧めます。 twitter.com/YSOUKOMAN/stat…
れいわ陣営は、衆院選の比例には候補者名を書いてはいけないということを周知した方がいいかもしれませんね。今度の選挙は山本太郎と書いたら無効になります。
さあ、歴史的な選挙にしよう。
選挙ドットコム・JX通信世論調査(10月16~17日実施・電話調査) 内閣支持率 38.5% 不支持率  27.0%
選挙ドットコム・JX通信世論調査(10月16~17日実施・電話調査) 比例投票先 自民 33.1(-3.5) 立憲 21.0(+2.7) 共産  8.2(+1.0) 維新  9.0(+0.9) 公明  6.6(+1.5) 国民  2.6(+0.7) れいわ 1.4(-0.3) 社民  1.3(+0.3) N党  0.5(+0.1) わからない 14.3(-5.2)
今回の衆院選、自民は強いですが、初日を見たところ野党も結構やれる余地があるのではないかという印象を持ちました。小選挙区の接戦区でまだかなり議席が動く余地がありそうなので、そうしたところに焦点をあてていくことが重要になりそうです。
今日から早い地域では期日前投票がはじまります。これから10月31日の投票日当日まで、いわば毎日が投票日です!
朝日新聞世論調査(10月19~20日実施) 内閣支持率 41%(4ポイント減) 不支持率  26%(6ポイント増)
自公が減るということは、維新にとっては好都合という面があります(つまりキャスティングボートを握るよいポジションを得る面があるでしょう)。維新は今回の衆院選で議席を伸ばす可能性が大きいですし、今後露出は増えるのではないかと思います。
第49回衆院選 情勢報道集約(10月23日) note.com/miraisyakai/n/… 全国の小選挙区の情勢報道を一覧にまとめています。今回は3回目の更新です。特に接戦や僅差のところに注目してください。あと1週間あまりで変化する選挙区が、いくつもあります。
政党別・優勢順に小選挙区を並べ替えた結果 note.com/miraisyakai/n/… 各政党ごとに優勢と判断される順に並べかえました。だいたい何議席とるのか、どれくらい動きうるのかといったことを概観する際の参考にされてください。
こうして改めて見ると、今回は本当に接戦区が多いという印象を受けます。この表を見て、やはり自民は強いと感じた方もいると思いますが、2017年の衆院選はとてもこんなふうではありませんでした。接戦区が少なく大部分の議席が固まっていました。今回はそうではありません。 twitter.com/miraisyakai/st…
これは前回衆院選(2017年)の東京18区の情勢を現在のガイドラインで表示したものです。この時、読売と日経は終盤に再度全国の接戦区の情勢を調査していますが、東京18区は調査が不要と判断されました。しかしここは接戦で、結果は菅直人氏の逆転勝利でした。このくらいの情勢報道は逆転があります。
現時点で接戦と考えられる選挙区です。
情勢報道から特定した接戦区の一覧です。左側に与党側の候補、右側に野党側の候補を並べています。これとは別に「やや接戦」「競る可能性」の一覧も出します。
参院静岡県区補選 山崎真之輔氏 当確✅ 立憲・国民が推薦する山崎真之輔氏が、自民公認・公明推薦の若林洋平氏を引き離しつつあり、今後順調に得票を伸ばすと見込まれることから、当選が確実となりました。
宮古島市議選で与党が倍増、座喜味市政に一定評価 野党半数に減らす ryukyushimpo.jp/news/entry-141… ここでいう与党はオール沖縄側で、国政では野党側にあたります。宮古島は接戦の沖縄4区ですから、注目です。
第49回衆院選情勢報道集約 最終更新 note.com/miraisyakai/n/… これが最後の更新です。今回の選挙は、各社で情勢報道が食い違う接戦の選挙区が非常に多くなっています。前回や前々回とは違う、動きのある選挙になっています。31日はぜひ投票に行ってください。
第49回衆院選情報部、なんとかやり遂げることができました。ありがとうございます。