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#MIU404 やっぱり野木さんの中で、人の善悪は49%と51%くらいで悲観論寄りなんだと思う、その2%の差を、誰と出会うか・出会わないかの運で揺さぶるのが4機捜の物語なんだと思う
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#鎌倉殿の13人 憎くて殺そうと思った相手から形の上でも褒められて、その体制の強化に加担した形になって、その美談が数百年の後にも語り継がれてるって、本人にとってどんな地獄の業火よ…
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#麒麟がくる 鉄砲、壁の修復、治療院。いろんなことを「それで、その美しい信念の実現にはいくら金かかるの?」と問いかけて描いてきたこの大河の最終盤。「それで、そのお綺麗な信念はいくらの金になるの?」の問いかけ。オセロがひっくり返るようだ。鳥肌ものだ。
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#鎌倉殿の13人 自分の刀が失われていることで、これが偶発でなくて仕組まれたことだと気づく上総介の絶望の表情、頼朝の小四郎への「来ればお前も斬る」で首謀が誰か気づいた更なる絶望
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#鎌倉殿の13人 なぜ私の愛しいひとは死なねばならなかったか、を経験不足の狭い視野で突き詰めすぎて過剰にスピリチュアルにはしる若い娘と、同じ問いかけを抱えつつまだ世知がある分、それがボランティアや博愛に向きすぎる女
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#鎌倉殿の13人 政子、駆け寄る前に義時にいいのか確かめてる。自分のこの振る舞いが政治的な意味を持つものだと直感してる、このセンス。同時に頼朝にとっても、政子はある意味、同じ芝居の場に乗っている共演者。芝居の場でないところに安息が欲しいのかもなぁ…(ため息)
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#青天を衝け 桜田門外も坂下門外の大橋塾の描き方も、円四郎の暗殺も。自己批判のタガの外れた組織の暴走と、テロの罪悪についてここまで繰り返して噛んで含める大河は今後まで含めて稀有ではないかと思います。そして常に主人公を「一歩間違ってたらお前もこっち側」と描く緊張感もお見事!
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#鎌倉殿の13人 姉妹だよねぇ。苦境にあって顔を合わせても、その服どこで買ったのとか、この料理何で煮るのとかそんなことが自然に言えるの。政子もまた、「蒸れないの?」なんて聞いてくれるひと、もう実衣くらいしか居ないんだ。
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#どうする家康 この藤吉郎、親切にしてくれるし沈みがちな場を明るくしてくれるし、取りなして説明してくれるのに、ぜんっぜん「良い人」には見えないの。目が笑ってないムロツヨシ怖い(画面の端でもニヤニヤしてたりゆらゆらしてたり)
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#鎌倉殿の13人 農作物の価値を、たとえ建前だけでも評価しないのは、民衆の労働力を評価できないってこと、それは自他の国力を客観的に評価できないってことよ…お父ちゃんは呑気な人だけど屈辱を堪えて野菜を拾って持ち帰ったよ…
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#鎌倉殿の13人 人たらしの化物、本領発揮。頼朝のこの対人関係に特化した恐ろしいアンテナは、想像を絶するほどの人間不信と孤独と恐怖の中で培われたものだと思われます。そんなアンテナの持ち主が、女好き、つまりフィジカルの快楽に弱いというのは説得力のある興味深い描写です…
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#どうする家康 あの可憐な姫は自分の恋人でも家族でもないけれど、麗しいひとの記憶に残る自分が汚い裏切り者であってほしくない、ってのはロマンだなぁって思う。ロマンって食えないけど、それがなきゃ人の生き様は獣と変わらない
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#鎌倉殿の13人 恋敵と直接話して家庭の禍根をたち、隙を見せず笑顔で手を振り、本音言わぬ夫の腹のうちを普段の言動から察し(しかも一度胸におさめる)ここぞというときには絶妙なタイミングで煽る。その場の材料で情をのっけて煽る。たった3回で政子の政治的戦闘力の高さこれでもか状態。
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#鎌倉殿の13人 なぜ私の息子は赤子のうちに殺されねばならなかったのかを抱え続けた女が、それを昇華させて天に召されて、引き換えにその息子が、なぜ私の母は私以外の他の子らの幸福を願った挙句に私の手から奪われたのか、を抱える話
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#青天を衝け 大河の長期的スパンと配役の豪華さを持ちながら、この物語の面白さの核は異質で、名場面は藍の買い付けであり、貨幣の印刷であり、株式相場であり、郵便の一通であるという。戦や人事抗争だけが物語の面白さではないと教えてくれたこの大河、見事です。
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#MIU404 ここまでずっと、桔梗ゆづるが何故管理職なのか、細部まできちっと描かれてるのが地味ながら見事なとこ。麦の捜索中、桔梗は常に冷静を保ってた。テンションがフィジカルや環境で上下しないのは管理職の第一の条件。そして常に未来を見据えたビジョン。そりゃ出世する。
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#どうする家康 「待ってろよ竹千代。俺の白うさぎ」このセリフだけで脚本の古沢さんを信じてついていこうと決めた
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#鎌倉殿の13人 太郎や政子やトキューサのように、人から恨みをかわないでいられる無垢な人材を、なるべく高い地位で残すことが、報復の連鎖を生まずに政治を安定させると小四郎はわかってると思う。だから肝心な時には太郎を謹慎させたり、政子を甘いままにしておきたいんだと思う
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#鎌倉殿の13人 和田殿が巴をそばめ扱いしてなくて、ちゃんと武人として相対してるの、この激辛スパイスカレーにおける福神漬けみたいに小さな救いだよ
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#鎌倉殿の13人 最初からずっと、時政パパの愛嬌を伴う政治力って、「身の回りの人を喜ばせたい」が源泉だったよね。こういう人は社長さんとか議員さんにもいる。概ね人柄の良い人だ。だけど人脈重視で時に変なことに巻き込まれたり、つけ込まれる。
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#青天を衝け 篤太夫の名を捨てるんじゃなくて、篤太夫として仕えた相手はただ一人、それは永久欠番ということなんだと思う
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#大豆田とわ子と三人の元夫 一人で生きること、苦しみながらも仕事して生きていくこと、他者を許して責任を引き受けて大人であること。それらを「素敵なこと」として提示するフィクション作品は今までこの国のテレビにはほぼ無かったと思います。未踏の一歩たる素晴らしい作品でした。大きな拍手を!
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#鎌倉殿の13人 最初から見てきて、私ら本当に少しずつ毒を飲んでいって、段々と毒の量に慣れていったなぁと思うの。主人公が主君の幼い愛児を「最初に殺せ」と自分の息子に指示して、そうなることを仕方ないと思えるくらいの毒の量に。
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#鎌倉殿の13人 若い頃に亀に「あなたは憧れの存在にならねばならない」って言われて、必死に悲しい人生を生きぬいて、いま若い女性に憧れですと言われるようになった…
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#鎌倉殿の13人 蝉の抜け殻を贈る気持ちも死への餞なら、微笑んでありがたく受け取る気持ちも死への餞だったという