#プロフェッショナル やっぱり当て書き、すこい巧妙な当て書きなんじゃないかと思う。小栗さん見ていると、これは「与えられた仕事をやるだけです」と殊勝に言いながら、周囲に推され、そして自分の脚力もフルに使って、権力の階段を駆け上がるタイプの人だもん。
#プロフェッショナル こんなに撮る側が苦悶してのたうちまわってるって分かるプロフェッショナル、見たことない。深淵を覗き込んで深淵から覗き込まれてるみたいだ。
#カムカム総集編 1人の早逝したインテリの男の理想が、水のように流れて形を変えながらジャズになり、秘伝の餡子になり、時代劇への愛になり、野球への情熱になり、遅咲きのジャズピアニストになり、国境を越えるキャスティングディレクターになり、広がっていく物語
#鎌倉殿の13人 鬱展開続きすぎ、もうしんどいつらいって半泣きになってるところに、グレーテル時房と俺たち泰時の扮装写真投下とか、これならまだまだ頑張れるってなるわけで、本当に鬼だ鬼だぞ今作の制作と広報!(瀕死からヨロヨロ起き上がりつつ)
#鎌倉殿の13人 梶原にとっては、九郎義経の才能の真価を知るのは同じくらいのレベルにある自分だけであるという、その光を他人の目から閉じ込めたいという嫉妬と陶酔が混じった気持ちの讒言なんでは…。推しを愛しすぎて推しを外に向けて悪様に言う闇堕ちファンみたいな…。
#鎌倉殿の13人 宗盛も善意で書いてくれたのに…またしても善意が悪い結果に転ぶ。九郎は、文字で書かれたものへの軽視というか、それがどれだけの証拠になって人の評価を固めるか、政治に生きるものの価値観に無頓着すぎたんよ…
#鎌倉殿の13人 九郎、自分と戦わない位置にある相手には、ちゃんと人の心を持って接することができるんだ。そしてよりによって一番戦おうなんて思ってなかった相手から敵意を向けられるんだ。
あと、大石先生が、ヒロインの相手役をこれと見込んで書くとき、その相手役が発する魅力は凄まじいので。ふたりっ子の内野さん、セカバーのハセヒロさん、大恋愛のムロさん、最近では知らなくていいことの柄本佑さん。ワクワクするねえ!
竜ちゃんの訃報で私達の日常にあった「押すなよ」も「どうぞどうぞ」も悲しくてもう出来ん、芸を竜ちゃんは持っていってしまったと悲しく思ったけど、肥後さんとジモンさんのコメントで、いやあれはまだここにある、私たちは押すなよを言っていいんだって思えた。ありがとうリーダー、ジモンさん…
#鎌倉殿の13人 助演の一人なのに、菅田将暉のフルスペックを魅せてくれて本当に御の字!無邪気さも狂気もアクションの切れ味も、そして凍みるような孤独も。
#鎌倉殿の13人 兄弟どっちも女にゆるいけど、頼朝は政子が正妻なのは重々わかって尊重しとったのよ、亀とも隠れて会ってた。そこの「政治」をうまく捌けなかったのが九郎のアキレス腱で、結果郷御前の手回しで襲撃事件を呼んじゃって、真実は明かされず流れを決めてしまった。
#鎌倉殿の13人 九郎を鎌倉から失うという犠牲をもって、鎌倉方はやっと京の政治、法皇とどう対峙すべきかというノウハウを得つつある。ぶれずに理屈を通せることと、欲に巻き込まれない胆力と。両方持ち合わせた人物がいないなら、2人セットで送り込む。
#鎌倉殿の13人 また戦になると行った瞬間に、九郎の目に小さな火が灯ったように見えたのは気のせいか。九郎の「御台所に伝えてくれ」は、御台所という地位じゃなくて、「お前の姉ちゃんに伝えてくれ」であろうと思うのですね。
#鎌倉殿の13人 九郎は、最後に小四郎が深々と頭を下げたのは見ていない。気にもかけてない。無邪気に武蔵坊の最後の戦いを見ている。そういう人としての欠点、そういう人としての底知れぬ魅力の九郎義経でした。
#鎌倉殿の13人 平家が滅んだ時、政子相手に「九郎がやってくれた」って泣いたことがきっちり楔になってて、決して兄として憎かったわけじゃないと分かる。私情と政治上の利害をスパッと切り離して振る舞えることが、頼朝の政治家としての強烈な強み。モンスターとしての凄み。
#鎌倉殿の13人 正妻の意地が男を窮地に追い込んで、愛人の意地が男を死地に引き込む。女達に救われて運良く命を長らえた兄と、女達によって死の運命に巻き込まれた弟。
#鎌倉殿の13人 九郎の魂の片隅で、御館が平泉を守れと語ったことが引っかかっていただろうから、御館が天を指差して、あれは私は「さぁ行こうか」だと感じたので、それで潮時だと思えたろうなと。御館と九郎の繋がりの美しかった。あの年齢のあの器の人でないと九郎を包めなかったのも含めて。
#鎌倉殿の13人 しかし松尾芭蕉センセ、義仲様に強火担だったり、奥州で2次創作的に一句詠んだり、何というか…鏡よな、我々の先達よな
#鎌倉殿の13人 最後に九郎が武蔵坊に朗らかに「いいねぇいいねぇ」って笑って「世話になった!」とシンプルに言うの、#真田丸 で信繁が佐助に「お前何歳になった」って聞くシーンを思い出した。三谷さんの中で、従して死んでもいいと思える関係って、ああいう風通しの良さを纏ってるんだろうね
(なに…大河のOP不要論…?正気か?ウォーミングアップもしないでトラックレースを走るのと同じじゃねえか…あれはオープニングでキャスティング見て少し心拍上げて筋肉動かして今日の自分の体調を測るようなもんじゃよ…省くと怪我したり心臓に負担が来すぎるぞ…)
#鎌倉殿の13人 オープニングが大河に臨む我々のハートのウォーミングアップなら、紀行はクールダウンのストレッチですけど、今週はつらすぎてクールダウンどころでない…なぜ神も仏もない話の後に仏様を見せる…
#鎌倉殿の13人 多くを語らずとも、そうやって九郎とワンセットで名前が残ることが幸福なんですよね、梶原殿はあまりにも熱く闇落ちして推しを愛しすぎたのよ…
#鎌倉殿の13人 本人以外その場にいる全員不愉快で落ち着かない話を続けるのは、頼朝の中で気心の知れた中での油断なのか、それとも権力の頂点に上って人の機微を読むモンスターのセンサーも鈍ってきているということなのか…
#鎌倉殿の13人 なぜ私の愛しいひとは死なねばならなかったか、を経験不足の狭い視野で突き詰めすぎて過剰にスピリチュアルにはしる若い娘と、同じ問いかけを抱えつつまだ世知がある分、それがボランティアや博愛に向きすぎる女
#鎌倉殿の13人 普段の聡明な八重なら、まずは平六を探したのではないか、後先考えず川に入ったりしなかったんじゃないか、と思っちゃうよ…決して消えない「始まりの悲しみ」が、もっとも善良な女を連れて行ってしまった…。