#鎌倉殿の13人 幼児に不釣り合いなほどの立派な墓は、じさまの罪悪感の裏返しであろうよ、そして八重ほど聡明な女はそれを悟っただろうよ
#鎌倉殿の13人 時政父ちゃんは、ずるい人だし、調子いいし、政治的にブレブレなんだけど、家族愛だけは間違いなくて着流し姿とかもすごいチャーミングなんですよね。りく様みたいな人が嫁に来るのわかってくる。なぜこんなにおじさまが可愛いんだ。坂東彌十郎さんさすがだよ…
#鎌倉殿の13人 ダメなところもたくさん見せてるんだけど、いざ神輿として覚悟を決めたらピカピカの光を放つし、素敵な未来が来ると思わせてくれる。ほんと厄介な男
#鎌倉殿の13人 夢枕は、当時の人の中では最大級に信頼に値するものだとして、それをさらりと「私にも来た」と偽装して言える政子と、多分そうよねーって合わせられる、りく様の明晰な合理性…
#鎌倉殿の13人 頼朝は「政治家」であり、宗時兄ちゃんや和田殿は「軍人」であり、義時は「官僚」
#鎌倉殿の13人 大河レギュラー出演の首桶様、わいた虫の羽音という絶妙なアップデート(なんというプロ意識)
#鎌倉殿の13人 人たらしの化物、本領発揮。頼朝のこの対人関係に特化した恐ろしいアンテナは、想像を絶するほどの人間不信と孤独と恐怖の中で培われたものだと思われます。そんなアンテナの持ち主が、女好き、つまりフィジカルの快楽に弱いというのは説得力のある興味深い描写です…
#鎌倉殿の13人 御館「止めたって行くだろ」九郎「うん。だから止めないで」これだけで社交辞令なんか髪の毛一本も介在しない細やかな信頼の関係が窺えるんですよ…社交辞令と二枚舌を駆使して生き抜かねばならなかった頼朝と、大いなる庇護に包まれて育った義経と。これは…これは(泣いてる)
#カムカムエヴリバディ #カムカム すみれさんの話通りなら、モモケンの初代と二代目もまた、「I hate you」が今生の別れになって、悔いながら子が生きてる親子の流れだということ。金太と算太、吉兵衛と吉右衛門、安子とるい。
#鎌倉殿の13人 九郎、相手が矢をつがえたままだと、万に一つでも痛手を負うかもしれないから、それを手放させてから射った。一瞬で冷静にそこまで読んだ。
#鎌倉殿の13人 卑怯者でも無礼者でもそう思われてもいいんですよ。九郎は勝てれば、奪ってでも勝てればいいんです。この圧倒的自己肯定感。誰にどう思われても自分が良ければそれでよし。平泉の富と愛は強靭なモンスターを育てた。
#鎌倉殿の13人 芋食う九郎の一行。上下関係もなければ(食べる順番)マナーもないんである。学生さんのイベントサークルなんである。
#鎌倉殿の13人 義時と頼朝、頼朝と梶原殿、梶原殿と義時、インテリはインテリを察するしサブカルはサブカルを察するしオタクはオタクを察するみたいに、薄いけど確かに紐帯みたいなものがある。同時に彼らはいまマジョリティとは接続していない。だから義時は義村という社会とのコネクターが要る
#鎌倉殿の13人 政子、駆け寄る前に義時にいいのか確かめてる。自分のこの振る舞いが政治的な意味を持つものだと直感してる、このセンス。同時に頼朝にとっても、政子はある意味、同じ芝居の場に乗っている共演者。芝居の場でないところに安息が欲しいのかもなぁ…(ため息)
#カムカムエブリバディ #カムカム 二代目は、あんな泣き方する人で、実は甘えたさんかもしれず、そんな人が桃剣継いでからは常にスター然と鷹揚に振る舞って、それはいつも侍姿の虚無さんと同じ努力で、その大変さを知るものだと思う
#カムカムエヴリバディ #カムカム 安子は出征という要素で急かされるように結婚して、るいはジョーのメンタルの危機を救うべく検討の余地なく結婚し、ひなたは選べるけど、「選べるのに選ばない」ことが本人たちを辛くする。時代劇しかやらないこと同様に。
#あさイチ 本郷奏多さん、これ変人の中身にたまたま美しい表皮が乗っかっちゃって、外からの攻撃とか面倒を避けるために心の鎧が硬化して腰が低くなったタイプ
#鎌倉殿の13人 もうさあ、三谷さんの「こんな盟友がいてくれたらなあ」の濃縮エキスがぎゅうぎゅうに詰まってるよね、三谷作品のヤマコーさん。
#鎌倉殿の13人 頼朝と政子は、類稀なるパワーゲームを嗅ぎ取る力と、政治家としての演技力の両方を兼ね備えた男と女の夫婦なのね。ビル・クリントンとヒラリー・クリントンなのだわ。2人ともが演者だから、後方支援の役割は弟になる。
#鎌倉殿の13人 あれだけ数字に強い義時でも兵糧とこの先の領地経営との引き合いまでは、目下予想できないわけで、これは有能な経理や総務部長でも、泥臭く会社を経営してる中小の社長の目線にはなかなか届かないというのに似ていますね
#鎌倉殿の13人 九郎、本当に本当に兄に会いたかったんだろうな、そして富士山を見たいのも海を見たいのもその時本当だったんだろうな…御館の年齢の包容力なら、こういう男の子を丸ごと包容してあげられたのにな。この九郎は、死ぬその時までどうして兄に疎まれたか理解できないのかもしれない…
#カムカムエヴリバディ #カムカム ひなたの、貯金もあるから大丈夫!が、五十嵐のなけなしのプライドにとどめを刺したね…お金の問題じゃなかった。何者にもなれない惨めさと、虚無さんみたいにそれを受け入れて生きられない自分の覚悟の無さで、五十嵐の心はもう瀕死だった…
#カムカムエヴリバディ #カムカム ひなたが、愛情深くて、貧しさにも我慢ができて、夢に対して誇り高い、侍の心の女であることが、ぜんぶ裏目に出てしまって…侍になれない弱い男を打ちのめしてしまって…。
#カムカムエヴリバディ #カムカム ジョーは、人生を自ら主体として選び取って生きよと伝えることで、失望にある若者の「出会わなければよかった」を「出会えて良かった」に魔法のように変える。それがはなむけで、同時に娘の人生への大きな贈り物になると知ってる
#カムカムエヴリバディ #カムカム あまり余裕のない家計の中で買ってくるトミーの新作は、もちろんるいも知ることだと思うから、聞かない新譜を買ってしまいこむジョーと、見守るるいの気持ちを思うとこみ上げるものがある…