#どうする家康 いつか仕えたかった人が死んでしまった(と思った)後悔めいた悲しみが、いずれ自分の命を顧みない、傷だらけの井伊の赤鬼の原点だとしたらエモすぎる…
#どうする家康 殿に甲冑を脱いで下さい、と言った瞬間に全員がハッと理解してテキパキ動き始めるの泣ける…
#どうする家康 間違えて呼ぶ名前に「義」「信」が入ってるのを聞くたびに、夏目殿の心は掻き乱されたと思うんよね。言えば殿の覚えがめでたくなるかもしれないのに決して言わなかった。忘却と思慕の合間で生きるのは辛かっただろうに、ずっと黙ってた。
#どうする家康 朝が美しい、というのは、自分の命の期限を悟った人の、当たり前に朝が来るとは限らないと知る人の、沁みるような実感だと思う
#どうする家康 金陀美具足の喪失は、守られ、支えられ、生かされてきた青年期の終わりだろうと思う。これからは誰かを守り、人を生かす道が始まる
#朝ドラらんまん 万太郎、現代でいうなら、さかなクンなのだと思った次第。権威のあるルートから登ってこなくて、初めて見る相手は「な、何この人」で、膨大な知識とその分野への愛で、やがて象牙の塔から逆に迎え入れられる。
#どうする家康 この1話かけた、ある意味ゆるいエピソードが、これから起こる事件の重い楔になるんですね。今川の人質になり両親を、そして夫の戦で親友をなくした女にお万の言葉は刺さって抜けない楔になった。瀬名は女として母として戦の出来ない優しい息子を戦が出来ないままでいさせようと決めた
#朝ドラらんまん 凄いなと思うのが、その言動だけで次第に田邊教授の冷たい怖さが浮き彫りになっていくとこ。全ての生きとし生けるものものが愛おしい万太郎の博愛と、優れたものにのみ価値があるという完璧主義の田邊。共に高い知性を持ちながら根本で鋭く対立する2人。
#どうする家康 虎松なぁ、井伊の殿のことをババアとか反抗しつつ、何が幸福な領地経営かってのはしっかり見てたと思うんよね…例え性別とか推しの弱さで民や部下に下に見られても、いい領地経営ってなんなのかを… #おんな城主直虎
#どうする家康 可愛く愛情深い妻だから有村架純だった、以上に、自らの命も覚悟して調略の相手を引き受けて、人心を掴むおんなの戦で勝ってみせると腹を括れる妻だから、有村架純だったのだと今日わかった…。
#どうする家康 信玄の最高傑作たる勝頼の調略を、まだあどけない姫の柔らかな手のひらが打ち砕いたと思うと胸熱
#どうする家康 あの可憐な姫は自分の恋人でも家族でもないけれど、麗しいひとの記憶に残る自分が汚い裏切り者であってほしくない、ってのはロマンだなぁって思う。ロマンって食えないけど、それがなきゃ人の生き様は獣と変わらない
#どうする家康 万千代、会社の二次会カラオケで昭和世代の役職がサザンで暴れてるのにドン引きするZ世代みたい
#どうする家康 信康、本来ハードワークに向かないタイプが変な自己啓発書に感化されて意識高い系に突っ走って、ポジティブ!アグレッシブ!に突き進んで、メンタル壊す子みたいになっちゃったよ…
#どうする家康 信長、家康を排除しようとまでは考えてなさそうで、少なくとも羽根をもいで、自分の元から去れない程度に痛めつけたいじゃないかな…先週の「援軍よこさなければ武田と組む」は家康本人が思うよりずっと大きな地雷を踏んだんじゃないかな、自分の価値に無頓着な人にありがちな。
#朝ドラらんまん 兎にシロツメクサを持ってきたことも、石板印刷に引き継がれる技術の重みを実感することも、上司が愛する古典文学を語ることも、あなたが大切にしてることの素晴らしさを私も理解します、尊重しますと伝えられること。それが教養。
#どうする家康 息子は社会の最初の波にうまく乗れず心を壊した。母は我が事のように感じ、自分の人生を投げ打ってでもと思い詰める。父はどこか蚊帳の外で、気がつかぬままに家庭は手遅れに壊れかけている。なんという現代との相似。
#朝ドラらんまん 万太郎の広い教養が、多くの人と友誼を結ぶきっかけになったのと同じように、寿恵子の1人の作家への「狭くても深い知識」が、他人の人生を理解することを助ける。横軸と縦軸のように。
#朝ドラらんまん 「東大に通ってる」「鹿鳴館のこともあるし」役人相手に下手に出つつ、『この男を無碍にしたら、中央官庁の役人と繋がりがあって大変なことになりはしないか?』と思わせる単語を忍ばせる万太郎の人たらし交渉術
#どうする家康 最高だな、大鼠!でも彼女の幸せを履き違えてる男からの花をポイ捨てするような無情はしないで、敢えて食うのも彼女の情でしょうか。半蔵はめげずに出直せ!
#どうする家康 通貨を統一して、経済統合体として個々の独立とバランスを取る。EUですね。でも結んだ後のメンテナンス大変だよう…
#どうする家康 瀬名も、彼女の夫も、息子も部下たちも基本的に心が清くて、無欲で、だからその壮大な構想の中で、自己肯定感に穴のあいた人間の、燃え盛る承認欲求を読めなかった。そこをケアすることまで考えられなかった…
#どうする家康 王道としての理想が力ですり潰されることで、逆説的に王道と覇道は両輪だよ、片方だけ回しても走らないし、大きさが歪だと脱線して壊れるよと描くとこ好きです。
#どうする家康 一度見捨てたから二度と捨てないと決めた夫と、一度捨てて運良く拾った命だから、次は天命どおりに捨てようと決心した妻
#どうする家康 あの実力主義で無礼で礼儀なにそれ美味しいの食えねえならどうでもいいで、生半可な求婚には「殺すぞ」って返す大鼠が、トドメを刺してこと切れた瀬名に平伏したその瞬間のざわっとする感じ。相手の真の覚悟や器は見抜く大鼠。