51
小島監督はかつてメタルギアの開発をオリンピックに例えていました。大型タイトルで、かつ世界と勝負できる作品となれば4年でも短いくらい。あと2015年に発表されて2019年1月に発売されたゲームもありましたね。エースコンバット7って言うんですけど。 twitter.com/no_shachiku_no…
52
Game*Sparkの五輪コラム記事が問題だったのは、政治的すぎるからというより「開会式に問題を感じるゲームファンは想像力のある良いファン。そうでないファンは政治家に丸め込まれるチョロい連中」とレッテル張りし、ゲームコミュニティの分断を助長する記事だった所だと思う。 gamespark.jp/article/2021/0…
53
まず敵機は1機しか残っていないので、これが誰かに情報を伝えようとしている台詞なら、相手がいません。じゃあ独り言だったとしたら? それもちょっと変なのです。というのも、無線は誰かに何かを伝えるためにスイッチを押すものなので、独り言の時は無線機をONにしないからです。
54
「(ゲームにおいて)何を選んでもストーリーラインが分岐しない会話選択に意味はあるのか?」という議論になったことがあるが、私はあると思う。相手の言動にリアクションする事で会話してる気分になるというロールプレイ的な楽しさがある。それが積み重なることでキャラへの愛着が深まる。
55
15〜20年前、ゲームの面白さを書面にまとめても理解してもらえなくて、綺麗なイラストや参考ムービーを添付した(だけの面白くもない)企画書が通ってたりした。結局偉い人は絵しか見てねーな。そう不満を漏らしてた若手も今や「偉い人」になり、審査する側に。でどうなったかと言うと…… twitter.com/R_Nikaido/stat…
56
採用されていない以上、採用試験を受けた方は1人の顧客であり、その人に対し公開できない情報を送ることはない。私信的な事が書かれているなら別だけど。
57
DLCは #エースコンバット7 劇場版だというのは言い得て妙で、3ミッションの中に本編の魅力を凝縮しつつ、語りきれなかった部分を語り、新キャラも出して(出しすぎ)、一方アニメで例えるなら「あの作画はないよな」というシーンは描き直して、もう1度ファンに楽しんでもらいたいという作品でした。
58
エースコンバットでは、ゲーム中の台詞(無線)の再生条件を考え実装するチームが、レベルデザインとは独立して存在する。これは04の頃に確立したパイプラインで、個人的にはやりやすい一方、「演出の実装ってフツーはレベルデザイナーがやるものでは?」と思わなくもなかった。しかし(続く)
59
「作家にリテイク出したら、言ったとおりに直したものが戻って来ただけだった」が起きたのは、もしかしたらお互いの関係の認識が違っていたからなのかも。監修者は一緒にクリエイトしているつもりだったが、作家はクライアントからダメ出しが来たと思っていたとか。
60
カウントはトリガーとワイズマンという凄腕と長時間一緒に飛んでるわけだから1番成長したに違いない。トリガーと比べなければエースパイロットと呼ばれてもおかしくないんじゃないか。他のロングレンジ部隊だってそう。そう思った時ロングキャスターに「みんなエース級だ」と言わせたくなった。
61
ホントよくできてるんですよね。スレッガーが被弾し一時的に帰艦して待機室にいた時、ミライがやってきて涙ぐむんだけど、テンポの速い作品なのにちゃんと間を取ってる上に、無言の時間にも艦外で爆発→振動・浮遊するハンバーガーの食べ屑…という宇宙での戦闘中の出来事であることを映像で描いてる。
62
だから、1000万人救済計画や輝かしい経歴、確かな実力とキレる頭脳、2年間海底で生き延びたという伝説、そして、何言ってるのか分からないけど真理をついているように感じる言動(←この辺は河野BDのアドバイス)よってトーレス艦長のカリスマ性を作り上げる必要がありました。
63
「≪バディとの友情≫ものはラブストーリーだ」と断言している『SAVE THE CATの法則』は、数ある脚本術の教科書の中でもかなりオススメ😁 amzn.to/36lJwKO
64
プレイヤーの「感想」(面白い/つまらん)と「そう感じた理由」は、ゲームの改善に直結する宝の山。一方「どう直すべきか」の意見は、専門的知見を持つ人の言葉以外は、鵜呑みにできない場合があるという印象。でも「どう直すべきか」ばかり語っちゃいがちだよね。
65
本当はタブロイドみたいに自分でトリガーの才能を見抜き最後までトリガーを無条件に信頼してついて来てくれるヤツの方が、エスコンの主人公の僚機にはふさわしいのかもなあと思う時もあります。実際無限に開発費があったら僚機がタブロイドになるルートがあるエスコン7を作ってみたい^^
66
この流れを読んで「迷惑がられるからアドバイスするのやめよう」と言い出すのはやめて欲しい。結局それは、良いアドバイスを受ける機会の総量を減らす運動にしかならない。迷惑アドバイスは迷惑だけど対処できます。それより良き助言をできる人が萎縮したら、助言を欲しい側から聞くのは敷居が高い。 twitter.com/R_Nikaido/stat…
67
全人類の「楽しいと感じた時間」の総量を増やすことこそ、ゲームクリエイターが本来尽くすべきつとめ。それ以外のことを考えなくてはいけない状況が、できる限り減ると良いなと思ってます。
68
長くなったのでnoteに書きました。まだ途中…というか序盤ですが→ストーリー的な演出がゲームの自由度を制約するとき【1】|Kito Masahide @kito_mas #note note.com/kitomasahide/n…
69
婉曲的な言い回しでお互いの気持ちを伝えた後また爆発が起こって、その振動でバランスを崩したミライとスレッガーはぶつかる。身長差があるけど、ミライは浮いているため顔が近づく形になり、そのままキスする。宇宙での戦闘中だから偶然起きたこと。でもご都合と感じさせない計算された演出に鳥肌。
70
黄13が4秒の間に必死に周囲を見回してるだろうことを想像して欲しかったし、いつも冷静なAWACSスカイアイが少々食い気味に完全勝利を宣言するあたりに興奮してる様子を読み取って欲しかった。黄13とスカイアイの完全に真逆の2つの気持ちへの共感を、プレイヤーの心の中に同時に放り込みたかった。
72
今度は100万人殺すことの方を目的にしてみたんだけど、ここで難しかったのは、人を殺したいだけの狂人には誰もついていかないんですよね。トーレス艦長は軍人で、自らの目的達成のためには巨大潜水艦を動かさなくてはいけない。そのためには手足となる部下が必要。
73
「ジャン・ルイがやられた」もここまで語り継がれるとは思いませんでした。パイロットの練度が低いことを表現するのに、仲間が墜され思わず本名で呼んでしまうというのをやりたかっただけなのですが、記憶に残すため(日本人感覚ですが)聞き慣れない名前を出そうと思いそうしたら、記憶に残りすぎた。
74
(撃墜後、3秒待って)
「黄4、脱出しろ」
(4秒)
「こちら黄13。黄4の脱出を見た者はいるか」
(1秒)
「メビウス1、他の機影も撤退していく!」
(0.5秒)
「黄色中隊機、1機の撃墜を確認した! 我々の完全勝利だ!」
こんな感じで間を入れてます。
75
そんなヤツの方が感情移入できる自分がいる。歳とると自分がメビウス1じゃない事が分かっちゃうから、カウントみたいなのがいると「ああこいつ俺に似てるよなぁ」と思えてしまう。そんな駄目なヤツでも自分を見つめ直す事ができたなら救われて欲しい。実際カウントはそうなる。