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8月3日は蜂蜜の日。蜂蜜といえば蜜月は、新郎新婦が1ヶ月間こもりきりで強壮作用のある蜂蜜酒を飲み交わした古来の習わしが語源だとか。ハニーは食べてしまいたいぐらい愛しい恋人を指す言い回しですし、とろけるように甘ったるい1日を2人組に過ごしてほしい日です
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髪を触らせる行為は心を許している証と言いますから、相手の髪に触れる行為は、些細なものであっても色っぽく見えてしまいます。甘えたように相手の髪を弄ぶのも良いし、なだめるように髪を指で梳くのも良い。面白がって相手の髪を編んでも良いし、寂しげに相手の髪に触れるのも良い。どれも素敵です
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喧嘩した後、仲直りをして肌を重ねる時は「ホルモンの関係で感度が増していて、お互い燃えていつも以上に気持ちよくなることが、生物学的に証明されている」そうです。悪口ばかり口にした唇を重ね合い、距離を置いた身体に体温を分け与えている時、本能的にいっそう興奮しているという事実は艶めかしい
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愛故に、相手をガチガチに縛るヤンデレも良いですけれど、愛故に、相手をぐずぐずに甘やかすヤンデレも良いですよね。狂気は内に隠して何から何まで面倒見て、自分が依存する相手が、自分なしでは生きていけないように仕向けるヤンデレ、タチが悪いからこそ魅力的。無知な相手を毒牙にかけて欲しいです
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酔っ払って迷惑かけてきた相手が翌日すっかり記憶を失って「迷惑かけた?」と不安気に尋ねられたので悪戯のつもりで「好き好き甘えて大変だった」と答えたら、相手がみるみる内に赤くなって「…忘れて」と答えたために想われていたことを知る話も初々しくてたまらないので、積極的に推していきたいです
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肌を重ねることを「いいこと」と表すのと「わるいこと」と表すの、どちらが色っぽく聞こえるでしょうか。膝にのり上げて身体の輪郭を撫でながら「いいことしてあげよっか?」とイタズラっぽく笑うのと、壁に追い詰めて耳朶をはみながら「わるいこと、一緒にしよ?」と誘いかけるの、どっちも素敵ですね
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12月13日は双子の日。双子は古くは「心中した恋人達の生まれ変わり」と信じられ恐れられたそうです。来世で結ばれることを誓って死んだ者同士だからと、片方を養子に出し成長してから結婚させた例もあったとか。暗い言い伝えを聞いてから、自分と瓜二つの顔を見つめて前世に想いを馳せる人がいたら良い
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5月5日は薬の日です。つまり、片思いしている人が、相手に惚れ薬を飲ませたいと思うけれど、惚れ薬を入手するツテも積極性も無いので、相手のコーヒーに惚れ薬の効果があると言われるチョコレートをこっそり一欠片落として「私を好きになってくれますように」と願いながらかき混ぜる日です
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相手の声が好きで仕方ない、という惚れ方は素敵です。嫌だとはねのけようとしても、「ねえ」と近寄られたら身震いがして、「おねがい」と耳元で囁かれてしまったらもうダメで、耳に息を吹きかけられたら身体から力が抜けて。「もう嫌って言わないよね?」と囁き落とされたら、思わず頷いてしまえば良い
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疲れた相手を「おいで」と甘やかす人に惹かれます。大人しく引き寄せられてきた身体を抱きしめて、「頑張りすぎて疲れちゃったんだね」と背を撫でて。「僕の前では頑張らなくていいんだ。このまんまダメになってていいよ」と空っぽの頭に注ぎ込んで、相手を自分なしでは生きていけない身体にしたら良い
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キスはカロリー消費が激しく、1時間のキスは3時間のウォーキングに相当するとの説もありますよね。キスを繰り返されると息がすぐ上がって、煮詰めたような肌で荒い呼吸をする相手に「本当体力ないなぁ」と笑って。「ほら、もっと一緒にカロリー消費しないと」と唇を近づけて、「変態」と呟かれてほしい
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「不幸な恋愛妄想がしづらくなるので、現実の同性愛者も婚姻の権利を剥奪されたままでいて」という主張を見て、息が止まりました。妄想はどんなものも自由ですが、妄想と現実を混ぜこぜにしたその主張は暴力です。どうして多くの罪のない人が、妄想に付き合って苦しまなければいけないのでしょうか
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口にされた場合、最も艶めかしく聞こえてしまう言葉は?
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お互いに両思いだと分かっていながら、立場や矜持の問題で恋人にはいたらない関係性、熱くて素敵です。他人に「どれだけあの人があなたを好きだか知っていますか?」と咎める口調で尋ねられた時は「知ってるよ」と口元緩めて、「向こうだって俺がどれだけ愛しているか知っている」と答えて欲しいです
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「エロいね」は学生が同い年に言って欲しい。「エッチだね」は後輩が先輩に言って欲しい。「やらしいね」はSがMに言って欲しい。「いけないね」は年上が年下に言って欲しい。「変態だね」は目上が目下に言って欲しいし、逆でも良い。似ているが微妙に意味が異なる、日本語表現を使い分けたいです
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ハグすると眠りに落ちやすいという話もありますよね。不眠気味の恋人をベッドで手を広げて「ん」と迎え入れて。「こうやって2人でくっついてると、それだけで幸せな気分になる」と呟かれるから「良かった」と項にキスを落としてあげて。そのまま2人で眠りの世界に誘われて深く眠り込んでしまえば良い
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花食病って素敵ですね。花を食べ続け、やがて自分が花になってしまう不治の病。花食病の男と、彼のために花を育てる男のBL読みたいです。花を育てても彼は死ぬし、育てなくても死ぬ。それなら少しでも長く一緒にいたいと、今日も花を手折る男。それを美味しいと食べる男。緩やかに死に至る甘美BL
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「喫煙者は非喫煙者の舌を甘く感じる」という俗説を聞きかじったので、思い焦がれる喫煙者の人にこの話を披露して「どうせ嘘だ」と笑ってきた相手に向かって真っ赤な舌をぺろりとのぞかせて見せて「嘘か本当か、試してみないと分からないよ?」と初めてのキスをねだる非喫煙者の策略は可愛らしいですね
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幸せから逃げ出したくなる心理を、アッパーリミットと言うんですね。幸福を感じた次の瞬間には不幸が訪れる人生を送ってきた男が、無償で優しくしてくれる男から逃げる話好き。逃げても追われて、追いつかれて、「好きだ」と告白されて、自分が怖かったのはこの男を愛しているからだと思い知るBL好き
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攻めの方が性欲が強くて、ベッドで暴走してしまうの可愛いです。スイッチが入ってしまうと欲望に支配されて。もう無理もう無理と訴えつつ、生理的な涙をボロボロこぼして逃げようとする受けの腰を、がっちり掴んでじっくり愛し続けて、受けが聞いてる余裕がないとも知らず「好きだ」と繰り返してほしい