2301
平凡と思われている人に、完璧と思われている人が執着している姿が美しい。周りからは不釣り合いだと思われて、「あなたにはもっとお似合いの人がいるだろうに」と遠回しに告げられるから面白くなくて、自分にはこの人だけなのにと感じて、相手に「君が平凡だなんて見る目がない」と甘えてしまえば良い
2302
「ワガママを言われること」に相手からの愛を感じてしまう人が美しいですね。いつもは気高くしっかりしている相手が、2人きりの時は子供じみた姿を見せて、ワガママばかりを言ってくるので可愛らしくて。「こういう姿を見られるのは自分だけだろうな」と思ったら満たされて、存分に甘やかしたなら良い
2303
「相手にだけワガママを言ってしまう人」が愛くるしいですね。普段はしっかりしようと心がけていて隙は見せないように気を付けている人が、相手といる時ばかりは「どうして構ってくれないの」ばかり言ってしまって。「君はワガママだね」と微笑む相手に、「そっちがそうさせてるくせに」と思ったら良い
2304
束縛の強い人が、衣服やアクセサリーを贈る姿が色っぽいですね。独占欲の強い恋人に、「身に付けるたびに思い出してね」と言われて贈られたから、身に付けてすらやらないと思ったのに部屋に置いてあるだけで相手の顔を思い出して。「そうやって内側からも侵食してくんだな」と手に取って悶えたなら良い
2305
独占欲が強い人が、見えない場所にキスマークを刻むのが耽美ですね。唇を寄せたら「ダメ」と戸惑う相手を「見えないところだから大丈夫」の言葉で封じて、柔らかな肌に跡をつけて。眠りこんだ相手の身体を撫でながら「きっとあの跡を見るたび、今を思い出してくれるんだろうな」とほくそ笑んだなら良い
2306
普段は敬語を使っている人が、肌を重ねている瞬間だけ言葉を崩す姿が艶めかしい。慇懃無礼な言葉遣いに慣れているからこそ、耳に落とされる荒削りな表現のひとつひとつに熱が上がって肌が燃えて。「もっと言って」と素直なおねだりをしてしまって、「可愛いね」の声にますますたまらなくなったら良い
2307
人前では品行方正に大人に振る舞っている人間が、相手の前でだけ子供じみた姿を見せてしまうのがいじらしい。2人きりになるなり「疲れた」と愚痴って「甘やかして」とワガママを言って。「はいはい、君は子供だね」の声に溶かされながら「そっちが子供にさせてくるくせに」と内心思っていたならば良い
2308
優しい相手だからこそ、「ひどくされたい」と願ってしまう人が美しいです。最初は大切にされていると思えて嬉しかった笑顔や甘い言葉が、相手の癖なのだと分かった瞬間に、その他大勢と同じ扱いに思えて気に触るようになって。「ひどくしてくれていい、のに」と感情をぶつけられたいと思ったなら良い
2309
束縛を嬉しいと思ってしまう人が愛おしいです。自分は自分なのだから誰にだって干渉されたくないと思っていたはずなのに、相手が嫉妬で我を忘れて「よそ見しないで」と縋ってくるのを見ると、嫌悪感どころかじわりと喜びがこみ上げてきて。「君しか見ていないよ」と口にして、依存を深めてしまえば良い
2310
あなたの2人に似合うのは?
2311
「きて」の一言で相手をこちらへ呼ぶのが美しいですね。切羽詰まった声で相手を呼んで、近寄られたら抱きしめるなり深々と息を吸い込んで香りすらも自分のものにしようとして。「君を抱きしめてると辛いこと全部忘れていける気がする」と溢して、「全部忘れさせてあげるよ」の声に胸が詰まったら良い
2312
「おいで」の一言で相手をこちらへ誘うのが甘美ですね。疲れても苦しくても弱音を吐けない相手が、悩んでいるのを見てとって、その一言をかけて。フラフラと近寄ってきたならばキツく抱きしめて頭を撫でて「今だけはなにも取り繕わなくていいんだよ」と甘やかして、すっかりダメな姿にしてしまえば良い
2313
相手の顔が好きすぎるあまりに、弱い人が愛おしいです。3日で飽きるどころかどれほど一緒にいようと見慣れなくて、気付けば見惚れてしまうのが止まらなくて。「本当にこの顔が好きだね」と微笑まれてしまったら否定することなんて出来なくて、「顔だけだから」と最大限の憎まれ口をたたいたなら良い
2314
相手の声が好きで、声にされると弱い人がいじらしいです。名前を囁かれるだけで背筋に熱が走って、もっと呼ばれたいとの欲望が膨らんでしまって、肌が色付くのが分かって。変化に気付かれて「そんなに声が好き?」と囁かれたら逃げることなんて出来なくて、「好きだよ」と素直になってしまったら良い
2315
愛されていることが分かっていてなお、相手を試してしまう人の歪さが美しいです。好きや愛してるの言葉では足りなくて、もっと全てを曝け出してほしくて、試すための挑発的な行動を繰り返しては「それでも好き?」と尋ねて。「嫌いになんてなれないよ」と呟かれたなら「大好き」と抱きついていたら良い
2316
相手の魅力は自分自身だけが知っていれば良いと思っている人があやしいです。独占欲が強いから、他人に目を付けられる想像をするだけで嫌な気分になって、周囲が「あの人のどこがいいの?」と訝しげに尋ねてくる今が居心地が良くて。「さぁね」と誤魔化して、自分だけの魅力だと悦に浸っていれば良い
2317
相手のことを愛しているからこそ、先の別れを意識してしまう人がいじらしいです。相手には将来があると思っていて、その将来を自分自身が狭めてしまっていると感じているから、いずれ手放さないなと決意をしていて。本当はいつまでも一緒にいたいと思っている本心は、自ら無理に押さえつけていれば良い
2318
今が幸せだからこそ、見えない未来を怖がってしまう人が愛おしいです。こんな幸せを感じた日々は初めてだから、いつか失って以前の生活に戻るのだろうと想像しては息が苦しくなって。「いつまでも好きだと言ってよ」と縋って、おねだり通りの言葉をくれた相手とならどこまでもいけると感じたら良い
2319
切羽詰まった相手の姿に、飲み込まれてしまう人がやらしいですね。いつもは余裕がある相手に抱き寄せられてキツく腕を回されるから驚いて、「どうしたの」と笑って振り払おうとしたのに、見上げた瞳が獰猛に輝いていたから言葉を失って。「ごめん、無理」の声に負けて、そのまま流されて落ちたなら良い
2320
焦らしながらするキスが甘美ですね。甘い空気になったから、相手が空気を読み取って目を閉じたけれど唇には手を伸ばさなくて。無防備な耳を触ったり頬をいじったりと時間をかけて、しまいには「どうして目閉じたの?」と囁いてみせて。怒った相手が離れかけてようやく、抱き寄せて重ねたならば良い
2321
ずっと忘れられない相手という存在が美しいですね。初めての人だったから、もう何年も経つのに不意に顔や声の調子を思い出しては苦しくなって、こんなことをしたなああ会話をしたなと思ってしまえば、あの頃に戻りたくて止まらなくて。「時間が解決してくれるなんて言葉は嘘だな」と呟いてしまえば良い
2322
人間の記憶で最初に忘れてしまうのが「声」という話は、罪深いですよね。相手がどんなことをどんな瞬間に言ってくれたかは覚えているのに、反芻する内にどんな声だったかは思い出せないことに気が付いて。こうやって少しずつ忘れていくのかと予感して、「全部忘れたくないのにな」と自嘲したなら良い
2323
好きな相手は、無意識のうちについつい見つめてしまうものですよね。まだ自らの好意には無自覚な人が、内心では気になってしょうがないから知らず知らずのうちに見つめてしまって目が合うことに気が付いて。「どうしてこんなに目が合うんだろうな」と、微笑みかけられて高鳴る鼓動を抑えていたなら良い
2324
興味がある相手を見る時は瞳孔が開くので、好きな人を見ている時は自然と目が輝いているものですね。いつも相手と目が合うとキラキラと光が見えるものだから、吸い込まれそうになって、「綺麗な人だな」と深々と感じていて。自分に好意があるから、そんな目をしてくれているとは分かっていなければ良い
2325
相手に迫られるうちに、感情が揺れてしまう人がいじらしい。初めは愛情表現をされても無感情で、鬱陶しいとすら思っていたのに、そのひたむきさを覚えてから振り解くことが出来なくなって。「好きだよ」の声を聞き流すことはもう不可能で、「ありがとう」だけ返しながらも、肌は雄弁に色付いたなら良い