1751
「快楽物質の分泌の関係で、恋の賞味期限は3年間。3年以上、1人に恋することはできない」という説を聞いて、3年までの期間を頭で数えて。3年経ったらもう抱きしめられるだけで飛び上がりたくなったりしない、3年経ったら1度のキスを1日中思い返したりしないと想像して、「嫌だ…」と呟く人がいじらしい
1752
叶わぬ片思いに苦しむ人が「恋の賞味期限は3年間」という説を知って。3年経てばあの人に、なにも考えずに微笑んで話しかけたりできるんだと思えば光が見える気がして、「早く3年経たないかな」と考えて。「でも、3年経っても終わらなかったら……もう一生終わらない気がする」と自嘲する姿に惹かれます
1753
一夜限りの関係のつもりで肌を重ねたのに、一晩では離れ難くなってしまう2人に胸を締め付けられます。肌を重ねた後に抱き寄せられてポツポツと会話をしているうちに、愛着以上のなにかが生まれてしまって。「…ねぇ、ここで終わりなのかな?」と尋ねて、「違うよ」の答えを引っ張り出してしまえば良い
1754
もともと近い距離にいた2人が、お酒に飲まれて一線を超えてしまう姿は艶めかしい。以前まではなにも考えずに、肩をたたいたり名前を呼んだりできたのに、今はしようとすると熱く結びついた夜が蘇ってひるんでしまってできず、「…なんであんなことを」と思うのに、嫌な記憶として葬れはしなければ良い
1755
「僕がいないとダメなんだから」と嘆きつつ相手の面倒を見ている世話焼きの人が、愛おしいです。「まったく…」と口では言いつつも本心は必要とされていることに喜びを覚えていて、相手がきちんと自立して「君がいなくても大丈夫だよ」と言ってくる日がこないことを願っている、屈折を抱えていたら良い
1756
「君には僕だけだよ」と囁いて、相手を自分から抜け出せないようにする策士家の毒に惹かれます。言われた側は、最初はただ愛の言葉として聞き入れていたのに、次第に「自分にはこの人しかいないんだ」と思い込むようになって、最後には「この人を失ったらひとりぼっちなんだ」と思いつめてしまえば良い
1757
「浮気されたらどうする?」と尋ねられた時の答え方に、2人の関係性が現れますよね。言った側は焦らせるつもりで口にしたのに言われた側はふっと唇だけで笑って。「浮気なんてできないでしょ?こんなに僕が好きなのに浮気できるんだ?」と余裕綽々な態度で、「…できないです」の一言をもぎとれば良い
1758
「浮気されたらどうする?」と尋ねられた瞬間に黙って。しばらくしてから「どうするもないし。されたらされたまでだから、別に」と顔を伏せたまま口にしたあと、「ねぇ、それって例え話だよね?」とかよわく震えて。「ごめんなさい、例え話です!趣味の悪い例え話でした!」と謝らせてしまう人が愛しい
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フランス発売の「同性愛嫌悪を知る事典」古今東西の同性愛についてまとめられ、日本のBL作品(やおい)にも言及されていて面白い一冊なんですけれど一箇所だけ、「(日本の女性同性愛作品は)HENTAIと呼ばれている」という明らかな間違いがあり、なんの文献に「変態」記述されてたんだと気になって仕方ない
1760
両思いだと分かりながらもなかなか一歩目を踏み出せない2人のもどかしさに、胸を掴まれます。夜道を歩いている時、相手が手を握ってこようと伸ばしたものの引っ込めたのが分かって。小さな声で「意気地なし」と責めてから自分から手を握って歩き出して、けれど隣の顔は見れないほど緊張していたら良い
1761
酔っ払いが酒に飲まれたために素直になって、酔ってない人を追い詰める姿に惹かれます。とけ落ちそうな目で相手を見つめて「ね」と腕を引っ張って。「今日は抱いてくれるの?」と平気で口にして、固まった相手を「ダメ?どんだけ待たせる気?意気地なしすぎ」といじめるだけいじめて、寝てしまえば良い
1762
「なに考えてるの?」と、意識がふわついている相手に尋ねる瞬間が愛おしいです。尋ねたのに答えが要領を得ないから、「やらしいこと考えてたんだ〜。えっち!」とからかってみたら、「やらしくはないけど、君のこと考えてたから…言うの恥ずかしくって」と言われてしまい、自分も恥ずかしくなれば良い
1763
「なにをされたいの?」という尋ね方には、艶めかしさがただよいますね。質問を理解すると同時にじわじわと赤くなっていく相手の唇を撫でて、耳に唇を当てて、「考えただけで赤くなっちゃうようなことをされたいの?君って案外、やらしいんだね」といじめて、さらなる良からぬ想像をさせてあげたら良い
1764
普段はツンケンしている人が、褒められると途端にほどけてしまう姿に胸を掴まれます。「よく頑張ったね」と言われるとすぐに「別に」と言うくせにいつものように怒ったりはしてこなくて。「ほらほら、もっといい子いい子させてよ」と抱きしめられて頭を撫でられると、黙って静かに赤くなっていけば良い
1765
頭を撫でるって、ありふれた愛情表現のようでいて隷属の立場をも表すことができる行為ですよね。もともとは警戒心が強く、頭を撫でられると身をよじっていた人が、次第に撫でられることに喜びを覚えて。今はなにかすると、褒めて褒めてと相手を潤んだ目で見つめて頭を差し出す、変化の過程が艶めかしい
1766
脱がせるという行為はフェティシズムと隣り合わせです。相手の身体の輪郭をなぞりながらゆっくりと片手でボタンを外して、あらわれてゆく肌に口づけを落としていって。我慢ができなくなった相手が「これ以上、焦らさないで。今すぐ全て取り払って」と訴えても、「ダメ」と優しく服をいじっていたら良い
1767
服を着せる姿には、色っぽさを覚えてしまいます。無防備にさらされている身体にかしずいて、自分の手で一枚一枚、覆い隠していって。気づけば、人前に立つ普段通りの姿になった相手を見ながらも、先ほどまで見ていた素肌が忘れられなくて。「あの姿を知ってるのは僕だけだ」と考えてウットリすれば良い
1768
恋人の顔が好きすぎてしまう、という弱味を抱えた人が可愛らしいです。喧嘩をして怒りを燃やしていても、相手が次第に目を潤ませて「ごめん。許して」と言ってきたならば、その涙が本物かどうかなんて考える余裕もなく、この美しい顔を歪ませたくないと強く思ってしまって、すぐさま許してしまえば良い
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恋人の顔が好きだから、よくよく見慣れているはずなのにふとした時に「本当に整った顔してる」と見惚れてしまう人が愛おしいです。あまりに夢中で見つめていたからすぐに視線に気付かれてしまって、「また熱い目で見てたんだね」と指摘されて、「君って本当にこの顔が好きだよね」とからかわれたら良い
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身長差が少ない恋人達に、夢を見てしまいます。相手を「もっと背高かったからもっと素敵だったのにね」なんてからかうけれど、気にされて「低く生まれてごめんね」と嫌味を言われたら「あ、拗ねたの?」と顔を見つめて頰にキスして。「身長差ないから、キス簡単にできるの最高」と笑ってなだめたら良い
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身長差が少ない恋人達がいて、片方ばかりが差がないことを気にしてしまっているのが可愛いです。「身長差なんて気にしてないよ」と笑われても、「でも、ないよりあった方が恋人っぽくない?」と笑い返すことができなくて、相手に内心「そんなちっちゃなとこ気にしちゃうの可愛い」と思われていたら良い
1772
年の差がある恋人たちの年上が、ふとした時に年上らしい余裕を見せる姿に惹かれます。年下の恋人が黙って暗い顔をしているから近寄って「どうした?」と尋ねるけれど、なにも答えてくれないので。優しく首筋を撫でながら「こういう時ぐらい、大人しく年上に甘えなよ」と優しく解きほぐしてあげたら良い
1773
年上が年下に拗ねる年の差カップルたちに惹かれます。年下が普段から「あなたってば本当に子供っぽいです」と笑ってきたり、「こんなに可愛いくせに年上なんて反則ですよ」と囁いてきたりするので、なんだか気になって。「どーせ子供っぽいよ」と、ますます可愛がられるようなことを言ってしまえば良い
1774
「自分の存在は相手を不幸にするだけだ」と思い込んでしまう人がいじらしいです。相手のことを想っているからこそ"普通の幸せ"を味わって欲しくて、"普通の幸せ"を自分は与えてあげることができないと思い悩んで、「君に幸せになってほしいんだ」と言うかわりに、「君なんて嫌いだ」と嘘をついたら良い
1775
自分に自信がないため未来を暗い方向にばかり想像してしまう人には、カラリと明るい人がいてほしいです。「僕と一緒にいても君は幸せになれない」と逃げられかけたら、「なんで分かるの?」と気にせず返して。「どうなるか経験しようよ。それぐらいの価値はないかな」とジワジワ追い込んでしまえば良い