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相手に「これをしなさい」と命令するサディストも良いですが、相手に「なにがしてほしいの?」と尋ねるサディストの狡猾さにそそられますね。優美に微笑みながらお願いごとを尋ねて、相手がしぼりだすように言ったお願いごとを弄ぶように反芻して「ふーん、聞いてあげてもいいよ」と呟く流れが艶かしい
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「いけない子だ」という響きには底知れぬ艶めかしさがありますよね。「いけない子」と言いながら言った側も余裕がなくて、服を乱雑に脱ぎ落としながら相手を押し倒して「何がしてほしいか言ってごらん?」と掠れた声で耳に囁き、言われた側はこの後への恐怖と期待で震えながら願いを口にしてほしいです
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口にされた場合、最も艶めかしく聞こえてしまう言葉は?
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片思いしている相手に「お前って本当の恋したことないんだろう」と冗談を言われて目眩がして、思わずこの恋心をぶちまけてやりたいと考えるのに結局作り笑いをして「そうだね。運命の相手なんてどこにいるんだろうね」なんて冗談にして後から1人で泣きたくなる、臆病で屈折した恋の姿を見つめたいです
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いつも相手にツンツンした態度をとる人といつも相手を甘やかす態度をとる人がいて、片思いと周囲には笑われているけれど、本当はツンツンしている側こそ相手にひそかな恋心を抱いていて甘やかしている側は相手をあくまで友人としか思っていない、近くですれ違うからこそ切なさが際立つ片思いが好きです
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朝の忙しい時間にいちゃつく2人の可愛らしさは例えようがないですね。身を起こしかけた相手を引っ張って「もう起きなきゃ」と言ってくる身体にひっついて「キスだけさせてよ」とねだって「キスだけじゃ終わらないくせに」と笑った唇にキスしてからその身体を組み敷いて「ほんとだね」と言えば良いです
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夜中の恋人達が眠る暇を削って甘い時間を過ごそうとする姿はロマンチックですね。「明日早いんだからもう寝ようよ」と優しい声にから返事をしてその首筋にキスを落として「だって君と過ごす時間は一分一秒も惜しいんだもの」と甘えて、その言葉が可愛かったから結局2人でだらだらしてしまえば良いです
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自分に自信がない人を言葉で態度で甘やかして依存させていく柔らかな束縛に惹かれます。毎日毎日「君は正しい」「優しいんだね」「一番可愛い」と甘い言葉を囁いて、もたれかかってくる身体を抱きとめて撫でて、「君がいないと生きていけない」と呟かれてひそかに笑っているような愛が仄暗くて好きです
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2人きりの時にだけ、可愛い可愛いと褒めて甘やかすのが好きですね。「なんでそういうこと言ってくるの」と恥ずかしげに言われるから「嫌?」と問うと「…嬉しいけど」と返ってくるので抱きしめて「君がこーんなに可愛いってこと誰にも気づかれないようにしなきゃ」とひっそり独占欲を見せたら素敵です
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相手の口の中をいたぶるという姿はエロティックですね。「口開けて」と命令しておずおず開いた口内に指を差し入れてぐずぐずと柔らかな粘膜を指先でもてあそんで、相手が潤んだ瞳を向けてきたら生暖かい唾液で光る指を抜き出して「口の中いじられたらぐらいでこうなっちゃんだ?」と尋ねてあげたら良い
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唇を触る人は甘えたがりの説がありますが、相手の唇を触る人はさらに甘えたがりの側面が強そうで愛しいですよね。別のことをしている相手にもたれかかって、その無防備な唇をふにといじって「ねぇ」と呟いたらキスをされて「したいならしたいって言ってください」と言われるのでとろけた顔で頷けば素敵
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美しいともてはやされる人が平凡な容姿の人を捕まえて「君はとても美しいね」と賞賛する場面が好きですね。どんなに褒めても相手は自分の容姿に自信がないので呆れたように笑って「もうそれは聞き飽きたよ」と本気で受け止めず、美しい側は唇をとがらせて「ほんとに美しいんだけどなぁ…」と呟けば良い
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美しいばかりに幼少期からちやほやもてはやされてきてしまったから、自分の美しさに惹かれる人間を軽蔑している屈折した美しい人が愛おしいです。初めて心から愛した人に「君は美しいね」と言われて「……そんなことない」と泣きたくなり「あなたの方がよっぽど美しい」と返してしまえば胸を掴まれます
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「愛してる」なんて普段は言えない恥ずかしがり屋の人が愛しいです。相手が眠りについていると思って、そっと髪を梳いて「愛してるよ」と勇気を出して言ってみたらパチリ目を開けられて逃げようとした手を捕まえられて「もう一回言ってよ」と言われるので、一瞬で羞恥が回って舌がもつれれば可愛いです
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「愛してる」と相手に言い慣れてる人と「愛してる」なんて口にしない人の恋人達は素敵ですね。「愛してるよ」と今日も言えば「はいはい」とかわされるのでムッとして「君は?愛してないの?」と言ってみると、じわじわ肌が赤くなって「……そんなわけないじゃん」と小さく呟かれるので満たされたら良い
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キスを繰り返しながら乱暴に服を脱いでいく姿には妖艶さがあります。扉を開けて2人きりになった瞬間唇を重ねて、重ねながら手は動かして相手を脱がせにかかって1枚1枚服を落としながらベッドへの道をたどって。事後に点々と床に散らばる服を拾い集めながら「余裕なさすぎたね」と笑い合えば素敵です
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服を脱がせる瞬間には色っぽい間があってほしいですね。いつも脱がされる側がその立場を不満に思って「今日は脱がさせて」と言ってみたものの、いざやろうとするとボタンを外すのすら緊張で手間取って、その姿を見下ろされながら「いい眺め」と楽しげに笑われて「黙って!」と怒ってしまえば可愛らしい
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本当は1人で生きるはずだったのに、相手が愛を教えてくれたから1人で生きれなくなってしまった人の寂しさが好きです。1人でいる時は相手のことばかり考えて、2人でいる時はぴったり寄り添って「君は僕がいないと生きていけないみたいだね」と笑われて「誰がそうしたの」と心中で呟くのが可愛いです
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幸せになれなくてもいいから相手とずっと一緒にいたいと願う、その我儘に惹かれてやみません。「君は僕といない方が幸せになれるんだ」と言って離れようとする相手の手を掴んで「あなたのいない人生そのものが不幸です」と返してにこりと笑い「2人で不幸になりましょう」と告げる愛の重苦しさが魅力的
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独占欲は強いのに内面は脆い人に惹かれます。相手は自分以外と一緒になるべきかもしれないその方が幸せになれるんじゃないかと内心思いつめているのに離れることは出来なくて、眠った相手のことをじっと見つめてその指に指を絡めて「手放せなくてごめんね」と呟いているような、歪みを抱えた愛は美しい
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片思いの時間が長かったから、付き合い始めても未だに自分ばかり相手を好きでいる錯覚をしている人が愛おしいですね。相手に手を繋がれた時、恋人同士ならば普通のことだと分かっているのに手に汗をかいて心臓がうるさくなって「こんなに緊張してるってバレたら嫌われちゃう」と思い込むのが可愛いです
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2月22日は猫の日です。猫といえば引っかき傷ですが、相手の肌に引っかき傷を残すのはフェティシズムを刺激される行為です。肌を重ねた時に一瞬の陶酔からその背中に爪痕を残してしまって、事後に相手が鏡を見ながら「マーキングされたみたいだ」と笑うから恥ずかしくて「悪趣味」と目を逸らせば良い
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2月22日は猫の日ですね。猫っぽいと呼ばれる警戒心の強かった人が、優しさに絆されて次第に相手に懐いていく姿には夢があります。普段は牙を向いているのにふとした時相手の膝に丸まって「たまには懐いてくれるんだね」と毛並みを梳かすように頭を撫でられて「別に…」と呟いているのが愛おしいです